• 録音技術を学ぶ

    博士課程の最初の学期の必修「キャリア・スキルズ」の最初のプロジェクト、 「録音の仕方」の講義と実習が始まりました。 ヒューストンで一番大きく、世界で2番目に古い(営業70年目)、シュガー・ヒルズと言う録音スタジオの チーフ・録音技師に教わります。 「いかに聴衆の視点(聴点?)を正確に再現するか、と言う事を目指す基準に」と言われました。 しかし、昨日復習で録音器具とホールを借りて実験してみたところ、 マイクの置き場所、さらに色々なポジションに点在させたマイクのバランスで、 かなり色々な操作が出来る事が分かりました。 同じ演奏でも、これらの操作で凄く色鮮やかにも、重厚にも、とてもドライにも、ボタン一つで出来ます。 これだけ簡単に色々選択肢があると、「演奏を忠実に再現する」と言う作業はもはや倫理的!? とても興味深い実験でした。

  • 私が昨日のブログの調子でモンクを言っていた矢先、素晴らしい解決法が見つかりました。 学食で一番おいしいのは、「サブ」と呼ばれるサンドイッチです。 バゲットの様な形をしたふわふわのパン(全粒粉、白パンなどから選べる)に、 目の前で希望の物を中に詰めて行ってくれるのです。 肉(か、ツナサラダ、菜食でも良し)、チーズ(4、5種類から選ぶ)、そしてレタスの千切り、トマトの薄切り、玉ねぎの薄切り、ピーマンの輪切り、ピクルス、辛い小さなハラペーニョと呼ばれるピーマンと唐辛子の合いの子の様なもの酢漬け、など「野菜全部」と言えば、その通り詰めてくれます。そして、トーストとしてくれ、マヨネーズ、辛子、ドレッシング、何でも好きなものをかけてくれます。 これがバゲットの半分(6インチ=15センチ強)で3ドル40セントなのですが、なぜか倍の長さのバゲット全部1フット(約30,5センチ)になると5ドルでグンとお買い得!今日は友達と1フットを買って半分子にしました。物凄くお得!税込でも一人なんと2ドル75セント!素晴らしい! このブログは私の音楽修業の道に関する記事のはずですが、明日からまた本題に戻ります。 とりあえず、「腹が減っては戦は出来ぬ」と言う事で、あしからず。

  • 目下私が一番興味が在るのは、皆ランチをどうしているか、と言う事である。 ヒューストンは物価が安い、と聞いてきた。 在るサイトによると、ヒューストンの生活費全般は全米平均の12%下回っているそう。 が、その主な理由は住宅費が全米平均の26%下回っているからだそうで、 私の今の所の実感としては、外食、そして日常雑貨・食糧はニューヨークやLAとほぼトントン。 同じサイトによると「ヒューストンの住民は他のどの都市の住民より頻繁に外食する」そうで、 それが本当なら、どうやって生活費全般を全米平均の12%下回せられるのか、不思議。 (参考;日本語サイト―http://www.japanese-in-texas.com/houston.html) 私は今まで4年間ロサンジェルスのColburn Conservatory of Musicと言う学校で 学費も食費も、住む場所も全て提供してもらっていたので、 食事は気が向いた時に練習室から同じビルのカフェテリアに行けば、 いつでも幾らでも食べられる、と言う生活をしていた。 ヒューストンに来る前に2ヶ月間いたタングルウッド音楽祭もほぼ同じ状況である。 今は学校から生活費を支給され、とても安い下宿に身を寄せているが、 まだヒューストンでの生活が始まったばかりで副収入がどれ位期待できるのか全く予測が付かない状況。 お金を使う事に対し防御的になってしまう。 それなのに、キャンパスで買えるランチが結構高いのである! サンドイッチが5ドル~8ドル。 メインの肉・魚・と副菜2個付いたお皿が6ドル50から8ドル。 お寿司(出来あい―結構美味しい)が、5ドルから8ドル。 マフィン(しっかりとした生地のカップケーキの様なもの)2ドル。 ベーグル(とクリーム・チーズ)1ドル50. サラダ6ドルから8ドル。 そして消費税が意外と高く8.2%なのである! コンビニと言うのは、素晴らしい! コンビニがここに在ったらどんなに嬉しいか。。。 ジュリアード時代は私のお昼はもっぱらスープで在った。 一ドルでパンが付くので、朝を夜をしっかり食べればそれで大丈夫だったのである。 時には昼と夜両方このスープをやった。 7%の消費税を入れても、一食1ドル7セントで在る。 最後の頃はカフェテリアのスタッフが汁を少なく、具を多くよそってくれるようになったので、 結構満足した。 ヒューストンに越してからは頑張って簡単な弁当を持参したり、 ロッカーにカロリーメートの様な食事代用の栄養食品を常備したりしているけど、 時にはちゃんと食べたいのである! ジュリアードの時のたくましさがちょっと無く成ってしまったのだろうか? でも、昨日の夜は学期始めと言う事で、私のこれからのピアノの教授が、 自分の生徒14人を連れて、美味しいと評判の「スターバースト」と言うピザ屋さんに連れて行ってくれた。 全粒粉の生地で、ひき肉もチーズも野菜もたっぷり乗ったとても美味しいピザ! 大満足でした。 そしてここのピザは確かに安かった。 きっと私がまだ土地勘が薄くて安くて美味しい食生活の方法を知らないだけなのである。

