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昨日は怒涛のように忙しかった。 朝7時起床。 洗面と朝食とお昼のお弁当の準備を超特急で行う。 朝食は定番。 ヨーグルトにバナナ半分とブルーベリー一掴み、 黒ゴマ黄な粉大匙一杯と麻の実大匙一杯、最後にプルーン2個。 これに粉上青汁を大匙一杯溶かしてライム半分を搾った水をコップ一杯飲んで、 お茶を一杯飲んで終わり。 麻の実は菜食主義の先輩に教えてもらった。 植物性たんぱく質が多く取れる食材。 プチプチして面白い食感。気に入っている。 これを用意したらば、食べながら昼食のお弁当の用意をする。 発芽全粒紛のパンに ヤギのチーズを挟んだサンドウィッチと詰めて ピーナッツバターをはさんだサンドウィッチ。 そしてパプリカを洗って、オレンジをごろんと袋に入れて、おしまい。 簡単、かつ健康! 朝8時までに登校しないと、自分の好きなピアノの入っている練習室で練習が出来ない! 8時までに練習室入りするためには7時半に家を出なければいけない。 くるくる 練習室は無事ゲット! コンピューターでメールチェックと行った後、練習。 10時に図書館で論文アドヴァイザーと面接。 今週末は結構書いたので、15ページ目に到達! それでも、本当はもう少し書いて見せるつもりだったので 「毎日書くのは不可能でした。やはり色々忙しくって…」 と弁解すると 「早いほうよ!」 と励まされて、救われる。 一時間で面会終わり。 物凄く色々指摘をもらったので、忘れないうちに論文手直し、一時間。 お腹はすでにグーグー鳴っているのだが、取りあえず無視! それどころではない! 12時からヨーガ! ヨーガは凄い! ルームメートが風邪引き気味で日曜日の夜は私もやばかったのだが、 月曜日のヨーガのあとはすっきり! 欠かせない。 病み付き。 もうお腹はあきらめて、グーグー元気さえ無くなってしまった様だが、 もう少し無視! ヨーガが終わったら、Lone Star College(最近教え始めた短大)に直行。 ジムから駐車場まで徒歩役10分。 歩きながら用意した『お弁当』を食べる。 まず、洗ったパプリカマルかじり。 …なんて甘いんだ!…なんて美味いんだ!感動。 そしてサンドウィッチ。 車について、急いでオレンジの皮剝いて、オレンジも一個丸ごと完食。 そしてその後、間違えて入れてしまった、 何も挟んでいない発芽全粒紛パンを食べると! なんと、オレンジの皮を剝いた手の香りがパンに移って まるで上質マーマレードが付いたパンを食べているよう! 美味!…
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いかに効率よく練習ができるか。 いかに体の負担を少なくして、効果的に難所を弾きこなせるか。 演奏者の永遠の課題である。 ヨーガの影響もあるのだが、私は最近 いかに体の中心から弾くか、と言う事を意識して練習している。 例えば、単なるスケールやアルペッジオでも 指先だけに集中してパラパラと弾くよりも 軸を手首よりも、肘よりも、肩よりも奥に、 背中にイメージするのである。 背中から鍵盤に向かって半円を描くイメージで 鍵盤を上下する。 その時に体の軸をしっかりとするため、重心を下げるべく丹田も意識する。 そうすると、不思議なことに熱くなってくるのである。 ポカポカ。 何故だろう。 指揮者や良く、汗をかく。 管楽器奏者も良く汗をかく。 最近、我が心の友、Mさん(クラリネット奏者)とのCD録音のため 何時間もリハーサルや録音作業をしたが、 彼女の鼻の頭が汗の玉で光っているのに 私は全然。 まあ、普通ピアニストは座っていることもあるのか、他の奏者より発汗は少ないのだが、 補佐役で大活躍をしたMさんのBFに 「マキコはきっとうまいから汗をかかないんだね(=⌒▽⌒=)」 とおだてられたが、 実はその反対だったのかも… 最近では練習室の体感温度が練習の効率のバロメーターである。
