-
物は考え様。今は自分の好きな曲を好きなように時間をかけてじっくり練習ができる。考えようによっては凄い好機。本も書ける。読書の時間がある(今はイーユンリーの短編を読み進んでいます。)。そして何より熟考する時空の贅沢がある。野の君は私のそういう「仕事」を自分の仕事を同じくらい大事に考えてくれる。私は本当にラッキーで幸せだ。
-
皆多かれ少なかれ、自分の感知し得ない世界が在る事を知っている。力を持つということは、自分の説く世界がより真実に近いと主張する事なのだと思う。歴史的・社会構造的に、大人は子供に、男性は女性に、白人は有色人種に、エリートは無教育者に、持つ者は持たざる者に、勝者は敗者に、支配者は支配される者に、自分の説く世界観の方がお前たちが感知する世界よりもより真実だ、だから信じろと主張する。でも「王様は裸だ!」と叫ぶのが子供なのには、訳が在る。それは私たち皆が経験的に、固定観念には盲点が出来ることを知っているからだ。だから、説く立場にある人はいつも説く対象にある人々から盲点を指摘されることを恐れている。恐れるから威圧的になる。暴力的にさえ、なり得る。
-
村上春樹は世界的な超売れっ子小説家になる前は「華麗なるギャツビー」などの古典を多く訳す翻訳家だった。大ベストセラーになったオンラインマーケティングに関する「Ask」の著者は、「これだ!」と思う著者の本を手書きで写すことでその文体を学んだ、と前書きに書いている。
-
出版ということが現実化して来た今、なぜ・誰のために・何を書くのかということを再考しなければいけない。一度、私の本を「商品」と扱うチームと組んで、出版や売り上げをゴールに戦略を練るようになったら、確かになぜ・誰のために・何をかくのか、ということが自分の中で不明確になる可能性が多いにある。





