- アメリカ国務省が渡航中止を求める危険度4にレヴェルアップを発表
- レヴェル4:アメリカ市民の海外渡航を中止にする要請。現在海外にいるアメリカ人市民は即帰国要請。
- 先週レヴェル3に引き上げられたのに続き、今日のレヴェル4発表
- カリフォルニア州知事ニューサムが全てのカリフォルニア州民に外出禁止命令を発令。
- 外出許可は安全・健康・食料など必需な16の職種関係者のみ。
- このままでは2550万人の感染者で、入院患者用のベッドが2万以上足りなくなると予測。
- 海軍病院船マーシーをLAの港沖に9月1日まで出動させることを要請
- アメリカ政府から10億ドルの救済資金を要請。
コロナ日記をつけ始めてから一週間。今日は初めて小休止ー頑張らない日ーを自分に許した。朝、テロテロと2マイル散歩した他は運動しなかった。ピアノは一度も触らなかった。ベッドにもぐりこんでくだらない映画を二本観た。完全な現実逃避を切実に必要としていた。
私だって今まで非常事態を経験したことが無い訳ではない。
2001年の9.11の時はNYに住んでいた。日本に一時帰国中だったが帰りの飛行機がキャンセルになった。2011年の3.11の時はヒューストンに居た。数日間日本の家族と連絡が取れなかった。2017年のハリケーンハーヴィーの時はヒューストンの洪水でアパートに一週間籠城した。
でも今回のはスケールが違う。コロナの打撃はグローバルだ。これは、後遺症からの復興を考えると非常な長期戦になる。
野の君は今コロナウィルスの原子レヴェルでのシミュレーションを手掛けている。私のUS-ジャパン・リーダーシップ・プログラムの友達も、医療・行政・軍・宗教など、色々な観点から奮闘している。カンザスでレストラン経営をしている知り合いは、コロナの影響で収入源を失った食産業の人たちを沢山雇って、ホームレスシェルターや孤立化した高齢者などに食事を配給する即席ビジネスを寄付で回す事を始めた。世界中の専門家が色々な形で奮闘している。
私も参戦したい!息を切らして汗をかきながら皆のために貢献したい…でも、今は私の出番じゃない。私にできることは力を蓄えておくこと。この危機の後遺症は多大になる。ウィルス感染の危険が無くなったら私は、まだ何ができるか想像もつかないけれど、全力を尽くす。今は、兎に角じっとするしかない。
今日あった良いこと3つ。
- 久しぶりに玄米を炊いた。我が家は炊飯器ではなく、かまどさんで炊飯する。超美味だけど、炊飯器より準備も後片付けも手間がかかるので、ご飯はご馳走。今日は玄米をだし昆布とお酒少々と一緒に炊いて、納豆とのりと蕗の薹みそやお味噌汁と一緒に美味しくいただきました。それからおやつに自家製ポップコーンをお鍋でポンポン作って、むしゃむしゃ無心に食べました。ガーリックソルトを振って美味!
- フィラデルフィアで貧困層の子供たちに無料のレッスンを提供するNPOをやっている私の友達が、オンラインの夕食会を開いてくれました。皆それぞれ自分の飲み物と食べ物を準備して、決められた時間にコンピューターの周りで色々おしゃべりするのです。音楽業界の人や、写真家、テクノロジー産業など10人が集まって、コロナ恐慌を受けて自分たちになにができるか、この経験から何を学べるか、話し合いました。
- 面白かったのはみんな、「音楽鑑賞や芸術鑑賞が会話が全部オンラインにならざるを得なくなった今こそ、生演奏や実体験の価値が再確認される」と同意したことです。これには勇気づけられました。
- 今まで朝から晩までお仕事にかかりきりだった野の君と、今日は朝ゆっくり一緒にお散歩して色々おしゃべりする事ができました。ご飯も一緒に美味しく食べれた。
お疲れ様です。
恐怖に近い緊迫感があり、日本とはまるで違います。
4月になれば改善されることを願っています。
俚諺に「止まぬ雨など無い」、「明けぬ夜など無い」があります。
小川久男
日本は回復に向かっているように伺えます。
良かったですね。
アメリカは、改善の前にもう少し悪化が続くという見通しが主流です。
長期戦のための気持ちの準備をしています。