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これは本当に一週間ぐらいで急遽まとまった話しなのですが... ヒューストンの北部に巨大なキャンパスを5つも持つ Lone Star Collegeと言うコミュニティーカレッジで非常勤として教えることになりました。 課目は非・音楽専攻学生のためのMusic Fundamentals. 音楽の基礎知識(楽譜の読み方、鍵盤・音階・和声進行の基礎知識、簡単な聴音)のクラスです。 コミュニティーカレッジと言うのは公立の2年制大学です。 公共資金(税金、寄付など)で経営され、地域出身の学生を対象としています。 ここから4年制の大学に転校することが出来るシステムに成っていますが、 職業訓練校、正規の大学に入る前の補習が必要な学生のための学校など、 その他に色々な役割をも、果たします。 正直に言って、始めにお話しを頂いた時には躊躇しました。 火曜日、木曜日と週二日、3時10分から4時50分までのクラスです。 家から片道40分の通勤。帰りは渋滞が予測されます。 頂くお給料は、通勤時間と準備時間を計算して時間で割ると、 最低賃金を切りそう... そして、コミュニティーカレッジと言うのは私が今まで縁の無かった世界です。 ライス大学の博士課程の学生の多くがそこで教えますが、 彼らの話しのいくつかから、私が偏見を持っていたことを否めません。 「母親から『息子が牢屋に入ってしまった。 すぐ出られると思うし、絶対単位を取らせたい。お願いだから欠席を見逃してくれ』 とメールが来た」とか 「生徒の多くがフル・タイムで働いている。すでに子供が居る生徒もいる。 皆単位が欲しいだけで、授業には興味が無い。疲労困憊して座っているだけ」など。 このお話しを受ける決意をしたのも、かなり自己中な考え方でした。 これから就活をするに当たって、少しでも経験が多いほうが良い。 Lone Starはヒューストンでは非常に大きな存在。 地域のラジオ番組のスポンサーをやったり、大きな演奏会場を持っていたり、 キャンパスも非常に立派で(何故そんなにお金があるんだ!?)と いつも疑問で、(コネが出来たら、ホールの使用など、特典があるかも!)とか。 昨日は初めての授業でした。 結論から言うと、私は傲慢な偏見に満ちた大ばか者でした。 私はこの仕事を受けて、本当に良かった。 巨大なシステム化された大学だけあって、 確かに、生徒の人種、体型、国籍、年齢などは、 私が行った教育機関に比べるとずっと多様です。 (下層階級のほうが肥満が多い、と言うのはすでに立証されている事実です。 これは食育が行き届いていないことの他に、文化的なもの、 そして経済困難に在る人が安い物(=加工食品)を食べると結果肥満になる、など 理由が複雑なようです) 英語が不自由な移民の生徒も、居ます。 しかし、人はやっぱり人でした。 なんでこんな基本的なことを私は忘れていたのだろう。 音楽を通じて、言葉を超えたコミュニケーションを目指している、 私のような音楽家こそが、そう言う偏見を超越していなければ行けないはずなのに。 私が、取りあえず授業の最初に自己紹介のつもりで教室にあるアップライトを弾くと、 わざわざ移動して、私の周りに集まってきて、 「何でそんなに指が動くの!?」 「今のは何!?ショパン?」 と、私が忘れていたような、本当に新鮮な、素直な反応をしてくれました。 そして、私が自分の「Poco Piano」を宿題にする話しをすると…
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今週末は、結構ぎっしり色々やった。 金曜日の夜はリハーサルで、帰宅11時。 土曜日は朝からメールで色々な必要連絡を取った後、 正午から論文執筆。 土曜の夜はCD録音セッションと後の飲み会で帰宅2時半。 日曜日は朝から論文、午後に昨晩の録音の聞きなおし、 夜はパーティー(日本人会―CDの演奏とご挨拶程度の演奏披露)。 論文を書くと、練習できない。 練習をすると、論文が書けない。 両方満足にしようと思うと、世捨て人になるしか無い気がする。 そして私は人生の少なくとも何年かはそうして世捨て人として過ごしたのである。 でも、世を捨てた人間が何のため、誰のために音楽をするのだろう? 理屈が通らない。 修行のために区切られた時間を「世捨て人」的に過ごすのは良いし、 私はそうやって我武者羅に練習・勉強した日々を 感謝して、誇りに思っている。 