今出来ることをする、と言うこと。

ノートパソコンの電池が死んでしまった。
電気プラグを引っこ抜くと即座にコンピューターがシャットダウンしてしまう。
困る。
ああ。
と思っていたら、
今度は私の愛車のクラッチ(マニュアルを運転しています)が利かなくなってしまった。
修理場に向かって恐る恐る運転中にギア・シフトが全く出来なくなって、赤信号でアウト。
帰宅ラッシュの交差点でにっちもさっちも行かなくなって
もうすぐそこだった修理屋さんの若いお兄さんが二人、私のSOS電話に応答して飛んできてくれ、
暑い中私の車を押して修理場まで持っていってくれた。
修理に半週間。
ああ。
泣きっ面に蜂と思っていたら、
私を「妹」と可愛がってくれていた
両親が帰国した16からこっちずっと「アメリカン・ファミリー」と慕っていたホストファミリーの息子、
スティーブンがジムで運動中に53歳で心臓発作で亡くなってしまった。
信じられれない。うそみたい。
ついこの間まで噂話しで盛り上がっていたのに。
思い出がどんどん込み上げてくる。
パリに行って3回休んで、もうこれ以上コミュニティーカレッジの授業を休めない。
でも木曜日の授業を終えて飛行場に直行しても、金曜日の朝どんなに早起きしても、
金曜日の朝一で行われるお葬式には間に合わない。
「てんてこ舞いの今よりも、落ち着いてから来て貰ってゆっくりおしゃべりできた方が嬉しい」
と私を気遣って言ってくれるホストマザーの言葉に甘えて、泣く泣く来週末の飛行機の予約をする。
あああああああ。
論文も、就活も、差し迫っているのだけれど、毎日取りあえず保留。
その間にも焦りが募り、しかし人生諸々の重圧も募り、息苦しくなっていた時、
お世話になっているヒューストン日本人コミュニティーの方々とお食事する機会に恵まれた。
「『やることが多すぎる』と言っている時は焦りばかりに集中して実は何もこなしていない時。
一つ一つ、する事をこなしていけば、いつか追いつく。
言い訳とか、愚痴とか言う暇があったら、
取りあえずやることリストの項目を一つ一つ消去することに集中する」
皆さん、それぞれの業界で物凄い活躍をなさっている凄腕のつわもの。
それなのに、(どうして?)(どうやったら?)と思えるほど
社交にも豆で、私にもいつもお声をおかけくださり、
周りへの気配りやコミュニティー還元に余念が無い。
「言い訳をする人は器の小さい人。言い訳をする前に行動する」
身につまされました。
そして、良い人々に囲まれてる幸せに感謝しました。
さあ、練習!そしてヨーガ!
そして、する事リストを邁進!!
外は天気!中国茶が美味しい。
頑張るぞ!!!
Steven, Rest in Peace. You were loved.
合掌。

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