昨日、気候変動運動家になる選択をするとしたら「カサンドラ」というギリシャ神話の女性の名前に改名するくらいの覚悟がないとだめだという趣旨のブログを書きました。ここ数週間と段々と自分の中で固まって来ていた考えですが、外に向けて表現したのは昨日のブログが初めてで、実は野の君にも言っていませんでした。それで今朝の散歩中野の君に「カサンドラ」と声に出して呼んでもらいました。
…な、ながい…
例えば気候変動の結果の干ばつの末、凄い山火事になったとしましょう。私は救助活動に当たっています。あ、火が近づいてきた!もうダメ!!!「Watch out, Cassandra! (危ない、カサンドラ!)」…
…時間がかかりすぎる。「カサンドラ」を発音している間に燃えてしまいそうです。
カサンドラという名前は、不吉な神話があるにも関わらず割と普通に女の子の名前です。カサンドラという名前を付けられた人は「キャシー」とか「サンディー」とか名前を短縮している人が多いようです。しかし、キャシーもサンディーもなんかしっくりこない。
そこで考えてみました。
数十年前、私の事を「キキ」と呼ぶ男性と付き合っていたことがありました。私にとってキキとはこのキャラです。
「キキララ」は子供時代の私にとっては完全にユニットでしたが、今ググったら「キキ」は左側の男の子だそうです。
当時はまだ「可愛い」という性格描写を強みと感じる若さがあったので(今は「可愛い」といわれるとバカにされている気がします)、ちょっと可愛らしい響きとイメージの「キキ」に改名しようかと考えました。『気』が上の名前『希』が下の名前です。これで日本の大学病院などに行ったとしましょう。「きさま~、きさま~、5番のお会計窓口まで…」…楽しいではありませんか!?
その延長線上で、「カサンドラ」を上の名前と下の名前に分けたらどうだろう、と考えました。色々分け方を考えてみました。「カサン」を苗字にした場合、日本ではその後ろに更に「さん」の敬称をつけることになるので、「カサンさん」…無駄です。では、カサンドラから「サン」を抜いてしまったらどうだろう、と考えました。
「カドラ」…ゴジラの妹の様ではありませか!?ゴジラは核実験の放射能を浴びて生まれた突然変異の怪物です。対する私は原爆の世代の孫、そして冷戦中の核兵器の脅威の時代の子供。丁度良いではありませんか!
「カドラ」を更に上と下の名前に分けたら、「ドラ(Dora)」は普通にアメリカの人気アニメの女の子キャラです。ピンチになるとポッケから未来の道具を取り出して救ってくれる「ドラえもん」のようでもあります。完璧です。苗字の「カ」は、一文字だと「蚊」を連想させるので辞めて、「可吾(かあ)」と読ませたら、どうでしょう。これに「さん」の敬称を付けたら「可吾さん(かあさん)」!素晴らしい!!母なる自然・母なる地球。これ以上ぴったりの名前はありません!
例えば私が講師として呼ばれたとしましょう。MCがこんな感じになります。「それでは今日の講師をご紹介します。可吾・ドラさんです。かあさんは、幼少期を香港で...云々。それでは、かあさんです。皆さん、拍手でお迎えください!」
シャワーを浴びながらそんなことを想像して、一人で大笑いしていました。
…失礼いたしました。
お疲れ様です。
愛称は、自然発生的なもの。
芸名と同様。
ならば、深い意味は必要なく、観て感じるものがいいと思います。
小川久男
仰る通り、改名を自己主張しても定着しないかも知れませんね。
「自然発生」ー適格です。
真希子