でも、結局音楽は世のため人のためにやらないとむなしい。 「毎日何時間練習するべきか」と言うヴィデオが一時Facebookの私の友人間で話題になった。 パメラ・フランクと言う、ヴァイオリニストが演奏家の卵にメッセージを送っているヴィデオである。 (パメラ・フランクは私がしばらくレッスンに通っていた伝説的ピアニスト、 クロード・フランクの娘さんでもある。 タングルウッド音楽祭に参加した際は、 この親子に室内楽のコーチをしていただく光栄に恵まれた) 彼女は 「練習は量より質。何時間練習して演奏に臨んだか、と言うことを気にする聴衆はいない。 本当に集中したら、私は一日2時間以上は練習できない。 でも、練習中は自分に残酷なほど正直になること。 弾けないこと、を練習する。 頭を使う。 工夫をする。 そして、残りの時間で人生を思いっきり楽しんで、自分の音楽の肥やしとしなさい。 頼むから、練習時間を増やすことだけに、満足を感じないで。 頼むから、もっと内容の濃い練習を、少ない時間で頭と心とを使ってやって。」 このヴィデオは私にかなりのインパクトを与えた。 丁度、余りに余暇の少ない自分の生活に疑問を持っているときに見たこともあり、 しばらく練習量を最低限まで減らしてみた。 しかし、まさに「質より量」の練習をして来た、 そしてそうする事が当たり前だった環境から来た身としては 一抹の不安に駆られるのである。 (これで本当に自分は習得しているのだろうか?) そして、最悪の心配はそれが演奏に影響しないか、と言うことである。 彼女の提言を実行するには、 内容の濃い練習だけでなく、 経験と(私には経験はあるはずなのだが) かなりの自信が必要だ、と思う。 さて、その自信を培うにはどうしたら良いのか... さ!練習、練習。
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「書いてない...」 「書けてない...」 …とずっとブログに書いてきたが、 今週末に入ってからは結構書いている。 しかし不思議な物である 皆、そうなのだろうか。 (さあ、書こう!)と机に向かう。 そうすると、頭が真っ白になる。 すでに書いてある数ページを何度も何度も読み返して、 『てにをは』を入れ替えたり、 語順を変えたり、 要するに、遊ぶ。 (もうだめだ!)とあきらめる。 洗濯物を集めていると突然(!)と閃く。 ダダダダダ!とコンピューターに向かって走り 「ぐおおおおお~!」と言う感じでタカタカタカタとタイプをする。 その一筋の論理をまとめあげると、次にどう繋げるか、しばし悩む。 有り余る文献をつらつらと眺め始める。 (これ等の文献は今、私の部屋の床と机の上に所狭しと思い思いの頁を広げて散らばっている)。 こっちの本のページをめくり、あっちの本のページをめくりしていると、 突然(これは使える!)と言う箇所に出会う。 それを、後の引用か参考のために取りあえず論文本体の一番下に写してみる。 タカタカタカタ。 それが終わるとまたしばし空白の時間。 思い余って、部屋の中を歩き始める。 檻の中のライオンの様である。 そうしていると、さっきほっぽリ出した洗濯物収集物が目に入る。 (あ、いかんいかん)とこれらをまとめなおして洗濯機に放り込む。 (お?マキコ、おなかが空いているのかな)と、 食器を並べ始める。 しばし平安な気持ち。 そうするとまた(!)と閃く。 ダダダダダダ! インスピレーションを待つ時間と言うのは、ちょっとしんどい。 でも、インスピレーションが来て、ダダダダダ!とコンピュータに走っていって タカタカ、タイプしている時はとっても楽しい。 しかしいつでも不安はつきまとう。 (私の言っている事に本当に大義はあるのだろうか)とか、 (大義すぎて、論点がぼけてきているんじゃないか)とか、 (もしかして、私が言っていることはテンデ間違っているんじゃないか)とか そう言う邪念を追い払い、追い払い、 (とりあえず)(とりあえず)と書き進める。 昔の物書きがアルコールに走ったわけや、 村上春樹がマラソンするわけが、 ちょっとだけ分かってきたような気がする。 (とか言いながら、まだ10ページ目行ってないんですけど)
