エリオット・カーターが亡くなりました。

アメリカを代表する現代作曲家、エリオット・カーターが今日亡くなりました。 103歳でした。90歳から100歳の間に40曲、100歳を超えてから14曲書いた、 生涯を通じて意欲的な作曲家でした。 私はカーター氏はタングルウッド音楽祭でお目にかかりました。 彼の作品の初演の時に後ろのおじいさんがやけにやかましく、 演奏中にかなり大きな声で隣の人に話しかけたりしていたので (うるさいなあーどこのおじいさんだろう)と思っていたら、それがカーター氏でした。 2009年に最初に見た時は演奏後の挨拶は人に頼って立ち上がっていましたが、 2010年の夏は一人でひょこひょこ歩いていました。 いつまでも生きるかのような勢いだったのですが、やはり亡くなりました。 私のフェースブックはエリオット・カーターの話題で持ちきりです。 そしてもう一つの大きな話題は明日の選挙! 頑張れ、オバマ!頑張れ、アメリカ人! 私は市民権が無いので投票できませんが、 今回の選挙で投票するために市民権獲得した移民が結構居るようです。 しかし、ハリケーン・サンディーの被害をこうむって投票が難しくなった地域の多くは 民主主義者、オバマ支持者の多い地域でもあります。 頑張れ、オバマ!!

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ルネッサンスの試験、終わり!

勉強と試験と言うのはほとんど関係ないな~と思います。 おとといまでは、本当に勉強した。歴史的背景を理解しようと努力し、作曲家の生い立ち、環境、その結果の音楽的、宗教的選択と言うものを考慮して、そういった視点から彼の作品を読もうとした。でも、昨日とおとといの作業と言うのは、その絶大的な想像を超える歴史をなるたけ簡単な箇条書きにし、年号と共に丸覚えして、質問に答えられるようにする、と言うもの。山ももちろん張るし、質問しようのない事実や微妙なことは全て割愛!先生と教師の間の狐だましのような、ゲームのようなものです。 でも、筋肉と同じで、脳みそも使えば使うほど機能アップするものだな~と言う実感もあります。膨大な量の年号を丸覚えしていくのは、ある意味快感です。そして、自分で自分をテストして、自分が意識しているよりもはるかに多くの情報を記憶していることを知る時、人間の記憶力、脳みその不思議、そして自分の未発達の能力について、感動します。まだまだ頑張れる! 試験は上々でした。次はリサーチペーパーに締め切りが2週間後にあります。

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ルネッサンス音楽の試験

今日はルネッサンス音楽の試験があります。カヴァーしているのは1450年から1550年くらいですが、この時代は印刷機の発明、宗教改革、貴族の権利・財産の拡張に伴う芸術・文化へのスポンサーの始まり(メディチや、ハプスブルグ王朝、スペイン、イタリア、などなど)で音楽史に置いても激動の時期で、大変です。面白いけれど。ちなみに日本での布教活動がこの時期に始まったのは、宗教改革でカトリックが落ち目になって、信者の数を布教で増やそう!と言う努力の結果です。同じ理由で、アジアのほかの地域やアメリカ大陸での布教も同じ頃に始まっています。 勉強に没頭していると生活の現実味が薄れます。 ここ5日ほど集中して試験勉強をしていましたが、昨日クラスメートと一緒に勉強会をやりました。 ずっと一人で勉強していた内容を声に出して話し合うと言うのはとても新鮮! そして、ちょっと凄く楽しい! 絶対にこのクラスを取っていない人には通じないジョークなどが飛び交います。 そして勉強してきた事が話し合うことによって固形化する、と言うか、はっきりと形になってきます。 勉強会の前よりもずっと楽しい気持ちで、今日は試験に臨めます。 勉強会、万歳!友情、万歳!

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急に冷え込みます!