  • 毎日新しい生活に適応するために色々楽しくチャレンジしているが、 練習室では、かえってその忙しさと対照するように、没頭して練習出来たりする。 そしてふと、タングルウッドで経験した事で、その時は何とも思わなかった事が 非常に深い所で共感・実感できたりする。 タングルウッドでのある歌のマスタークラスで、 もう90代のかつての草分けアメリカ人ソプラノ、フィリス・カーテンが 「良く『非常口に向けて発声しなさい』とか、 『客席の一番後部に向けて歌いなさい』とか言われますが、 私は『宇宙に向かって歌いなさい』と敢えて言います。 聴衆や、今自分が居るスペースを念頭に歌うと やはりどうしても『自分』と言う物を意識してしまいますが、 音楽をするという行為は自分を超えるべきだからです』と言った。 それが一昨日突然、練習中に蘇って来て、 同時に私の呼吸、身体を楽にし、音楽を自然に感じられるようにしてくれたのだ。 開眼!と、言う感じだった。 全く話が変わりますが、飲み会と言うのは親近感を増すものだなあ、と思います。 一昨日の夜遅くまで大量のアルコールを消費した次の日、 皆の挨拶がその前の日よりもずっと親しく成っていたのです。 私は普段余りそう言う会に出ないのですが、そう言う親睦会の大切さが身にしみました。

  • 毎日片づける用事のリストをキチンと作って、練習したり、宿題をしたり、ジムで運動しながら清く正しく精進をするつもりが。。。昨日の夜、博士号を一緒に始めたチェロの女の子の誕生日で夕食会に呼ばれたら、その後2次会で久しぶりにとっても飲んでしまった。夕食はいかにもヒューストンらしくメキシコ料理で、とても美味しくマルガリータと一緒に頂いたのだが、その後行ったバーで、次々と「皆で一緒に一気飲み」と言うのが行われ、つられて飲んでしまった。まず、アイリッシュ・カーボンブ(!?―名称はちょっと不確か)。これは濃い黒ビールが半分注がれたグラスに、ベイリーズ・アイリッシュ・クリームと言う甘い、乳性のお酒が入ったショット・グラスを落とし、次の瞬間に一気飲みする、と言う物。不思議な事にチョコレート・ミルクの味がするのです。簡単に飲めてしまいます。怖い。それから、ランポ―(再び、名称はちょっと不確か)と言う甘~い、ミントの味のする強~いお酒。これもショット・グラスで皆で同時に一気飲み。このお酒は甘くてべとべとしているけれど、かなり強くて、飲み干した後に食道をゆっくりと熱い物が下って行くのが感じられます。 たまに酔っぱらうと、とっても楽しい。私は普段は特に初対面の人とは控えめになってしまうのですが(本当なのです!私を良く知っている人は信じないでしょうけれど)、お酒を飲むと、皆無礼講で、こう言う学校の始めにはとても良いなあ、と思った。「とっても大学生活だなあ~」とも思った。 あんなに飲んで、午前様をしたけれど、今日は快適にすっきり朝の7時に健康的にお腹が空いて眼が覚めました。