演奏道中記5.16:マウイ島より

演奏会の後は実際に体重も減る疲労と、頭の芯の興奮状態のコンビで、寝つきは早いのですが、眠りが浅く、いつも真夜中に目が覚めます。溜まっていたメールや、やらなければ締め切りを過ぎる!と内心焦燥感を感じていた芸術助成金の申請書作成などを、ガ~~~っと勢いに任せて全てやっつけたら正午。その後2時間、完全心身疲労のゾンビ状態で荷造りと戸締りを済ませ、ハワイのマウイ島に向けて出発。飛行場への道中から病気のひよこの様に目が開けていられません。飛行機に乗り込んだ直後から爆睡で離陸も覚えていません。が、目が覚めたら窓の外が凄い事に。

マウイ島の空港で野の君と合流。やっと安心。迎えに来てくれた友人のお宅でバタンキュー。

翌朝土曜日は9時から11時まで、お友達のお父さまが住職をしているラハイナ浄土院で野の君が有志高校生の為のAIとプログラミングのワークショップ。
「マウイの高校生が島の外での将来や、グローバルな人生展開へと視野が広がるように」というマウイの友人の想いが込められたワークショップでしたが、実際は高校生が野の君の教えに結構スイスイついていくのに比べ、私と友人(日本文化専門家・仏教のお坊さん)はなんか全然ついて行けなくて「いや~、若い人は凄いね~」という感じ。

その後お寺の裏庭に直面している海岸で昼寝をしたり、ばちゃばちゃ泳いだり。

午後に、ラハイナ浄土院、潮音山阿弥陀寺の住職を60年以上お務めされている友人のお父さまに色々お話しを伺いました。1912(大正元)年に創立されたお寺は、第二次世界大戦の4年間以外はずっとその活動を続けて来たそうです。

2 thoughts on “演奏道中記5.16:マウイ島より”

  1. お疲れ様です。

    演奏会の成功は、画竜点睛、なによりも目出度いことです。
    迂闊にも、本日、成功と旅立つを拝読しました。
    年年歳歳、演奏に磨きがかかり、音色に彩が増すものと思われます。
    そして、多くのかたの心に生きがいが創造されるといいですね。

    小川久男

  2. Pingback: 美笑日記8.14:一期一会の現実 - "Dr. Pianist" 平田真希子 DMA

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