弾くために食べる!? 食べない!?


「リサイタルを弾く前はやっぱりステーキを食べないと」
…と言う意味の記述を呼んだのは、確か宮沢明子のエッセー集だったと思う。
そう言う事を実際に言う人、実行している人、と言うのも周りに居る。
兎に角エネルギーを補給して、ガツンと、と言う感じだろうか。
私もどちらかと言うとこちらのタイプ。
腹が減っては戦は出来ん!
逆に「演奏前の食事は抜く」と言う人も多い。
その心は「脳に回したい血が食べると胃に回ってしまう)と言う物。
そういう人たちは大抵、演奏後にがっつり食べて、そして呑んでいる。
「緊張で一日食べられない」と言う人に会った事もある。
私には想像が出来ない。
私は食べて元気を出す、と言うタイプの人間として、今まで来た。
疲れたら、食べる。
病気かな、と思ったら食べる。
景気づけに食べる。
お祝いに食べる。
ストレス解消に食べる。
食べる、食べる、食べる。
子供の頃から大食漢だった。
赤ちゃんの時に母が何か月目かの検診の際「食事には何を?」とお医者さんに聞かれて
「バナナと、ゆで卵と、ベビーフードと…」
とリストしたらば「それは一日分ですか?」と聞かれたそうである。
勿論、一食分だった。
母が食事を切り上げようとすると、うなったり、テーブルを叩いたりして怒るのだそうだ。
赤ちゃんの時から味も分かったらしい。
母が鶏がらスープから自家製のおかゆを作ると喜んで大量に食べるが、
ブイヨンで作ると、口から吐き出して一口も食べないのだそうだ。
(この逸話は、私は誇りである)
「マキちゃんと食事をすると、本当に美味しそうに食べるからつられて一緒に食べられる」
と食が細くて困っているご高齢の方や病弱の方などに良く言われる。
そうすると張り切ってもっと食べて見せてしまう。
私は大抵の男友達よりも食べる。
しかし!
何だか小食の方が体も脳にも良いそうなのである…
最近私は健康に凝っている。
いかに自分をベスト・コンディションに保つか、
そして自分のベストの演奏を行い、ベストのリサーチを行い、論文を書くか。
どうしたら時間を効率よく使えるか。
どうしたら生産性を高められるか。
その為に走ったり、発酵食品を多くとったり、果物と野菜を増やしたり、色々している。
その健康志向のリサーチを進めていたら、「絶食の勧め」と言うのに出会ってしまった。
これである。

この人はアメリカ国家老化現象研究センターの神経科学のトップの人。
この人によると、動物実験でも人間でも、兎に角エネルギー摂取を減少することが
病気の予防、治療、脳の活性化、老化予防、全てに良いのだそうである。
では、どれだけカロリー制限すれば良いのか。
この人は色々な方法を述べている。
1.食事摂取時間を24時間中8時間に収め、16時間を「絶食の時間」にする。
2.一週間のうち二日は500キロカロリー以下の摂取にする。
3.忘れた。
このヴィデオを見たのが昨日の夜。
夕飯食べながら見たので、腹八分(実感的には五分)で中断。
今朝は中位のサツマイモをチンしたのを半分、グレープフルーツを半分、ミルクコーヒーコップ半分。
昼食は練習しながら:アーモンド7粒、ひまわりの種一握り、ミカン二つ、チョコボール二個、ぬか漬け(人参半本分、こんにゃく二切れ、キャベツの芯二切れ)。
4時:リンゴ一個とヨーグルト(砂糖なし、低脂肪)
このヴィデオの人は「段々慣れて行って全く苦にならなくなります」と言っていた。
今は、ちょっと疑わしい。