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私はヒューストンに移住する前、4年間ロサンジェルスにいたのだが、そこの日本人・日系人コミュニティーに思いがけないほどの手厚い支援を受けた。ロサンジェルスの日本人・日系人と言うのはニューヨークのそれとはまったく異なって、アメリカにしっかり根をおろして、ロスを故郷と思っている人達が多い。ニューヨークの日本人がいかにも日本から来て日本に帰って行く一時滞在者たちなのとは正反対である。そのせいか、結束も強い。そして日本語新聞、日本人・日系人用サービス、イベントなども数多く、ロスで放映する日本語テレビチャンネルは何と2つもあるのである。 そのうちの一つ、NTB(Newfield Television Broadcasting)と言うチャンネルに私は特にひいきにして頂いた。2009年の12月13日には私と私のロスでの学校コルバーンを取り上げた特別番組まで放映してくださったほどである。(ご興味がお在りの方はこちらのURLをご覧ください。http://www.soto-ntb.com/program/program-2009-12-13/ 私の出番は30分の番組の16分20秒からです。)そしてロスを去る直前、社長から「5分くらいずつの番組で、短い曲の演奏と音楽に関するシリーズを作ってみないか」と言うお話を頂いたのである。私は恥ずかしいほどの機械音痴なので、有難いお話しにも関わらず躊躇していたのだが、ライスの素晴らしいディジタル・メディア・センター(録音・録画機械の無料レンタルや、使い方のサポートなどを行っている)の存在を知って、やってみる気持ちになった。さらに「何でも良いから自分のキャリア促進の為のプロジェクトを一つやって発表する」と言う今学期最後の博士課程の自由研究の締め切りが迫るにあたり、今週末とりあえず一、二本、製作してみるつもりである。 学校に提出する、と言う事もあるし、Youtube にも載せたい、と思っているので、日本語と英語で同じ内容の物をそれぞれ二本づつ作って行きたい、と思っている。そうすればより多くの人々に見てもらえるのではないか、と言う狙いである。例えば英語を学びたい日本人、日本語を学びたい英語人。それから国際結婚や、移民の家族などでバイリンガルの家族にも一緒に楽しんで頂けるのでは。。。と願っている。 最初のエピソードは「音楽の生態」。脈=拍、息=フレーズと言うのを実際に弾いてデモンストレーション。 お楽しみに!
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昨日、携帯が壊れてしまいました。 私の電話はロサンジェルスに移住した2006年、友達の古くなった携帯を譲り受けたものです。 だからもう8年以上経っている携帯で、傷も多く、今まで持ったのが不思議なくらいです。 でも携帯無しでは色々大変なので、色々用事は立て込んでいましたが、一念発起して近くのAT&Tへ。 唯一、プロモーションで無料でもらえる携帯のモデルが在庫切れ。 さらに自転車を漕いで遠いAT&Tへ。 購入して、学校に戻ってきたらパッケージの中に当の携帯が入っていない! もう一度遠いAT&Tに自転車で。。。 そうこうしているうちにどっぷり日が暮れてしまいました。 でも新しい電話を購入して嬉しい。ピカピカだし。 そしてそれから図書館で勉強、そして学校でリハーサル、それから夜遅くまで自分の練習。 トやってやっと帰途に着くため学校のビルを出たら、秋の匂いがしました。 「小さい秋」を大きな声で歌いながら、自転車を漕いで帰りました。 ちなみに遠いAT&Tに行く時は景気づけに「イザ行けよ、仲間たち」を歌っていました。 「みんなのうた」からのセレクションです。 私はつくづく日本人だなあ、と思います。
