テレビに出演!

子供の時、「テレビに出たまこちゃん」という絵本を持っていて、とても気に入っていた。 逆立ちの上手なまこちゃんと言う女の子が、スカウトされて時代劇に出演することになる、と言うお話で、 まこちゃんと一緒にテレビ・セットを探検したり、メークのことについて学んだりできる本だった。 私は、凄くあこがれて、自分もテレビに出たい!、と思い、母に 「どうしたらテレビに出られるのか」 と聞いた(3歳くらいだったと思う)。 すると母が「何か一つ、人より上手にできることがあれば、出られる」 と、確信を込めて言うので、その週は、一生懸命ピアノを練習した。 しかし、一週間経っても誰もスカウトに来てくれなかったので、なんとなくあきらめてしまった。 それから何度かテレビに出演する機会があった。 大抵インタビューで、ボリビアや、ポーランドや、マケドニアや、アメリカの片田舎など、 辺鄙なところのテレビ局ばかりで、セットも、「テレビに出たまこちゃん」とは随分違った。 「テレビに出たい熱」も子供以来まったく冷めていた。 しかし今日、ロスにある、日系人コミュニティー対象の日本語チャンネルの取材があって、 とっても楽しい時を過ごした。 インタビューと、ピアノ演奏をちょっと披露と、と言う感じだったのだが、 新しく始まるチャンネル、と言うことで、取材に来られた方々の意気込みが感じられ、 私も一生懸命おしゃべりして、ピアノを弾いた。 どんな編集で、どういう15分特集にしてくださるのか、今から楽しみである。

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完治!

今、お医者さんの所から帰ってきました。 お医者さんから、 「おお、今日は人間らしく見えるねえ。(この前は何に見えたんだろう) もっと時間かかると思ったけど、やっぱり若いんだねえ、良かったねえ。」 と言われて、本当に嬉しかった。 ちょっとまだふらふらするけど、それは2日間食べなかったせいだろう、と言うことで、 今から今週末のリサイタルに向けて、一杯食べて、一杯寝て、体力をつけます。 と言うことで、今日のおやつはチーズケーキ、を食べながら、ひとまずご報告でした。 それにしても、ごくごく水が飲めて、簡単に物が租借、飲み込めるというのは、なんと素晴らしい! のどが痛いときは、口を大きく開けることもできず、つばを飲み込むのも一々覚悟が要ったので、 お腹がペコペコで、のどがカラカラなのに、何も摂取できない、と言うとても情けない思いをした。 今は、また大口を開けて笑えるし、水もごくごく飲めるし、口一杯の食べ物を噛んで、飲み込める。 嬉しい。

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寝てました。

今回の風邪にはかなり手痛くやられてしまった。 日曜日以降、ほとんど練習していない。 月曜日に行った医者では「回復に2週間かかると思ってください」と脅かされた。 「11月14日にリサイタルがあるんですけど。その後17日に日本に行くんですけど。。。」 と言ったら、「う~ん、ギリギリかなあ」と言われてしまい、結構ショックだった。 でも、考えようによっては、もっと迫ってから風邪をひくよりは、まあ良かったのかも。 しかし、こんなに脅かされたから、完治するまで大事を取って安静にしている。 いくらでも眠れる。 やることは沢山あるのだけれど、全然焦燥感がわかない。 やはり、気分が悪いのだろう。 私は、月曜日に物が飲み込めないほどのどが腫れて、不便だから病院に行ったが、 そこで「熱、ありますね~、38度3分。」と言われてびっくりしたほど、ある意味、鈍感である。 だから、自分が病気なのか、単に怠けているのか、良く分からない。 でも、病気じゃなかったらこんなに差し迫っているリサイタルを前に、練習したくなるだろうと自分を信じて、 腹をくくって、寝たいだけ寝ている。 こうしてブログを書きたくなっただけ、ましである。 こういう時、先輩の武勇談を思い出すと、勇気づけられる。 例えば、私が高校時代お世話になったジュリアードのフェーバー先生は、 コンチェルト・デビューの一週間前に盲腸炎をやって、 手術後必死で楽譜を読みながら、ベッドの中で頭の中で練習した話を良くしてくれた。 皆、熱があっても、失恋しても、いや、そういうことがあるからこそ、演奏を続けるのだ。 それが、きっと本当に正直な音楽なのだ。 音楽人生、音楽=人生、である。

