私自身、こんなに時間がかかると思っていなかったのです。でもポスト・プロダクションは私の関与せぬところで色々な人が色々な思惑と都合とスケジュールを持ってやっています。音源編集者や画像編集者などが違うタイミングで夏休みを取ったりもします。そうして二か月後。来週末にやっと完成品が公開に成ります。(このご案内の英訳はこちらでご覧いただけます。)
トーマス・マン・ハウス…今となってはもう思い出です。しかしその時収録した作曲家トッホのお孫さんで文筆家のローレンス・ウェシュラ―氏とは共同プロジェクトの話しがいくつか同時進行で進められているのです。縁という物も、時間とかタイミングとかいう物も、本当に不思議だなあ、とつくづく思います。
まずは予告編をご覧ください。
来週末7日(土)と8日(日)に第一部と第二部に分けてYouTube公開イベントが在ります。
- 日時: Part I 8月7日(土); Part II 8月8日(日), 両日共 11AM 米西海岸時刻(日本時間では翌日の午前3時…御免なさい!)
- 主催者: Kaleidoscope Chamber Orchestra とThomas Mann House
- 視聴して頂けるURL:
- Part I (https://youtu.be/a_zgeE36TKQ),
- Part II (https://youtu.be/Suduk4HgNgA)
- 演目:
- Part I, 8月7日(土), 11AM 米西海岸時刻
- Alma Mahler – 4 Lieder
- Dale Trumbore – What Only Poetry Can Do (ソプラノ歌手のLivと私のピアノ)
- Arnold Schoenberg – Sechs Kleine Klavierstücke, op. 19
- Hanns Eisler – Hollywooder Liederbuch
- Part II, 8月8日(日), 11AM 米西海岸時刻
- Arnold Schoenberg – Das Buch der hängenden Gärten, op. 15
- Reena Esmail – Rang de Basant (ピアノ独奏:平田真希子)
- Ernst Toch – Profiles (ピアノ独奏:平田真希子)
- Sarah Gibson – Arson (ソプラノ歌手のLivと私のピアノ)
- Part I, 8月7日(土), 11AM 米西海岸時刻
- 演奏の長さ:演奏後のインタビューも含め、約90分
- 演奏者:
- Liv Redpath – soprano
- Abigail Nims – mezzo soprano
- John Brancy – baritone
- David Kaplan – piano
- Makiko Hirata – piano
- Victoria Kirsch – piano
- 入場料/視聴料: 無料
- 主催者に寄付をご希望の方はこちらからお願いします。
お疲れ様です。
プロのなせる技が随所にありました。
声楽は、ピアノが寄り添うことで魅力が増していました。
上質な音の響きにが寛ぎを呼びました。
小川久男
予告編、お楽しみ頂けたようで何よりです。
公開後の動画もお楽しみに!
真希子