私は、教えることも大好きです。
特に今は、私は本当に個性豊かで熱心な生徒さんに恵まれていて幸運!
その中のAちゃんとのレッスンで、今日私は自分でもびっくりする格言を発してしまったのです。
Aちゃんは凄く飲み込みが早く、音楽性もある6歳の女の子です。
実は物凄い美人なのですが、それに反抗するかのように憎まれグチをたたきます。
「同じことを繰り返し言わないで!」とか平気で言います。
「繰り返し言わなきゃいけないのは、同じ問題が続くからなんだけどな~」
「忘れちゃったの!」
「だから思い出させるのが私のお仕事だよ。」
などとやり取りするのですが、それでもこちらがいやな気持ちがしないのは、
やはりこの子の愛嬌でしょうか。
この子は素早く曲を仕上げてくるのですが、
曲の性格に関係なくなんでも凄いアップテンポで弾くのが好きな子でもあります。
今日の会話。
「これはどんな曲?」
「ハッピーな曲」
「そうだよね~、でも今のAちゃんの弾き方は、ハッピーじゃなくて忙しそうだったよ」
「…忙しいってピアノではどういう感じ?」
「忙しいって言うのは、一つ一つの音の全てにそれぞれ集中していることだよ。ハッピーはそれぞれの音が大きなグループに属していて、そのグループを大きな目で見られること。違いが分かるかな?」
凄くないですか?
忙しい=一つ一つの小さなことにそれぞれ集中してしまい、収集が着かなくなること
幸せ=それぞれの仕事が一つの大きな方向性や目標に属していて、それを安心してこなすこと。
おおお!真希子(の潜在意識!?)、素晴らしい!
自分で自分の発言を聞きながらびっくりしていました。
勿体無くて、思わずブログで発表してしまいました。