January 2011

3度の飯よりピアノが好き!

私は食べることが大好きですが、それでも食べることより音楽がさらに好きなのかも知れません。 忙しくなれば絶対にご飯より音楽優先です。 でも、息抜きには美味しいご飯もとても大事です。 今朝、ブログを食べながら食べているのは美味しいお茶漬け。 栄養のバランスもちゃんと考えて、軽くチンした卵を落として、黒ゴマと鰹節をちらし、 のりととろろ昆布を太っ腹に入れて、ワサビをとかしました。 美味しい! ホッとします。 後40分でクラスです。 まだ、パジャマです。 いってきます。

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「ピアノの時間」エピソード#2が放映されました。

新学期が始まって、「張り切っているなあ」と自覚します。 朝はパッと目が覚めて、すぐくるくると身体が活動したがっているし、 夜も遅くまで色々やりたい気持ちが沢山あります。 自主的にこう言う張り切った状態でいつも居られたら一番良いのですけれど、 でもまあ、今こういう状態であることを感謝して、出来るだけこれを持続させようと思います。 そんな中、ロサンジェルスの日本語放送チャンネル、 NTBが私の「ピアノの時間」のエピソード#2を放映して下さいました。 12月19日の初回の後は年末年始特別番組でちょっと時間が開いてしまいましたが、 これからは隔週で放送して頂けるそうです。 とても嬉しいです。 ご興味がお在りの方は下のリンクの11分30秒の所から16分10秒の所までが 私の「ピアノの時間」です。ご覧になってみてください。 http://www.soto-ntb.com/program/2011-1-9/ 私は当初、この番組がズ~っと続くと言う想定で、基礎から段々発展して行く、と言うつもりで 初歩の初歩、スケールの話をこのエピソードでしています。 しかし、少し反省なのですが、テレビで放映する以上、誰がいつ見ているかは分からないですし、 そう言うエピソード毎に継続して発展する物を作るより、 単発でも「音楽って楽しい!」と思って頂ける物を見て頂いた方が良いですよね。 このエピソードは少し、お勉強がちになってしまったかも知れません。 一生懸命考えていたつもりでしたが... どうでしょうか?

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明日から新学期!

明日から新学期と言う事で、今日は午前中に練習を済ませ、一日中色々な雑用を済ませました。 その一つに12月中旬からロサンジェルスの日本語放送チャンネル、NTBで放送開始となった 「ピアノの時間」の撮りだめが在ります。 昨日6本のエピソードの収録を済ませましたが、今日は編集用の説明書きなどをしました。 その為に一杯日本語タイプしたので、今日のブログはそのコピー・ペーストでお許しを。 エピソード#6 「練習曲の美学」 Chopin Etude Op. 25-1 (1836) "Aeolian Harp" ショパン(1810-1849)作曲、エチュード作品25-1「エオリアン・ハープ」 ① 19世紀ごろ、ピアノを弾くことが一般的に浸透して来た頃から書かれ始めた「エチュード(練習曲)」と言うピアノ曲のジャンルについて。 ② 「エオリアン・ハープ」と言う楽器の説明とタイトルの由縁。 エピソード#7 「歴史を反映する音楽」 Chopin Etude Op. 10-12 (1831)”Revolutionary Etude" ショパン作曲、エチュード作品10-1「革命のエチュード」 ① 音楽が面白い理由の一つは時代の美的感覚や一般的な社会的な動きを常に反映しているからだが、時としてある歴史的イベントをはっきりととらえる曲と言うのもある。 ② ①の例としては、例えばベートーヴェンの交響曲の3番「英雄」等が在る。ベートーヴェンは理想と崇めていたナポレオンにちなんでこの曲を当初「ナポレオン」と題するつもりだったが ナポレオンが自らを皇帝としたことから失望し、このタイトルを「英雄(Eroica)と変えた。 ③ 「革命のエチュード」の歴史的背景。ショパンもメンバーだったポーランド独立の為の学生運動。ショパンが亡命した後の革命の失敗。ショパンの友達の多くのが命を落とした。 ショパンはそのニュースを受けた直後にこの曲を書いている事、その曲想などからこの曲は「革命のエチュード」と言う名前で親しまれるようになった。 エピソード#8 「曲に組み込まれる暗号」 Ravel Menuet un sur le nom d’Haydn ラヴェル ハイドンの名によるメニュエット(1909) ① 曲に暗号を組み入れてメッセージとする、と言う事は色々な人がやっている。例えばシューマンとのちの妻、クララがクララの父の猛反対により手紙も許されなかった時期、彼らは曲に暗号を組み入れることでコミュニケーションを交わした。 ② ではどうやってそう言うことができるのか? 方法その1) 歌を抜粋し、作曲に組み込み、その歌詞の部分をメッセージとする 方法その2) お互いの思い出の曲や、お互いが決めた音形を使う 方法その3) スケールをアルファベットに見立てて、この組み合わせで言葉を綴りだす。 英語; C(ド)、D(レ)、E(ミ)、F(ファ)、G(ソ)、A(ラ)、B(シ)、C(ド) 独語; C(ド)、D(レ)、E(ミ)、F(ファ)、G(ソ)、A(ラ)、B(シのフラット)、H(シのナチュラル)、C(ド) ③ 例;「西洋音楽の父」バッハの名前はBACHとつづる。これは音形で言うと B(シのフラット)-A(ラ)―C(ド)―H(シのナチュラル)となる。 この音形はバッハ自身も好んで使った他、後世の作曲家も象徴としてよく使う。 ④ ラヴェルの「ハイドンの名によるメニュエット」はハイドンの死後100年を記念して書かれた曲で、そのテーマはハイドンの名前(Haydn)を綴りだしている。スケールの中に無いアルファベットはラヴェルが勝手に音を選んでいる。 H(シのナチュラル)―A(ラ)―Y(レ)―D(レ)―N(ソ) ⑤ 曲の中でラヴェルはこの音形を色々な形に変える。例えば名前を後ろから綴る。さらに後ろから綴った名前を上下線対象にひっくり返す。など。 (NTBのスタッフの中で楽譜を読まれる方がお在りでしたら、この全てを書きだした楽譜をお送りしますので、私の演奏中に字幕の様にこの綴りを入れて頂けたら楽しいとおもうのですが。。。、いかがでしょうか?)   エピソード#9「言葉の持つパワー」 Schumann

