コルバーンでの学校生活

充実した日

今日は色々在りました。 6時半 起床、朝食、身支度、メール 7時半 練習開始 8時半 指揮のレッスン 9時半 オーケストラのリハーサル(ローマの松もジョン・アダムスの「オーケストラの為のフォックストロット」もピアノ・パートのソロが多くてびっくり) 12時  私の指揮のヴィデオ録画を作るためのリハーサル。 (グリーグ、「最後の春」、作品33-2) 12時半 昼食、指揮の復習、練習 4時   オーボエのレッスン伴奏(4月25日の演奏会の準備) 5時   オーボエ・クラスでの伴奏 6時   夕食 6時半 録音のテクノロジー、およびテクニックに関する講義 9時半  指揮の先生に今日の指揮の反省会をしてもらう。 今、夜の10時ですが、結構クタクタです。 指揮もオケ・ピアノも久しぶりだったから興奮して必要以上のエネルギーを発散したし、昨日キャンプから帰って来たばかりだし。。。遊ぼう、と誘われたのを断って、今日は早寝です。

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ドアをさっと開けてもらったこと

今日は午後、ジェニーのオーボエのリサイタルに出演した。テレマンのオーボエ・コンチェルトは弦楽四重とダブル・ベース、そしてチェンバロの伴奏で、私はチェンバロを担当した。経験は多くは無いのだけれど、結構ソロも在って楽しく弾けた。それからデュティユ―のオーボエ・ソナタ。この曲はオーボエには超絶技巧らしいけれど、ピアノも決して簡単ではない。でも、とても素晴らしい曲だと思うので、気合いを入れて準備して、気合いを入れて練習しました。良い曲を弾くのは楽しい。 演奏の後は意識がちょっと日常から離れる。すぐに雑用や演奏に戻れない。そこで、今日はオペラを観に行きました。LAオペラと、LAオペラの常任指揮者のジェームス・コンロンの共同プロジェクトで「リカヴァード・ヴォイシズ」と言う、ナチスが抹殺したために上演されなくなり、その為埋もれてしまったユダヤ人作曲家によるオペラを探して上演してりヴァイヴァルさせましょう、と言うもう何年にも渡ってやっている企画の一環で、今日はシュレッカー(Schrecker)と言う20世紀初期のウィーンの作曲家の「Die Gezeichneten(The Stigmatized)」を観ました。舞台から何と3列目の席が手に入ってしまい、舞台の上に在る字幕と舞台で進行していることを同時に見るのにちょっと苦労したけれど、音響は素晴らしく、指揮も歌手の演技もばっちりまじかで見れたし、とても楽しみました。 オペラが終わったら随分夜遅く、急ぎ足で学校に戻ったら、一年生と二年生の男の子二人と丁度出くわしました。彼らの方が私の10歩程先を歩いていたのですが、二人でまるで申し合わせたように学校に入るドアを右と左で「サッ」と同時に私の為に開けてくれたのです。何だかお姫様になったみたいで嬉しかった。この右の一年生の男の子はチェリストです。父親が有名な指揮者らしく、結構周りがちやほやしているのですが、本人はそう言うことにはまったく無頓着で、私にはそれが頼もしく見えます。例えばこの前のパーカッション・アンサンブルのスティーブン・ライヒのセクステットでピアノ・パートを引き受けたり、学期末で皆が段々忙しく、余裕がなくなって来ている時に色々な演奏に積極的に参加したりしています。私は来週、自分の指揮のヴィデオを製作せねばならず、その為の弦楽奏者9人と管楽器奏者8人を集めるのに結構苦労しました。皆、「助けたい」と言う気持ちは山盛りなのですが「今ちょっと苦しいの。許して」とか、「自分のリサイタルが迫っていて間に合わない」とか、最終的にはOKをくれる子でも「予定を確認してから」と言う人がほとんどだったのですが、この子だけは頼んだら即答で「喜んでやります。是非、やらせてください」と言われて、正直びっくりしました。その言い方はもう、主義、と言う感じで(この子はもしかしてそう言う風に「頼まれたら断るな」、と教育されているのだろうか)と思いました。何にせよ、それで私が非常に嬉しかったのは事実だし、私の中でこの子の好感度は200%アップしたし、自分もこれからは誰かに物を頼まれた時、即答出来る時は「喜んで」と言って引き受けよう、と思いました。

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ちょっと多忙!

ちょっと忙しいです。 昨日は朝練習、午後はブラームスの四重奏2番のリハーサルと夜のパーカッション・アンサンブルの最終チェック、そして通し稽古。夜はそのコンサート、打ち上げ、その後自分の練習、と言う感じでした。合間に自分の人生の雑用を片付けるので、結構忙しく感じます。昨日は文字通り走って買い物に行きました。行きも帰りも。 今日は、土曜日にあるオーボエのリサイタルのリハーサルの後、、アーノルド・スタインハードと言う、グアルネリ・四重奏の第一ヴァイオリンを長年務めたことで有名な人のレッスンが木曜日に在るのでその為のドビュッシーのヴァイオリン・ソナタのリハーサル、そしてブラームスの四重奏のレッスン、6時からはピアノ・クラスが在って、8時からはコルバーンのピアニストのリサイタルを聴きに行きます。 1時以降は30分以上の休みが全く無い!(今日は夕飯を食べる暇が在るんだろうか。。。)と言う感じです。私は食事がとても好きなので、これは大問題です。夕飯、食べたい。 手は回復しつつ在ります。友達が軟膏を貸してくれて、それがとても効いている感じです。

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最近

この3~4日のブログが簡潔なのは、手をかばっているからです。 右手が痛いのは練習のせいか、伴奏のせいか、コンピューターのせいか、あるいは沢山の楽譜の入ったカバンをたすき掛けにして走り回って肩が痛くなったのか、良く分からないからとりあえず全てをちょっと楽にしています。 書きたいことは沢山あるのですが。。。例えば月曜日のパーカッション・アンサンブルのリサイタルで演奏するミニマリストのアメリカ人作曲家、スティーブン・ライヒのセクステット。2台の鍵盤楽器奏者が二人ともピアノとシンセサイザーを掛け持ちし、その他4人の打楽器奏者がマリンバ、鉄琴、大太鼓、ベルなどを忙しく掛け持ちしながら弾く曲です。「ノル」と言う言葉が、新しい意味を持って実感できます。 それから来るこの夏のタングルウッド音楽祭のレパートリーについて。ピアニストは事前に予定の曲目を渡され、そのどれを「とても弾きたいか」「まあ、弾きたい」「どちらでも良い」か、希望を出すことが出来ます。このピアノ入りの曲は全部で50曲程あり、これを全部下調べするのは結構面白く、そして大変! などなど。 天気にも恵まれ、元気でやっております。

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練習したくない病

右手の手首の上が突っ張るような感触がある。良く見ると右手が左手に比べて、腫れているというかむくんでいるというか。多分伴奏のしすぎ。伴奏はいつも緊張して楽譜をなめるように見つめながら、次の音を素早く探り当てる感じで弾くので、気を付けていても力が入っていることが多い。 う~ん。 でも、これはもしかしたらそう言う実際の腫れでは無くかの有名な「練習したくない病」かも。練習したくないな~、と思っていると、実際に肉体的に問題が無くても何だか腫れたり、痛くなったりするやつ。 今日はとても美しい陽気の日なので、友達とお散歩に遠くまで行ってきます。 練習は延期。

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