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演奏と言うのは極限状態になるものです。 ちょっと下ネタになってしまうが、演奏直前に吐く、あるいは下す人はとても多いらしい。 私は演奏まじかに吐いた記憶は一度しか無いし、これは車酔いとも、食べ過ぎとも言える状態であったので実際に「演奏の直前に緊張で吐いた」と言うのとはちょっと違う気もする。しかし下す方はもう当たり前だった時期も在った。全米ツアーで毎日、日中車移動、夜は演奏と言う生活を送っていた時は、もう儀式の様に演奏10分くらい前は自然に下っていた。下らない日は何だか変な気持ちがする位だったのである。今ではそう言う事もほとんど無くなったが、それでもやはり演奏前、中、そして後の身体の状態と言うのは、つくづく普通では無い。 これは前にも少し書いた事があるが、物の本によると、演奏の際の緊張と言うのを身体は「命の危険状態」と勘違いするらしい。心拍数が上がるのも、発汗するのも、「いざという時に逃げる瞬発力を出すため」だそうだし、指先やつま先が冷たくなるのは、「身体の先っぽに傷を負っても最小限の出血で済むように」、そしてつばが出なくなり、口の中が渇くのも、普段消化に使っているエネルギーを瞬発力に回すため、だそうだ。この状態、と言うのは五感が非常に敏感になって、まるで超能力者になったようである。一秒が普段の倍以上の長さに感じられ、気配などを感じ取る力が普段の数十倍、小さな音、動きを見分ける力もグ~ンと高まる。 そうして演奏した後、状態は様々である。非常にお腹がすく時は健康な時である。脳みそが充血したように重く感じられたり、頭痛がしたりする時もある。やたらとハイテンションになって喋りまくったり笑いまくっている時もある。逆に息をするのもおっくうなほど疲れてしまって呆然自失、と言う時もある。 昨日の演奏は私は指揮で、しかも普段は2時間弾きっぱなしだったりするけれど、昨日は30分の曲を振っただけで、こう言う状態になるとは余り予測していなかったけれど、今日の私はほとんど使い物にならず。今夜の8時ですが、すでに睡魔と闘っている状態。過労を感情的なものと誤解してしまう前に今日はもう寝てしまおうと思います。 宿題は明日の朝! 練習も明日! 明日は明日の風が吹く!
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Riceに来てから、Mind/Bodyのクラスや、ヴィオラ専攻だけど神経心理学を学んでいる人とお友達になって、色々それ系の事を学ぶ機会多くなった。音楽家が演奏している時、作曲している時、音楽を聴いている時など、脳のMRIなどによって脳のどの部分が活性化しているか見る事によって、音楽家の脳みそが一般の人の脳みそとは少し違っている事がこの頃注目を浴びている様だ。その他、音楽が一般人・音楽家関わらずに、神経や脳や、生態系一般に及ぼす影響と言うのも盛んに行われているらしい。 この間ちょっと耳にはさんだ事には色々考えさせられた。 Mind/Bodyのクラスでフェルデンクライス(http://www.feldenkrais.jp/what.html)の先生で、踊り子や音楽家の為の栄養、休息、効果的な練習法、などについて多くの研究を行っている人がいかに休憩と言うのが学習の過程で大切か、と言う話をしていた時だ。 「一般の人にハイドンの交響曲を聞かせ、その脳の活動を観察したところ、休符の所で一番活性化することが分かりました。休符でそれまでの全体像を総括したり、今までの復習をしたり、自分の記憶を整理したりしているんです。会話でも同じですよね。息継ぎとか抑揚が在るからお互い理解できるのであって、いつも一つのテンポでずーっと言葉を羅列したらとても分かりにくくなりますよね。休符は一瞬、長くても一、二秒の話ですが、休憩が必要、と言うのは何に関しても言える事なんですよ。運動でも、記憶でも、学習でも。眠れるだけ、寝てください。睡眠は7時間半以上が効果的です。昼寝も多いに結構。ただし一日の早い時間に、20分以下に抑えて。練習中の小刻みな休憩を必要な物、と理解して下さい。時には練習をしない、と言う行為の方がより効果的な学習法である事が在るんです。」 今日は冬時間に突入。昨日の真夜中に一時間加算されました。今はよる10時ですが、これは昨日の11時だったのです。これから早寝早起き、そして健康で充実した休息をもっと心がけるべく、今夜は早寝してみようと思います。