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アメリカは広い!ヒューストンは暖かい!

零下はマンハッタン、雪景色のニュージャージーから飛行機で4時間ひとっ飛びして ヒューストンに着くと、暖かい! 現在、朝8時時点で6度と日本並だが、日中は15度くらいまで上がったりする。 NYの5月並の気温である。アメリカは広い! そしてまた、気温の肌の感触と言うのも全く違うのである。 NYでは湿度が非常に低い。 だから物凄く寒くなっても、肌がピリピリ痛くなったりするが、冷気が肌にまとわりつかない。 ところがヒューストンは日本に似て湿度が高く、ちょっと冷え込むと底冷えするのである。 寒さの質が全く違う。 昨日はハロウィーンに引き続き、クリティカル・マス・自転車ツアーの二回目の参加をして来ました。 (Critical Mass Bicycle Ride(クリティカル・マス・ライド)」とと呼ばれる自転車のイベント。要するに自転車に乗る人が沢山集まって一緒に道路で乗りまわし、自転車の道路に置ける権利、自転車の良さ(エコ、経済的、など)を訴え、さらに車社会を批判しよう!と言う企画 – 詳しくは2010年10月31日付けのブログをご覧ください)。 今回は25人ほどの小さめのグループでしたが、私のママチャリでは追いつきにくいほどのスピードで、 私が息を切らしていたら、自称「バイク・マニア」の人達がよってたかって私のサドルを上げ、 漕ぎ方を教授し、助けてくれました。 もっとも追いつけなかったのは、私が冬休み中ほとんど運動していなくて、 今体力が自分ではっきり実感できるほど落ちているから、と言う事も在ります。 でも、皆に助けてもらって凄く嬉しかったので、 「ほら、助けてもらって漕ぐのがこんなに楽になったよ~」 とアピールする為に苦しくても頑張って一生懸命漕ぎました。 学期初めを目前に、運動、規則正しい睡眠を心がけながら、出来る準備、片づけられる用事など、 学期が始まったら出来にくくなる社交を今のうちに!と忙しく日々を過ごしています。 一昨日は友達と「Black Swan」と言う、ナタリー・ポートマン主演の映画を見に行きました。 話題の作品で、楽しみでしたが、期待を上回る出来で、触発されました。 美しさの厳しさに憧れます。 お勧めの作品です。

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