「口がさびしい」のは実感が乏しい時!?

「博士論文執筆中に太った」と言う人は多い。 受験勉強中も、同じだと思う。 私も何かに付けて食べたくなる時がある。 今読んでいる文献は、19世紀の音楽史を理解する上ですごく重要らしいのだが、 原語がドイツ語で、その英訳を読んでいる上 言及する概念も政治史、哲学史、美術史と、私の及ばない分野にどんどん行ってしまう。 それに何しろ文章が長い! 特に長い文章を数えてみたら9段もあった! ので「~がああ~~~~、何を言ってるんじゃ~~」と分からなくなって 何度も読み返している内に目も頭もさまよって来て 気が付くと頭の中は全く関係ない事を考えたりしている。 (そう言えばMちゃんにご飯さそわれていたな~)とか。 今まで自分が考えるに及ばなかった考え方とか情報と言うのは、中々消化しにくい。 そういう時に、気が付くと口がさびしくなっている。 知識が頭で消化できないので、せめてカロリーを胃で消化しようとしているのだろうか。 今、ホットチョコレートをグッとあおって、 そのあまりのコクの深さにハッと思い当たった。 口がさびしい時に口にしている物は、ちゃんと味わって食べていないものが多い。 よし、「実感」をテーマに、まず食べるときはきちんと味わおう。 そして、分からないときは「分からない」と実感しよう。 どうやったら分かりやすくなるのか、工夫してみよう。 それでも分からなかったら深呼吸とかストレッチとか、 ちょっと視点を変える努力をしてみよう。 そしてできるだけチャレンジ精神で 知識を食べるつもりで口で発音しながら、情報をかみ砕いて行こう! 頑張るぞ!

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