美笑日記10.31:米大統領選を控えて募る不安

「気が重い」という言い方がありますが、昨日は一日実際に胸に漬物石でも乗っかっているかのような違和感が常にあり、実際に息苦しくさえ感じました。原因の心当たりはあったので敢えて病名検索などはしませんでしたが、それ位実際の体感としての違和感だったのです。そしてその原因とは…来る米大統領選挙です。非常な接戦。信じられません。

世の中にはもっと悲惨な状況にいる方々がいるのもはっきりと理解しているのです。ガザやウクライナの様にニュースでよく見る紛争の犠牲者たちの他にも、シリア・アフガニスタン・スーダン・ヴェネズエラなどの紛争は何千万人を避難民としてさまよわせ、その多くを飢饉に晒しています。ウイグル族やロヒンギャ民族の様に迫害の被害にあっている人たち何百万人もいます。自然災害の被害からの復興に難航している人々も沢山います。そんな中で選挙の結果の不安にここまで胸を潰されたような気持ちになるのは、情けないし申し訳ない。自分の甘えが恥ずかしい様な気持ちすらします。

でも、この国は一体どうなっているんだ?トランプ支持者は一体どうしてそういう結論になるんだ?これから世界はどうなるんだ?

性暴力・事業記録改ざん・人種差別・機密文書持ち出し・選挙結果覆し未遂…罪人が有力な大統領候補?

更に心配なプロジェクト2025

昨日は本当にゾンビになっていました。選挙後に何が起こるのかを悲観して機関銃を買ったと私に教えてくれた友人もいます。いやだ。考えたくない。でも悲しいかな、恐怖心と同時に日常も進行します。練習はした。少しメールもした。でも息も絶え絶え。夜に友人にSOSを出しました。「実際に息苦しい。不安に押しつぶされそう。」すぐに折り返し電話をしてきてくれました。「ああ、自分の周りにも武器を買った人はいるよ。」別に話しの内容は平穏ではないのですが、何十年来の友人の声を聴き、価値観や現状への認識を確認しあうだけで、ずいぶんと気持ちが落ち着き、夜はよく眠れました。

今朝は定期健診でお医者さんのところに行きました。とてもやさしくて熱心な女医さん。前から(いい人だな~)と思っていた人です。「最近何か変わったことはありませんか?」と聞いてもらったのに甘えて思わず「選挙が不安でたまりません」と正直に答えてしまいました。そしたら「私もです」と真剣に頷き、「私は21歳までルーマニアに居ました。共産主義の圧政を体験した身としては、悪夢を見ているような気持ちです」ととても共感してくれたのです。10分くらい話し込みました。忙しいお医者さんの時間を無駄にとってはいけないと思いつつも、女医さんも色々話したがっているようにも見受けられたのです。そしてずいぶんと気持ちが軽くなりました。

今日はハロウィーン。午後にお気に入りのスーパーTrader Joe’sこと「トレジョ」に行ったら店員さんたちが思いっきり仮装していて、味見サイズに切った新商品のケーキが振舞われ、何だか楽しい気持ちになりました。

このブログは、記録のために書いたほうが良いのではと思い、書き記しました。

海を見渡すポーチ(本文とは全く関係ありません。)

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