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物凄い演奏のオファーが来る。 突然、演奏会をキャンセルされる。 人に好意を示される。 人にないがしろにされる。 演奏をすると言う音楽人生に於いても、 外国で生活を営む独身女性という立場に於いても 日々色々なことが起こり、その度に対処すべき現実が変化する。 でも、それに一々翻弄されて、邪念にまみれるのは 時間の無駄。 修行の邪魔。 自分は正直に一生懸命、修行を積み重ねてきている。 自分はいつも最善とは何かを問い、できるだけそれに近くあろうとしている。 その事実に自信を持つ。 日々の小さな出来・不出来にこだわらない。 主体性を持つ。 自分は何を理想とし、目指しているのか。 そのヴィジョンを現実化するためにはどういう行動が必要なのか。 機会を提示されたら、即何があれば自分がより理想に近づけるのか明確に言葉に出来るようにする。 逆に、理想に近づくのを困難にする現実や出来事は 修行の一環だと思い、甘受する。 理想を高く掲げて、心頭滅却。 礼儀と節度をを持って、優雅に接する。 どんな場面でも、美しくあろう。 パリに、行って参ります。
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月曜日の夜、パリに向けて出発する。 約一年の間に三度目のパリである。 ナンだかちょっと『パリに帰る』、と言う感じ。 一回目は2013年の夏、国際比較文学研究会の学会での研究発表と 学会開会前夜に演奏させていただいた。 二回目はその直後の10月。 と、言うことで約1年ぶりのパリ。 今回は28日(日)の夜19時開演で第4区にあるアルメニア教会での演奏もさせて頂く。 音楽の世界は狭い。 世界中に音楽仲間が散らばっている。 今回パリに行くと世間話を何気なくしたら 昔しの学友が今はパリと聞いてびっくり。 早速連絡を取ってランチの約束をする。 友達の友達も多い。 さらに異国で会う同郷人と言う、繋がりも生まれる。 去年の秋にパリでたまたま言葉を交わした日本人留学生の方々が Facebookで今回の来訪を楽しみにしてくださっている。 ありがたい。 「音楽は世界の共通語」だなあ、とこう言う時にも思う。 と、言うことで場所や環境は変われど、 私はする事はいつもと同じなので 楽しみなだけで「大変」ではない。 行ってきます!
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ライス大学は大きな大学である。 キャンパスには色々なビジネスが在る。 スチューデント・センターと言う、飲食店や本屋や、バーやコーヒー店が入っている、 生徒がくつろいだり、たむろしたり、勉強したりするビルがあって その中にコピー・印刷専門店がある。 そこのおじさんはひょうひょうとした、人当たりの良い、だれにでも挨拶をする気さくな人だ。 ライス大学の一年目に、指揮をするためにどうしても必要な総譜のコピーを頼んだら、 それがきっかけで覚えてくれていて、 どこですれ違っても、かなり距離があっても、必ず挨拶をしてくれる。 忙しい時にはそれがうるさく感じられる時もある程、 どこに居ても「ヘ~イ」と声高らかに、腕を高く上げてニコニコと私の存在を確認してくれている。 私も(古き良きアメリカとはこういうことかな~)とか思いつつ、 ストレスを感じていても、半徹明けでも、挨拶されれば、挨拶を返していた。 そのおじさんがこの間、初めて私を呼び止めたのだ。 「ねえ、ちょっと」 初めてのことで、ちょっとびっくりした。 はっきり言って、仕事を依頼してからこっち、挨拶以上の会話を交わすことは無かったのだ。 「この頃また幸せになったんだね。 しばらくずっと元気がなかったでしょ。 また笑えるようになったんだね。本当に良かった。嬉しいよ。」 …物凄くびっくりして、どう応えて良いか分からなくなった。 どうして分かったんだろう… 見守っていてくれたんだ… ありがとう、としか言いようが無いけれど、 私がどれだけ感謝しているか、ちゃんと伝わるように言えたかしら。 感動のおすそ分けをしたくて、 親しい友達数人に電話をして、このエピソードを聞いてもらった。 事情を知っている皆が、私と一緒に喜んでくれた。 ありがとう。 …その元気の無かったころ。 その中でも一番やるせなかったある日。 泣きたい気持ちで高速を運転していたら、 隣の車の運転手がなんだかしきりにこちらに手を振る。 おんぼろの車。 運転手はとても若い男性。もしかしたら10代かも。 それがナンだか横の車線で私の車の横にぴったりくっつけて、 一生懸命手を振って、顔を覗き込むのである。 (え?私のタイヤ、パンクしている?車、煙出てる?) でも、手を振るおにいちゃんはニコニコしている。 