指揮のレッスン復習、初リハーサルの予習

今週末土曜日、日曜日と続けて「白鳥を焼く男」のリハーサルが在る。
それぞれ2時間ずつ、丸々使わせてもらえて、実に、実に贅沢な設定だ。
今日は私の尊敬するLarry Rachleffが一緒にスコアを見てくれた。
「楽譜を勉強する時は、手を動かすな。
手の動きで解釈を決めるのでなく、解釈が手の動きを決めるべきだから。」


この頃指揮の練習を一杯していたので、「じゃあ、このテーマを歌ってみて」とか言われるとどうしても一緒に手が動いてしまう私を厳しく何度も戒めた。なるほど、良く分かる理論である。
そして私が「ここの所のフレージングは?」「リタルダンドはどの程度?」と細部について質問するたびに
「歌ってみなさい ―それで完璧だよ。」

と、何度も言われた。
確かに私は頭の中で色々考えてメトロノームに合わせて手を動かす、と言う練習法で「歌う」と言うプロセスをまるっきり忘れていた。どうして分かったんだろう。声に出して歌うと、息継ぎしなきゃいけないし、それは木管・金管奏者に直接関係あるだけでなく、弓の長さにも関係してくるので、声に出して歌うと色々な意味で音楽の勢い配分が良く分かる。それから、
「ヒンデミットと言うのは観念的な作曲家では無い。実に実際的な作曲家だ。楽譜に書いてある通りに弾けば、彼が欲していた音楽に自然になってくる。やたらとひねくりまわしたり、頭を悩ませる必要のない作曲家だ。素直に演奏しなさい」
とも言われた。
①鏡の前での練習
②手を動かさずに歌って頭の中で解釈を確立する練習
③メトロノームに合わせて振る練習
④リハーサルは全てヴィデオに撮ってしっかり復習。


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