水曜日の朝5時に家を出て、木曜日の夜11時過ぎに帰って来る、実質41時間のシアトルへの旅を振り返ります。
去年の7月にUS-Japan リーダーシッププログラムでシアトルに一週間滞在して以来、シアトル行きは5回目です。今回も「音楽でチームビルディングとリーダーシップ!」ワークショップをさせて頂くことを主な目的として行きました。
お昼前に空港に到着。紅葉が始まって美しいUniversity of Washingtonのキャンパスに直行。DxArtsと言うデジタル技術と芸術を総合させる研究所のThomas Deuel助教授にお会いして来ました。ジャズトランペット奏者、作曲家、音響彫刻芸術家...色々クリエーティブな活動もされていますが、プリンストンとハーヴァードで脳神経科学をお勉強なさった研究医でもあられます。この方のEncephalophoneと言う機械を見せて頂きました。脳から発信される電極を読み取り音に変換する楽器です。全身不随の方でも音楽演奏が楽しめるようにと、開発されました。
色々な分野に同志が増えていくことには本当に勇気づけられます。
夜はシアトルでの新しいお友達のお家にご招待いただきました。音楽愛好家や音楽進路希望者の方々がお集まりくださり、軽食を囲んで音楽談義をした後、演奏を少しだけご披露させて頂きました。シアトルにも音楽友情の輪が広がっていき、嬉しい限りです。
翌朝はメールや執筆などの作業。Airbnbのアットホームな居間で作業が捗ります。コーヒーのおもてなしが寝不足の頭にありがたいです。外は霧雨。シアトルはサンフランシスコに負けないくらい坂が多いのですが、お蔭で景色がきれいです。
午後はワークショップです。クライエントのプライヴァシーもあり、あまり詳細が公開できないのが残念ですが、活発な意見交換と参加者のクリエイティブな反応に笑いと感動がいっぱいの実に濃い3時間でした。
4時にワークショップが終わり、そのまま空港に直行して7時の飛行機。帰宅は11時過ぎ。就寝は12時。バタンキュー。