先々週末にシカゴまで出向いて編集セッションに参加し、ついに完成した
Augusta Read Thomasの5楽章からなるソロのピアノの為の"Traces"。
タングルウッドで7月上旬からAugustaと一緒に色々会合と談義を重ね、
8月1日に初演、8月11日の深夜に録音、8月14日にタングルウッドの現代曲フェスティバルで演奏、
9月25日にライス大学の自分の博士課程最初のリサイタルでまた演奏、と一緒に歩んで来て
リサイタルの次の週末にシカゴでAugustaのお家に二泊させてもらって
一緒に編集作業をしました。
いずれはアルバムの含まれるはずですが、とりあえずAugustaのHPで無料一般公開です。
音質は、ファイルのサイズが縮小されていますので、妥協されてしまっていますが、
やはりとても嬉しい気持ちです。
良かったら聴いてください。
今日はヒューストンは爽やかに晴れ渡っています。
昨日はぐっすり寝て、今朝は早朝からびっしり練習し、午後も精力的に色々取り組んでいます。
すがすがしい!
http://public.me.com/augustareadthomas
上をクリックするとAugusta のHPの録音の一覧のページに行きます。
その中から"01 ART TRACES…II TANGLEWOOD”を選んでお聞きください。
上をクリックするとAugusta のHPの録音の一覧のページに行きます。
その中から"01 ART TRACES…II TANGLEWOOD”を選んでお聞きください。
ダウンロードしました。今晩聞いてみます、楽しみです。
>abbros.kawashimaさん
ありがとうございます!
どう思われるでしょうか?ワクワクします。
マキコ
聴きました、とっても良かったです。録音のせいでしょうか、音質も綺麗でした。現代音楽も素敵なものですね。
>abbros.kawashimaさん
わ~い!気に入って頂けて嬉しいです。
Augustaはジャズが好きで、ジャズの影響が大きいですし、カッコいいとか、オシャレ、とかそういう感じがすると私は思うのですが、どうでしょう?
弾いていても、楽しいですよ。
マキコ
なるほど、確かに普通の現代音楽という感じではなくてお洒落な感じがするな、と思ってたんです。
聴かせて頂きました。なんだか最近のインプロ系ジャズのソロピアノ風に聞こました。聴き終えてからコメント欄を見るとジャズの影響を受けていると書いてあってなるほどと。こういう音楽が即興でなく、楽譜に書かれてそして作曲者が演奏せずに、ピアニストが改めて解釈に取り組んでから演奏するというプロセスが不思議に思えました。そのプロセスこそが現代音楽の特性の一つなのでしょうか?(素人意見ですみません^^;)
>appleさん
鋭い御指摘です。そして私も、Augusta の楽譜上の指示が余りに細かいので(一つ一つの和音に強弱サインは勿論「この音は優雅に」とか指示が付いている)、彼女自身が弾いた方が早いのでは、と思ったりしました。でも、Augustaは柔軟な姿勢を持っていて、私の意見を真剣に受け止めてくれ、楽譜を書き換えたりもしたので、やはり音楽と言うコミュニケーションのプロセスに置いて、即興とは違った深みが出てくるのでは、と信じています。
コメント、ありがとうございます。ちなみに曲はお好きでしたか?
マキコ
この2日間に何度か聴いてみましたが、好きか嫌いかと訊かれると、どうも良くわかりません^^;
昔読んでみて良くわからなかった小説が、歳を取って読み直すとおもしろさが分かったりするように、今の私にこの曲は早すぎたのかもと思ったりしますので、このまま保留にしておきたいですね。
>appleさん
そんなに真剣に聴いていただけて、本当に光栄です。最高の賛辞だと思っています。
マキコ