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タクシーの運転手

自分のつばを飲み込むにも苦労する程のどが腫れて、息も苦しい感じだったので、 朝一番で病院に行った。 ちょっと遠いクリニックだったけど、この際背に腹は代えられない。 タクシーに乗った。 自分の症状が不快で、不可解で、とても心細かったのだが、 たまたま当たったタクシーの運転手がとっても明るい人だったのだ。 東洋人の50代位の人だったのだけれど、 にこにこして、「さあ~、今日はどこまで!?」とポンポンはじけるみたい。 それから5分くらい走って 「あ、ミーター倒すの忘れてたよ!良かったね~、お金が少し節約できたね~、ハハハハハ」 とっても救われた。 どういう人がどういう理由でタクシーの運転手になるか分からないけれど、 フィリップ・グラスを始めとする沢山の作曲家も有名になる前はタクシーを運転したらしい。 自分の好きな時間に自由に働けるし、結構割もいいらしい。 芸術家、物書き、色々な夢を持った人が色々な人のドライヴァーをしている。 今日は色々な人に優しくしてもらった。 クリニックに予約を取るために電話したら 「それで?今日はどうなさったの?のどがはれて物が飲み込めない? あら~、それは大変ね~、かわいそうに。。。」 とすごく同情的なレセプショニストにも、救われた。 そして、抗生剤の注射をしてもらって、なんだかもう良くなってきているような気がする。 薬は食事と一緒に飲め、と言われたので、 スープを必死の覚悟で飲み込んだら。。。飲めた!

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トニー・マグアイア、豚インフルエンザ、その他

寝不足が祟ったのか、ペーパーをやっと書き終えたと思ったら急にのどが痛くなった。 学校の生徒二人が先週、豚インフルエンザの診断を下され、それが一番の心配だったが、 豚インフルエンザはのどは痛くならないそうだ。 一安心だが、異常な痛さだ。 つばや飲み物を飲み込むのに一々覚悟が居る。 ところで今日、友達とお昼にレストランに行ったら、子供づれの夫婦が一杯いた。 皆、乳母車に乗っているくらいの年齢で、とっても可愛い。 その一人とにらめっこをしていたら、友達がなんか耳打ちしてくる。 「何?(遊んでいるのに。。。)」と思ったら、なんと子供の父親が、 スパイダーマンの主役のトビー・マグアイだったのだ!! さすがハリウッドのあるロサンジェルス。 でも、友達に教えてもらえなければ、顔をばっちり真正面から見ても絶対分からなかった。 この前ロバート・デニロやベン・スティラ―を目撃した時も思ったのだが、 皆、映像で見るよりも、ずっと骨細で、華奢なのである。 「テレビでは皆、実際より太って映る」と前からうわさに聞いていたが、本当らしい。 自己防衛のために言っておくが、これは特に高級なレストランではない。 有機栽培の、ビーガン(Vegan-動物たんぱく質全く排除の食事。乳製品も卵も使わない)の店。 私は、子供の成長には動物性たんぱく質が必要、と信じて育ったが、 アメリカの、特に西海岸では、赤ちゃんの時から菜食主義で育てられた人が結構いる。 私が最初に在った、生まれてから一度も肉を食べたことが無い女の子は農家出身だった。 彼女の家族は野菜を育てていたのだが、隣家は養鶏場や、乳牛の飼育を手掛けていて、 鶏が一斉に病死した時の処理を手伝ったり(売ってしまったらしい)、 色々見てしまって、その子が生まれる前に肉が食べられなくなってしまったらしい。 最近、雑誌で読んだのだが,アメリカの石油消費の19%は産肉と、食品加工、調理に使われるらしい。 http://www.time.com/time/health/article/0,8599,1917458,00.html 先々週、生ヴィーガン(45度以上の加熱を食品に加えない、動物たんぱく質を使わない食事) のレストランについて書いた。 加熱を避けるのは、加熱による食品の化学反応が身体に悪いから、と言うのも理由の一つだが、 環境保護のためもあるらしい。 産肉も、肉の加工も環境に凄い負担をかけているらしいから、 菜食主義者の多くは「自分の健康より、環境保護のため」と言う。 菜食主義は、栄養のバランスを保つのに少し工夫が居るし、 私は肉も美味しくいただくが、でも菜食主義の食事も単純においしいし、 メニューにも、哲学にも、とても興味がある。

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