音楽人生

コロナ日記⑳:人情のぬくもり

同じコースでジョギングをしていると、段々顔見知りができてくる。感染を恐れて距離を取って、わざわざ道の反対側に横断したりするのだが、それでも大声で挨拶を交わす。頬っぺたの赤いころころしたおじいちゃんは、数日前私に向かって両手を合わせお辞儀をして見せた。私が手を振って「Good morning!」と返したら、顔がどぎまぎして(あ、文化を間違えちゃったかもしれない…)と言う戸惑いの後に手を振ってくれた。このおじいちゃんはほぼ毎日会う。今は私をみると両手で手を振って体全体で挨拶してくれる。

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コロナ日記⑲:パンデミックフルー

この3つの番組を観て私は初めて知ったのだが、ウィルスパンデミックの危機はずっと前から専門家が研究や準備を重ねている、想定内の不可避の事態だったのだ。そして新ウィルスの感染力と致死率は、Covid-19よりもずっと高かったかも知れないのだ。でもどんなウィルスでも、いつかはワクチンができ、私たちの体は抗体を作り、パンデミックというのはいつかは終わるものなのだ。もちろん、ダメージは小さいほうが良い。出来るだけ沢山の人が健康のままで、元気にやり過ごせるのが一番良い。その為にみんなで専門家を信じよう。外出禁止令に従おう。じっと待とう。

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コロナ日記⑱:博士論文記念日。

ライス大学で博士論文執筆中に物凄くお世話になったエリザベスが今日Facebookに私の写真を上げて、今日が私の論文審査合格の3周年記念だと教えてくれる。ストーカーの刑事責任追及と並行して書いた論文。あの時も外出が怖かった。つけられていないか。襲われないか。外出の時はいつも背後を意識していた。一時は論文を書き終えるのは無理かと思った。エリザベスの前で大泣きもした。でも、沢山の人に支えられて、本当に心の底から誇りを持てる論文を書けたことで、私の自信と将来の展望は大きく変わったと思う。

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コロナ日記⑯:社会幸福を目指して今は外出禁止!

幸福の脳神経科学のクラスは非常に面白い。そして幸福と生産性のはっきりとした因果関係を見ると、今回の外出禁止を徹底するか経済を優先するかと言うジレンマは、私は外出禁止を徹底するしかない、と思う様になる。実際の感染者数や死者数だけではなく、生存者のトラウマも考えなければいけないからだ。更に、裕福さと幸福感の因果関係は薄い。私たちは社会的動物なので、お互いに自己投影をする。仲間を見捨てなければいけない状況が一番、私たちの性質に反している。逆に、お互いの役に立つことが自分たちの存在意義に意味と誇りを持たせ、本当の幸福感につながる。

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