Poco Piano

調整には性格があるか?

エピソード6のご紹介です。 毎週水曜日に一本ずつご紹介すると決めてからもう6週間も経つなんて… このエピソードではシューベルト即興曲作品90-3の逸話を紹介します。 この即興曲は変ト長調  6つもフラットがあって譜読みも大変ですし、黒鍵が多く、運指も大変。 と言うことで、アマチュア・マーケットを狙う出版社は大慌て。 「ト長調に変えてください」とシューベルトに要請。最初の出版はこの曲実はト長調だったんです。 でも、ト長調で弾くのと、変ト長調で弾くのとでは、印象が随分違うのは、なぜでしょう? 調整が変わっても、音と音との距離感、関係は同じはずなのに…? こちらのURLでどうぞ。 明日の朝、日本に向かって飛びます。 日曜日にニューヨークの友達の家でリサイタル・プログラムの通し稽古をさせてもらった後、 月曜日は7月13日の「スカぴあ」プログラム・ノート執筆にかかりきり、 火曜日はラジオ番組収録の準備、勉強・練習。 明日の飛行機の中でも、しっかり勉強するつもりです。 さあ、今から3時間で荷造りして、今日は早寝! 日本に着くまでに、ルネッサンス、バロック、古典、、ロマン派、そして20世紀と、 ザーッと、音楽史の教科書を読破するつもり! 取りあえず、今は頑張って、なるたけ効率よく、荷造りです。

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Poco Piano, エピソード#5「スケール」

ポコ・ピアノの宣伝を始めて、今週でもうすでに5週目! 受験勉強、演奏会に向けての練習、そしてニューヨークでの生活、 一週間後に迫った日本への帰国に向けてのもろもろの準備。 毎日実に充実しています。 ブログ更新したいことは沢山あるのですが、気がつけばまた水曜日。 Poco Pianoを宣伝する、と決めた水曜日です。 今回のテーマは「スケール」。 スケールを5分ちょっとで説明するのは本当に苦心しました。 倍音、ピサゴラス、などなど。。。 言いたいことが山ほどあって、でもそのどれもがとても複雑で、 何度も言い直して、撮りなおした、懇親のエピソードです。 例えば。。。 5度の関係(ドからソ、ソからレ、レからラ、ラからミ。。。)と言うのは オクターブの次に、共鳴度の高い関係です。 スケールと言うのは、実は5度の関係から成り立っている、と言えるのです。 ドからソからレからラからミからシ。 ここまで5度をあがって行けば、ハ長調のスケールのファ以外すべての音が出てきます。 そして「ファ」と言うのは、ドから5度下がったところに在るんです! こちらでご覧になれます。 お楽しみいただけますよう。

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ポコ・ピアノ#4!「万国共通声の抑揚を反映するメロディー」

毎週水曜日にポコ・ピアノのエピソードを一話ずつ紹介しようと思っています。 4週目の今日は、4話目「Medloy as an Inflection of our Universal Vocal Inflections」。 私たち人間は声を使ってコミュニケーションを図りますが、 発声はただ単に言葉を伝達するだけでは在りません。 声の抑揚や調子を通じて、感情状態や、人間関係、自分の性格など、 色々なことを表現しています。 単純な例でいくと、質問は文章の最後のあがりますよね? これはほとんどの言語で万国共通なようです。 興奮している時は声が自然と高くなりますし、 逆に低い声は、落ち込んでいる時や、緊張している時、などなど。 そう言うものを反映しているのが、良いメロディーでは、と言うのが今回のテーマです。 リンクはこちら。 お楽しみ頂ければ幸いです。

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ポコ・ピアノ、エピソード#3は「リズム」!

ちなみに今日は、朝の6時半に相棒に運転してもらってヒューストンのブッシュ空港に行き、 夕方NYに着きました。 昨日の夜は真夜中過ぎまで荷造りだったので、途中少しとろとろしましたが、 音楽史の教科書2章を読破! 今日から私の受験勉強生活が始まります。 さて、ポコ・ピアノ。 毎週水曜日に宣伝します。 エピソード1の「拍」、エピソード2の「拍子」、そして今回3は「リズム」です。 なぜ、西洋音楽で「リズム」と言うのは一番実験的な動きが少ないのか? リズミカルな曲にジャズや、他の分野の触発を受けている曲が多いのは? シンコペーションとは? こちらのリンクでご覧下さい。

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Poco Pianoエピソード#2をプロモート中!

毎週水曜日のアメリカ時間の夕刻に 私のYoutubeシリーズ「Poco Piano」を一つずつ、ソーシャルネットワークなどを通じて宣伝をする、 と決めて、2週目。 今日はエピソード2を今、フェースブックに乗っけたところ。 19時と言う時間が良かったのか、たちまち「いいね!」とかコメントを沢山頂き、ホクホクしている所です。 1回目の音楽の拍は人間の心拍数と関係ある、と言う話しの続きで、 今回は拍子の話し。 3拍子、4拍子と言う、一小節の中でのそれぞれの拍の違った役割。 さらに、音楽の記譜法が最初に設立された中世では、 「完全拍子」と言うのは3拍子でした。 これは、2本の足を持ち、歩くたびに1、2、1,2と2拍子を感じている私たちにとっては 不自然なことです。 それでは、なぜ3拍子が「完全拍子」? 答えはYoutubeで!

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