洒脱日記132:成功は自信の基。

ライブ配信は、生演奏とは全く別物!同じピアノ演奏で、やっていることは同じはずなのです。しかし実際は全く違う意識で、戸惑うことも多々あり。例えば色々気が散ってしまう要素が違います。お客様が何人観てくださっているのか。増えてきているのか、減ってきているのか...減っているとしたらなぜなのか。チャットボックスに新着コメントがあるか?あったらすぐ返事をするべき内容か、待つべきか?話すべきか、弾くべきか?更に私は今英語と日本語と両方でトークをしているので、チャンと2か国語で同じ内容を喋る事を忘れないようにするのにも気を使ったりします。

昨日(7月26日(日))は、Groupmuse主催でライブ配信。まず最初にズームでお客様とご対面。ずっと私のライブ配信をフォローして来てくださった方々も沢山ご参加くださいました。YouTubeだとチャットボックスのコメントだけなので、Zoomで久しぶりにご対面。私にとっては凄く嬉しい瞬間でした。特に嬉しかったのは、4歳の時以来会っていなかったけれど、ピアノの練習を一生懸命やっていて、私のウィークエンドライブ!を毎週観てくれて子の顔が見れたこと。8歳になっていました!もうしっかり「少女」です。日本からも明鏡止水のMさんや、幼馴染のIちゃんが参加してくれました!他に、私が初対面の方々も沢山ご参加くださいました。ご高齢者が多く、やはり社交ができない現状の中でこういう会を楽しみにしていらっしゃる方は多い様です。お友達と誘い合わせて登録してくださった方々の中には再会を喜んで涙ぐむのではないかと言うほどの喜びようの方々もいらして...感激!...感謝!

最近、らしくもなく緊張してしまう理由。その一つにはお客様との共感度が薄い、というのも在ったのかも知れないな、と思います。生の演奏中はお客様の気合いとか、息遣いというのは手に取るように分かるものです。それに励まされたり、インスピレーションを頂いたり...そして意思疎通をしようと思う相手がはっきりといると、表現のしやすい。そういう意味でも、演奏前のZoomは嬉しかった。お客様がなぜ集まってくださっているのか、この音楽会が彼らの人生の中でどういう意味合いを持っているのか、垣間見ることができたからです。

そういう心遣いはあるものの、Groupmuseでも、演奏はZoomではなく、YouTubeで行います。(YouTubeの方が音質が良いんです。)でも、Emceeがコメントの管理をしてくれているので、私は演奏に集中すれば良い。これは助かります。一曲一曲に対する反応が見えず聞こえず弾き進むのはやはり気づまりです。いつも練習している居間で慣れ親しんだピアノで弾いているのに、息も心拍数も少しずつあがり、入れ込み度合いが全く違います。ある程度の緊張は、練習ではあり得ない本番の魔法を音楽にかけてくれます。でもこの度合いが味噌。緊張しすぎると、アドレナリンが体を震わしたり手を冷たくして悪影響が出てます。ライブ配信でもアドレナリンが出る...本当に体と心って不思議です。

こういうチャレンジを見込んで、今回は初心に戻って、自分の十八番を兎に角丁寧に弾くことに徹しました。お蔭様で無事に弾き終えただけでなく、一曲一曲進むごとに、段々と自分の音楽を取り戻して、最後には完全に主体性を持って本当に本望の演奏で弾き終えることができました。解説は今回は英語のみですが、下でご覧いただけます。

音楽人生、世界が大きく変動する中でも、一歩一歩、歩んでいけている。皆さんのご支援に感謝しています。

ユーチューバーは中々大変。水曜~月曜で儲かったのは約5ドル(515円)ほどです。これから頑張るぞ!

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