警告でも無さそうである。 (もしかして、どっかで会った知り合い?) 私は実は良く、全く見覚えの無い人に「マキコ~」と親しげに挨拶され、 どぎまぎすることが良くあるのである。 しかし、この若い、若~いおんぼろ車のお兄ちゃんに限って言えば、 そう言う可能性も少なさそうである。 どう見ても、クラシックの音楽会に行くタイプには見えない。 (も、もしや、こ、これは…ナンパ!?しかし、高速で??) なんだか良く分からない。 どうやって応対して良いかも分からない。 取りあえず、手を振り替えして見た。 向こうは満面の笑み。 ナンだか手話のようなことをしている。 (わからないよ~、道路に集中しておくれ~) と、一生懸命テを振っていたが、 しかし何分かそうやって交信を試みた後、…
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昨日は怒涛のように忙しかった。 朝7時起床。 洗面と朝食とお昼のお弁当の準備を超特急で行う。 朝食は定番。 ヨーグルトにバナナ半分とブルーベリー一掴み、 黒ゴマ黄な粉大匙一杯と麻の実大匙一杯、最後にプルーン2個。 これに粉上青汁を大匙一杯溶かしてライム半分を搾った水をコップ一杯飲んで、 お茶を一杯飲んで終わり。 麻の実は菜食主義の先輩に教えてもらった。 植物性たんぱく質が多く取れる食材。 プチプチして面白い食感。気に入っている。 これを用意したらば、食べながら昼食のお弁当の用意をする。 発芽全粒紛のパンに ヤギのチーズを挟んだサンドウィッチと詰めて ピーナッツバターをはさんだサンドウィッチ。 そしてパプリカを洗って、オレンジをごろんと袋に入れて、おしまい。 簡単、かつ健康! 朝8時までに登校しないと、自分の好きなピアノの入っている練習室で練習が出来ない! 8時までに練習室入りするためには7時半に家を出なければいけない。 くるくる 練習室は無事ゲット! コンピューターでメールチェックと行った後、練習。 10時に図書館で論文アドヴァイザーと面接。 今週末は結構書いたので、15ページ目に到達! それでも、本当はもう少し書いて見せるつもりだったので 「毎日書くのは不可能でした。やはり色々忙しくって…」 と弁解すると 「早いほうよ!」 と励まされて、救われる。 一時間で面会終わり。 物凄く色々指摘をもらったので、忘れないうちに論文手直し、一時間。 お腹はすでにグーグー鳴っているのだが、取りあえず無視! それどころではない! 12時からヨーガ! ヨーガは凄い! ルームメートが風邪引き気味で日曜日の夜は私もやばかったのだが、 月曜日のヨーガのあとはすっきり! 欠かせない。 病み付き。 もうお腹はあきらめて、グーグー元気さえ無くなってしまった様だが、 もう少し無視! ヨーガが終わったら、Lone Star College(最近教え始めた短大)に直行。 ジムから駐車場まで徒歩役10分。 歩きながら用意した『お弁当』を食べる。 まず、洗ったパプリカマルかじり。 …なんて甘いんだ!…なんて美味いんだ!感動。 そしてサンドウィッチ。 車について、急いでオレンジの皮剝いて、オレンジも一個丸ごと完食。 そしてその後、間違えて入れてしまった、 何も挟んでいない発芽全粒紛パンを食べると! なんと、オレンジの皮を剝いた手の香りがパンに移って まるで上質マーマレードが付いたパンを食べているよう! 美味!…
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いかに効率よく練習ができるか。 いかに体の負担を少なくして、効果的に難所を弾きこなせるか。 演奏者の永遠の課題である。 ヨーガの影響もあるのだが、私は最近 いかに体の中心から弾くか、と言う事を意識して練習している。 例えば、単なるスケールやアルペッジオでも 指先だけに集中してパラパラと弾くよりも 軸を手首よりも、肘よりも、肩よりも奥に、 背中にイメージするのである。 背中から鍵盤に向かって半円を描くイメージで 鍵盤を上下する。 その時に体の軸をしっかりとするため、重心を下げるべく丹田も意識する。 そうすると、不思議なことに熱くなってくるのである。 ポカポカ。 何故だろう。 指揮者や良く、汗をかく。 管楽器奏者も良く汗をかく。 最近、我が心の友、Mさん(クラリネット奏者)とのCD録音のため 何時間もリハーサルや録音作業をしたが、 彼女の鼻の頭が汗の玉で光っているのに 私は全然。 まあ、普通ピアニストは座っていることもあるのか、他の奏者より発汗は少ないのだが、 補佐役で大活躍をしたMさんのBFに 「マキコはきっとうまいから汗をかかないんだね(=⌒▽⌒=)」 とおだてられたが、 実はその反対だったのかも… 最近では練習室の体感温度が練習の効率のバロメーターである。
