• 「涙がボロボロ出てくるの。私は今までちゃんと泣けてなかったのかなあ、と思うくらい。 兄と父が他界したばかりで、義母の介護も色々在って、 そんな時庭の草むしりしてたらマキコさんの練習が聞こえてきて、泣けて、泣けて。。。」 近所の方から今日聞かせて頂いた、去年の話である。 私の方で泣きそうになってしまった。 音楽で成功する、と言うのは、実はこういうことなんじゃないだろうか。 年収や、拍手の音量や長さや、演奏会の数や、ティケットの売り行きや。。。 そういう数えられる物で成功を計ろうとして、何の意味があるだろう。 私は、何の意図も無く、ただ無念に練習していただけなのだけれど、 その音楽がたまたま誰かに深く感じ取ってもらえた。 そうして、このまま音楽人生を進んでいれば、 自分が知らない時、意図せずにこういう風にまた、 誰かに一瞬の息抜きを提供できるかもしれない。 私は新たに指針を見つけた気持ちである。 感謝。

  • ”Wow – So great to see you! You look GREAT!! Did you loose some weight? (わあ、会えて感激!なんか素晴らしいルックスじゃない!減量でもした?) ”That was WONDERFUL. You are awesome. You play so beautifully" (今の、素晴らしかった。本当にあんぐりしちゃう。君は本当に美しい演奏するね) ”You are so strong. I know you will work out everything in the end. I have faith in your strength。”(あなたは本当に強い人間。 全部、最後には解決し得る強い意思を持っているの、知っているから。私はあなたの強さを信じているから) こういうのは、英語では常套句である。そういうのをアメリカでは、いつもちょっと白々しくて、本心が見えにくいだけに何だか(さびしい)と思う時もある私だが、それになれてしまった部分が大きいようだ。日本に来て、なんだか期待している褒め言葉が無いと、自分に物凄い落ち度があった様な気持ちになってしまう。特に、3番目にあげた例のような、励ましを含んだ褒め言葉と言うのは、私自身が人によく使うため、期待している自分が居ることに気がつく。 私はもう、そういう風に言葉で全面的に周りに居る人間を褒めまくることを友情から来る一種の「支援」と思っている傾向がある。ところが、日本に来て、周りにそういう常套句で接しても、同じ様な「支援」が帰ってこない。私は何だか反省してしまう。やはり文化が違うのだろうか。私はこんなに日本人離れしてしまったんだろうか。確かに、無責任な励ましに聞こえるかも知れない。手放しの賛美と言うのは、双方でやら無いと、やった方だけ無防備に、ちょっと馬鹿になった感じがする。 逆カルチャーショックのようだ。 う~ん、私は褒めるのも、褒められるのも、スキ。  私はそういう点では、アメリカの方が好き。

  • 日本はやっぱり良いですね。 深い緑が、さらに雨にぬれて、お抹茶のような素晴らしい色を出して、心を落ち着けてくれます。 そして、ご飯がおいしい! 家族が色々、ぶりの白子や、おいしいひじきの煮つけ、アジの南蛮漬け、 小松菜の煮浸し、豚汁、いわしのフライ、そしてキャベツの千切り。。。 毎年ですが、すごいお夕食で私を迎えてくれました。 テーブルにおかずが乗り切らないほどです。 日本に着いて、気がついたこと。 電車のつり革広告が半減。 ニュースが地震、そして東北地方や地震、そして原発の話題で70パーセント。 そして夜中、私は時差をものともせずに眠りましたが、 二回、小さな地震で目が覚めました。 今日は14日のすかピアと言うイベントに向けての初あわせ! がんばります。 イベントの詳細はこちら。 http://www.terachiyo.com/sukapia.htm 横須賀のベイサイドポケット中心に開かれるこのイベントは 14日(土)の午後と夜*3時開演、10時終了!?)を通じて計6人のピアニストがそれぞれソロやお互いとの合奏で ピアノ音楽を繰り広げる、と言う企画です。 一度ティケットをご購入いただければ、出入りは自由で、 近所の飲食店などでの割り引きなどの特典もあり、とってもお得! 私はリストのソナタ(16時45分ごろ)と、 この会主催の宮川久美さんとのバーバーの「お土産」(19時25分ころ)、 そしてラプソディー・イン・ブルーを宮川久美さんと20時20分ごろ演奏直後、 5人のピアニスト、2台のピアノ用編曲された エルガーの「威風堂々」(卒業式に良く使われる、あの曲です)を弾いて、 会の終わり! 楽しそうなイベントで、参加するのが嬉しいです。

  • 東日本大震災から、早いものでもう一ヵ月半が経ちました 。9月からライス大学で音楽・博士課程の勉強をするため に越してきたヒューストンでも、私ともう一人博士課程の 日本人のクラリネット奏者でもチャリティーコンサートを 企画・実行し、大学と地域の多大な協賛を得て、一万ドル 以上の義捐金を日本赤十字に送ることができました。おか げさまで今年11年目になる私の日本での演奏活動も一時 は見合わせようかと懸念しましたが、収益金の一部を義捐 金とする、と言うことで実行することにいたしました。 今年のプログラムはゴールドベルグ変奏曲と、リストのロ 短調ソナタ、と言う二つのピアノ大曲を並べたものです。 ゴールドベルグ変奏曲を弾くことは私の長年の夢でした。 また、並べたリストのソナタは、リストが今年生誕200 年と言うことだけでなく、ピアノのダヴィンチ、と呼びた い様な実に多足のわらじを履いた音楽家の、最高傑作です。博士課程勉強一年目にて、強い意気込みを感じて企画した このプログラムを一人でも多くの人と分かち合いたく、ご 案内しています。横浜か、墨田区の近辺でご興味がおあり になりそうなお知り合いがありましたらば、このイベントにお誘いいただけませんでしょうか? みなとみらい小ホールで5月22日(日)、そして墨田区 トリフォニーで5月28日(土)、どちらも1時開場、一 時半開演です。入場料は一般が3000円、高校生以下が 2000円です。この他の私の日本での演奏活動も下の URLから、私のHPでごらんいただけます。 http://makikony.cool.ne.jp /

  • ロサンジェルスの日本語テレビ放送Ntb(Newfield Television Broadcasting)で私が担当しているミニ・シリーズ「ピアノの時間」のエピソード8が放映されました。 このエピソードからは、先月ロサンジェルスでのチャリティーコンサートに参加するために行った際、スタジオでまとめ撮りしたものです。今までは、一人で学校の練習室で、機材も学校から借りてやっていました。カメラ操作もマイクのことも良くわからなくて、めくらめっぽうでやっていたので、音質が悪かったり、画面が暗かったりして、放送できなくて没になったものもたくさんありました。それに、一人で部屋にこもってカメラに向かってしゃべる、というのはとても変な物です。 でも、このエピソードからは、Ntbのスタッフの方と一緒に笑いながら楽しく撮ったものです。音質もとても良いですし、私の笑顔も本物です。ちゃんとドレスも着ています。 次のURLの11分目から15分30秒までが私の「ピアノの時間」です。今回のテーマは「歴史を反映する音楽」で、ショパンの革命のエチュードを弾いています。 http://www.soto-ntb.com/program/2011-05-01/