ジェーン・エアを読み終えて

音楽でチームビルディングとリーダーシップ」をシアトルで終えて深夜近く帰って来た翌日は、ちょっとだけ疲れ気味。それでも「規則正しい生活」を何とか目指して、6時半に起床。野の君と一緒に「ジョギング」と称して5分くらい走っった後、旅の途中のハプニングなどの話題で盛り上がりながらぶらぶら30分ほど散歩。まあ、朝日を浴びて少しだけ運動になったかな。明朝9:22分発の飛行機でヒューストンに行くまでの、出張と出張の間の中日。

野の君出勤の後は、取り合えず早急なメールと昨日のワークショップの一人反省会とブログだけ片付ける。後は洗濯をしながらジェーン・エアを読みふける。ベッドで、ソファで、庭で…場所を変えながら、そして果物やナッツやポップコーンを色々口にほおりこみながら、至福の一日。面白くて面白くて、早く次のページが読みたいのだけれど、旅疲れもあって、睡魔に何度も襲われる。読みながらとろとろ寝て、起きてまた読み進む。時々自分が読んでいるのか、夢を見ているのか分からなくなる瞬間がある。夢の中でもジェーンエアを読み進めていて、(え、まさかこんな展開が…!?)と思ってパッと目が覚めると、どこまでが本当のジェーンエアで、どこまでが私の夢の中のジェーンエアか分からなくなってる。授業中の居眠りでも、こういうのあったな~。

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ジェーンエアは美人ではない。でも独立した思考を持つことが出来る。

ジェーン・エアを通じて垣間見える1847年の日常生活・会話・文体・世界観の全てに興味が在る。1847年にはショパンもリストもシューマンもブラームスも…要するにピアノ曲の主要な作曲家のほとんどがこの時期に生きていた。私が特に興味を持ったのは、その時間の感覚。19世紀の一日は長く、世界は狭く、刺激が少ない。食事も会話も探求心も満たすために、労働と時間と積極性を要する。その中で、宗教とか、音楽とか、暖かい食事が、どれだけの感動を呼び起こしたか?嫉妬さえ感じる。タイムマシーンでこの時代に帰って、一年間この禁欲状態を経験した後で、ショパンを、ブラームスを聞いてみたい。教会のステンドグラスに見とれてみたい。凍えるような隙間風が吹き込む家の中の暖炉の前で暖かいスープを飲んでみたい。

ジェーンエアを読み終わったのは夕方。気が付いたら窓の外はピンク色の夕焼け。そう言えば明日の夜はヒューストンで演奏!慌てて練習を始める。

2 thoughts on “ジェーン・エアを読み終えて”

  1. お疲れ様です。
    ジェーン・エアに傾倒ですね。
    長編小説を一気呵成に読む集中力はピアノからの贈り物かも知れません。

    文章が小気味よく流れて行間は生き生きしています。
    羨ましいです。

    小川久男

    1. 一つの別世界にすっかりはまりこみました!
      読み終わってちょっと寂しい気持ちさえします。

      コメント、いつも大変励まされます。ありがとうございます。
      真希子

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