コロナ日記57：事起こせ主義！

• この日曜日までに45州がなんらかの規制緩和を開始する予定。
  • アンケート調査では68％の国民が早すぎる規制緩和に懸念
• LA区域が規制緩和のステージ①を今日から開始。外出禁止令はそのまま。でも必要不可欠以外のビジネスも、以下のビジネスに限って再開許可。
  • 本屋・アパレル・花屋・ミュージックストア・スポーツ用品店・おもちゃ屋・車ディーラー
  • 公園、ハイキングトレール・ゴルフ場
• ロサンジェルスの失業率は24％

大抵の人は、すでにあるシステムの中でどうやって生きていくかを身に着けるのだと思う。私はそういう人たちに面白がられたり、面倒くさがられたりすることがある。面倒くさがられたら私だって悲しい。でも、決めた。私は事なかれ主義の反対、事起こせ主義者なんだ。皆が皆事起こせ主義だったら収集が付かなくなると思うけれど、ここはDiversity and Inclusion。皆それぞれの立ち位置で精一杯やってくれ。　私は嫌われる勇気をもって、我が道を行き、とことん事を起こして見せます。事なかれ主義者の牽制にはもう耳を貸さない。

私がすでにあるシステムをいつも疑問視する人間になったのは、持って生まれた性格も多少はあるかも知れないが、外的要因も多かったと思う。

1. 日本で生まれたが1歳半で父の転勤に伴い香港に移住。広東語と英語と日本語のちゃんぽんで話すようになり、それもあってピアノに魅かれたと思う。
2. 6歳半ー1年生の2学期から私の入学した公立学校では珍しかった「帰国子女」「転入生」となる。
3. しかも幼少時から飛びぬけて背が高かったのが、帰国後さらに目立つ要素になる。
4. ピアノという楽器の性質上、一人で「独創性」を追求する時間が非常に長かった。

頭でっかちの耳年増で、しかもどの同級生より常に頭一つ分背が高かった。私だってできれば可愛くなりたかったが、そんな条件でリーダー格の位置づけに甘んじたところもあったと思う。ま、そんなわけで、半分は自己責任、半分は運命なのです。

思うに『事起こせ主義者』には二つのタイプがあって、「自分は事なかれ主義ですよ～」という顔をして、あまり大きなことを言わないけれど、皆と仲良くしながら何となく自分のペースに巻き込んでいって気が付いたら．．．というツワモノ（野の君はこっち）と、私の様に「許せ！我は事起こせ主義者なり！」と宣言して、周りが土埃にむせるのをちょっと気にしながらドドド…と猪のように猛進するタイプ。前者の方がカッコよいし、波風も立てないし、周りからも不振に思われないけれど、私が今からそういうクールマンに成れるかと言われると、多分慣れない。

ということで、許せ！我は事起こせ主義者なり！！ドドドド…

今日も「味わう音楽」の新エピソードをアップロードしました。

今日嬉しかったこと。

リトル東京の小事業支援をしていて、私もお世話になっているMLが、深夜2時に「自分がしている仕事が実際にどれくらい誰の役にたっているのか不安で眠れない」というSNS発信をしているのをたまたま今朝読んでしまった。彼女は本当に寝る間も惜しんで助成金ゲットなどに走り回ってくれている。感謝の言葉と「いつでも愚痴を聞きます。ちゃんと寝れるように私ができるお手伝いは何でもする」とメールを書いたら、しばらくチャットで色々打ち明けてくれた。チャットでもこんなに心が通じるんだと嬉し涙が出てきた。

野の君と二人で作ったおそうめんとチキンのホイル焼きが絶品だった。

いつもは一人で走るコースを今朝は野の君と歩いた。そして野の君は多分生まれて初めて私と一緒に瞑想した。野の君は瞑想なんて必要ないくらい肝が据わっていると思っていたけれど、「なんか落ち着くね～」と意外と気に入ったようで嬉しかった。瞑想の脳神経科学的効果を一生懸命説明した。

私が尊敬する先輩からとても洞察に満ち、思慮深いお便りを頂いた。それも嬉しいのだけれど私のブログを深く汲んで、しかも沢山読んでくださっていて、そしてくださった手紙の宛名が「Revolutionist, Dr. Pianist Makiko-san」となっていた。今これを自分でタイプして顔が満面の笑みで痛い．．．（Mさん、ありがとうございます！）