コロナ日記⑨：コロナ被害者数世界的に上昇

• コロナの診断を受けた患者数が世界で30万人を超える（Johns Hopkins report)
  • 世界的にコロナの死者は1,3000人近く（全米では300人以上）
• ニュージャージー州知事が外出禁止令を発令
• ハワイ州知事：「来訪者全員に自動的に14日間の強制隔離」発令
• オレゴン交響楽団が団員とスタッフを解雇

中国の工場から買い付けたり、医療関係のテレビドラマの収録現場からの寄付があったり、兎に角このマスクを少しでも多く医療現場に届けようと、沢山の人が奮闘している。

同時に、N-95のFDA承認は無いけれど、どんなマスクでも無いよりはまし、と言うことでミシンを持っている人に「マスクを作って医療関係者に配ろう！」キャンペーンも注目を集めている。このサイトでは、色々なマスクの型や作り方のヴィデオなどが紹介されている。

外出禁止令は世界中でどんどん発令され、より厳しく取り締まられるようになってきている。ボリビアでは、医療関係者など外出許可書を持って出勤するもの以外は24時間外出禁止。買い物などの必要外出は一家から一度に一人だけ。レバノンはチェックポイントやパトロールで不必要な外出は刑罰がある。クウェイトは11時間完全に外出禁止。など。

ロサンジェルス界隈ではまだ自由に外で運動したり買い物したりできるが、人と人との間に6フィート（182センチ）間隔を開けるように、という注意が店員や警備員から何度も呼びかけられるようになった。また店の入り口にバリケードのように机が置かれ、そこで店員が注文を受ける、という店が多くなった。これは飲食店だけでなく、電化製品なども。スタバなど店舗が多いチェーンは開店する店舗を減らし始めた。

今一番の恐慌は、コロナ感染者が爆発的に増えると、病院が対応しきれなくなってしまうこと。NY在住の私の友達（40代）はかなりはっきりそのままとコロナの症状で一週間臥せったが、コロナの検査を要請したところ「本当に呼吸器が必要になるまで病院には来ないでください」とだけ言われた。まだウィルスに対する薬も無いので、呼吸器をつけるまでは治療法も無い。病院に診断を受ける目的のみで来るのは、医療関係者を感染のリスクにさらすだけで、誰にもなんのメリットも無い。私の友人もそれを理解し、かなり苦しかったらしいが一人で一週間乗り越えた。

でも同時に、この友人の体験を踏まえて思う。ニュースで見ている感染者の数は、氷山の一角に過ぎないのだ。

朝の散歩中に野の君と冗談を言い合って大笑いをしていたら、通りすがりの男性に突然怒鳴られた。「そんなに笑うな！どういう事態だと思っているんだ！」みたいな。もしかしたらその人は酔っぱらっていたかも知れない。怖かったのでその人の方向をよく見なかったし、その人が何を言っているのかもはっきりと分からなかった。夕方の散歩では非常に乱暴な運転をしている車に遭遇してびっくりした。「キュルルルル」と言うタイヤのスキッド音高らかに、人がまばらな住宅街を不必要に急ハンドルを切りながら猛スピードで駆け抜けていく。運転している男性はマスクとゴム手袋をして、目が怒っているような異様な感じだった。

でも、スーパーの品揃えはほぼ通常に戻って来た。お野菜も果物もトイレットペーパーも石鹸もたっぷりある。私たちが欲しかった人気のチョコとか無い物もあったけれど、でも行きつけのスーパーに物がたっぷりあるだけでこんなに安心してうれしくなるなんて、自分でも意外。そして私はテレビが退屈と思える健康さを取り戻しつつある。今日はバッハを手当たり次第初見して楽しんだ。ゴルトベルグ変奏曲もバッハの誕生日にちなんで弾いた。

• 今日はロサンジェルスのオンライン掲示板に、「オンラインでお手伝いしますよ～」の広告を出してみた。このブログをお読みの方も私がオンラインでできそうなお手伝いがあれば、ぜひご相談下さい。
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• もう長年のハワイ在住の私の友人ーすっごく久しぶりだったのだが突然電話をして来てくれた。コロナの状況、将来の不安、日米の反応の相違などから始まって近況報告、最近読んだ本と、まるで毎日話していたかの様に色々なトピックで盛り上がり、大笑いして共感し合って電話を切った。とても良い時間だった。感謝。
• 今日は朝・昼・晩ともりもり美味しく食べた。食事は元気の素と痛感。