グッド・タイミング!

金曜日は、ヒューストンの日本人会の方が中心となって

私の5枚目のCD,「ゴールドベルグ変奏曲」完成記念の会を開いて下さいました。

(このCDに関する情報はこちらから=http://www.cdbaby.com/cd/makikohiratapianist

土曜日の演奏会のための学校のオーケストラのリハーサルが5時に終わってから

ヒューストン・ダウンタウンにある会場にドレスを持って直行!

そのまま音出しをして、会場の音響を確かめます。

私と会の趣旨のの紹介、ちょっとゴールドベルグの触りの演奏の後、

皆さんとのお食事(ステーキやえびやチーズケーキの出るコースで、美味しかった!)

そして私のデモンストレーションを交えたゴールドベルグに関するトーク。

皆さんにこやかに身を乗り出して聞いてくださり、活発な質問が沢山出る、

とても素晴らしい会となりました。

ヒューストンで、このように日本語で私の熱意を分かち合って下さる同郷人と一緒に

熱く語り合う時間を持てて、本当に凄く嬉しかった!

持って言ったCDが、完売してしまいました!!

オーマイゴット!

これから「ヒューストンの若手演奏家を支援する会」で定期的に演奏会をしよう!と

積極的におっしゃって下さる日本人会のVIPの方々と夜中の2時まで語り合いました。

そして昨日の夜は学校のオーケストラの演奏会。

私は、ライス大学、シェパード音楽学校のオーケストラは正直、

多くのプロのオケ(例えばヒューストン交響楽団)より上手いと思っています。

大きな理由を二つ挙げると、指揮のラリーラックレフが素晴らしいのと、

一つのプログラムを入念に3週間リハーサルする、と言う事があると思います。

私がこの学校に来た理由には、このオケの評判とラリーラックレフの物凄さがあります。

そんなわけで、私はオケの鍵盤パートを誇りを持って担当しているのですが、

昨日はピアノ・パートがかなり重要なレスピーギの「ローマの松」、そしてバルトークの「舞踏組曲」が

ドヴォルザークの交響曲8番に続くプログラムで、私はちょっと緊張して望みました。

シェパード音楽学校の大ホールは2千人ほど入る、本格的なものです。

音響も素晴らしいのですが、照明も素晴らしい。

毎回、ステージに上がって、調弦が終わり、指揮者がステージに登場する前の瞬間に

客席の照明が落とされ、ステージがほわ~っとまぶしくなると

戦意が高まる、と言うか思わず高揚感を感じます。

昨日の演奏は素晴らしかった。

本当に「ノル」と言う感覚でした。

もう次のパッセージとかのことを考えていない。

音楽の事だけを考えていて、自分のパートは思わず弾いてしまう。

考えていなくても弾かずには居られないという感じ。

オケと本当に一体となっている感覚。

私は結構、素晴らしい人生を送っているではないか、と思います。

とは言え、やはり寝不足の本番は禁物です。

昨日は午後のゲネプロの後、前後不覚に1時間半熟睡してしまいました。

起きたら、一瞬今朝なのか、午後なのか、何曜日なのか思い出せなかった。

20秒後くらいに(ああ、今日は土曜日でオケの本番の日)と思い出し、

あわてて時間を確認して、まだチャンとシャワーを浴びる時間があることを確認してホッとしました。

そして本番の後はかなりぐったり。

涙が出るかと思うくらい疲れていました。

そのまま帰宅して眠る事実に10時間。

しかし、今日は冬時間の始まり。

日照時間がずれるのにあわせて、真夜中に一時間時計を戻すのです!

と、言うわけでたっぷり寝たのにその割には早起き、と言う超お得な日!

グッド・タイミング、冬時間、ありがとう!

今日はショスタコーヴィッチの交響曲1番のピアノパートを担当します。

これも重要なピアノ・パートで有名な曲です。

2 thoughts on “グッド・タイミング!”

  1. 順風満帆ですね。ゴールドベルグ、三四回聴ほどいてみました。このごろ私の頭は回転が悪く、うまいこと感想が浮かんできません、ふむ。ちょっと身の回りがばたついて、おちついてきちんと聞けていないのだと思います。ちょっとだけreferすると,生真面目な音の積み重ね!かなぁぁ。マキコさんの音色は緊張感があります、グールドのほにゃほにゃゴルトベルクを聞いてたからでしょうか。それではまた。

  2. >abbros/kawashimaさん
    感想を言葉にする、と言うのと感想を持つと言うのは違いますよね。「頭の回転が悪く」ではなく(ご冗談を!)言葉にする過程に慎重になる時期と言うのは、私も周期的に来ます。社交には厄介ですが、でも精神衛生上、そして今のあまりにもスピーディーな日常生活をこなしていくためには必要な事だ、と思っています。
    それでも、「緊張感」と言ってくださってありがとうございます。そういう風には意識はしませんでしたが、私は「持続性」~一つの音から次の音への不可避さの強調~と言う物を今回の録音の一番の課題としました。ですから、そう言ってくださると嬉しいです。
    マキコ

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