11月を目前に天候が急変しています。 先週は30度を越える日もあったというのに、今週末は正に秋! そして今朝は起きてみたら温度計が9度を指しています、ひえ~! 東海岸では台風サンディーが接近中で、 NYでは地下鉄が全般運行中止になるそうです。 ハワイでも津波が騒がれています。 そんな中、ヒューストンは急な冷え込みとは言え、秋晴れのピカピカの天気です。 私は勉強の合間に土曜、日曜と、早歩きをして来ました。 運動をすると、集中力、忍耐力が明らかに高まります。 ルネッサンスの試験勉強は大詰め。 イタリア、フランス、ハプスブルグの王朝に関する細かい記事を三本。 名前、戦争、結婚、と全て丸暗記しようと思うと苦労ですが、 「王様やお姫様のお話」と思うと、ちょっとわくわくします。 がんばります!

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近況報告

「忙しい」と感じてしまう。 まず、十日後にあるルネッサンス音楽の試験。 来年の9月に迎える博士課程の筆記と口頭試験の下準備でもあるこのクラス。 中世の沢山の王朝、そしてそのパトロンの影響によって変わる、音楽の流行。 そしてもちろん、王朝の影響について勉強し始めたら、政治についても勉強しなければいけない。 政略結婚、色々な王朝メンバーの病気、死。 さらに印刷機の発明による音楽市場の変化。 それまで音楽家から音楽家へと口伝えで伝承されてきた音楽が、 印刷機の発明によって一挙に一般市場へと広がる。 そしてそれによって変わる音楽のスタイル、楽器、アンサンブル、社会需要。 学べば学ぶほど、自分の知識の浅はかを思い知らされる。 そして、例えばこの時代の色々な王様の名前一つとっても、兎に角大変。 チャールズ、と言う名前を例にとって見よう。 チャールズ8世(1470-1479)と言うのが、フランスに居る。 音楽史に置ける彼の重要性と言うのは ハプスブルグ家の皇女、Margare of Ausutria(1480-1530)と言う 後の重要な音楽のパトロンと、 彼が12歳、彼女が2歳(!)の時に政略結婚させられることだけなのだが、 ややこしいのはこの後結婚が色々な政治的理由で消滅し、 スペイン皇太子との結婚もこの皇太子が結婚6ヵ月後に死亡してしまい、 その後サヴォイ公とも結婚するが彼も3年後に死亡。 結婚はもう生涯ごめん、と決めたマーガレットは この後6歳でブルターニュ公に即位した甥っ子のチャールズ5世の養育係、そして政治代行係になる。 さらにこのチャールズ5世は後に16歳(1517年)でチャールズ一世としてスペイン王に即位。 なぜ皆「チャールズ」なのか。ややこしいではないか! ルネッサンスの試験のほかに天正遣欧少年使節のリサーチもある。 今、私の学校のロッカーは気をつけて空けないと本のなだれに襲われる。 日本から送ってもらった資料、さらに図書館で取り寄せてもらった資料。 合わせるとスーツケース一個分。 さらに12月中旬から1月にかけて企画進行中の様々な独奏会。 ドビュッシーとショパンの関係を中心にしたプログラムを企画しているのだが、 ショパンのほうは新しいレパートリーが多く、 ドビュッシーの方も今年の夏のプログラムを拡張して 「金魚」や「パゴーダ」など特に日本、あるいは東洋の影響の大きい物をいくつか譜読み中。 そして「非音楽専攻のための音楽理論」のクラス。 準備と宿題の採点で毎週どうしても10時間くらい使ってしまう。 19人居る生徒は大半とても熱心で本当に可愛い、と感じるが、 段々追いついてこれない生徒も出てきてしまった。 宿題が半分以上未提出の生徒―来年の卒業を見越して、ビジネス・プランの企画で忙しかったらしいが 試験で41点を取ってしまい、私が警告を発したところ、全くクラスに来なくなってしまった。 私は彼を落第するしかない。 でもそうしたら、彼は今年卒業できないのである。 他にも、生徒の個人情報が色々耳に入ってくる。 生徒は青春の真っ只中。 金八先生の用に色々ドラマが在る。 どこまで立ち入れば良いのか、立ち入っても良いのか。 そしてどこまで客観的に彼らを評価するべきなのか。 でも。 アパートは住み心地が良くなって来た。 ルームメートは落ち着き、洗濯機も回るようになり、勉強机もベッドも入り、 日当たりは良く、冷蔵庫には果物が詰まり、 家に帰るのが楽しみ。 車の運転も段々身に付いて来た。

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