- 規制緩和から数週間後にして、感染者の数の増加がみられる州:アラバマ、フロリダ、ジョージア、サウス・カロライナ、テネシー
- 州全体の外出禁止令を発令しないで、最近不可欠以外のビジネスに対する規制緩和を導入し、感染者数の増加がみられる州:アーカンザス、ノース・ダコタ、オクラホマ
- 外出禁止令を率先して導入したカリフォルニア州は、経済的打撃が全国平均より更に深刻
- 失業率は20%以上(全米平均は14.7%)
- カリフォルニアのGDPはアメリカの25州の合計より大きく、カリフォルニア経済の全米経済の比重は大きい。
- ニューサムカリフォルニア州知事は今日5月26日(火)に美容院や床屋の再開を発表。
最近、よく感動するなあ、よく笑っているなあ、と思います。
今朝はNYの音楽学校で調律師として働いているリックが突然テキストをしてきました。私たちはもう20年以上の友情があり、家族のようだけれど時には何か月も話さなかったりもします。コロナになってからはいつもよりは定期的にしゃべっているけれど、それでも早朝のテキストにはびっくりしました。
「住所教えて!」
(...?なんで?)と思いつつ、急ぎのメールなどに取り込み中で上の空で自動的に自分の住所を送りました。そしたら数時間後に「これを送りました」という綺麗に包装された小包の写真が送られてきたのです。なんか急にサンタさんからの手紙をもらったみたいで嬉しくなってしまいました。
「え?何々?何が入っているの!?」
「調律用のハンマーです!」
ヴィデオの質をもっとよくしたい。その為に機材も揃えなくちゃいけないし、ピアノも調律したい。でも感染の危険が心配だし、お金も心配だし…と私が数週間前に愚痴をこぼしたのを覚えてくれていたのです。私は調律師ではないけれど、でも最低限酷い音を直すくらいの訓練は受けています。でも、ハンマーが来ることの喜びよりも、リックの気持ちが嬉しくってのどが詰まってしまいました。
笑うことにかけては、私は人一倍よく笑うと言う自負があります。10年以上前に受けた(日本語の)インタビュー記事は題して「ピアニストの笑い」です。でもそんな私でもここ数日いつもよりも笑い転げている気がします。...このヴィデオを収録中に上昇系の3音のモチーフが出てくるたびにニコニコしたら楽しくなってしまった、その後遺症かも知れません。
昨日の夜は、野の君と一緒に笑い転げていました。野の君に、バッハのインベンション11番で私が一番大好きな一音がなぜ特別なのかを理解してもらおうと思って必死になったのですが、野の君にはどうしてもその音が聴き分けられず、二人で大笑いしていたのです。下のヴィデオで2:47の所に来る、渋~いラのフラットです!
野の君は一生懸命分かってくれようとしてくれて「んん?もう一度!」と頑張って聞き分けようとしてくれるのですが、一音の絶妙さを何とか表現しようとするとどうしても私が変顔になってしまい、その変顔に二人でお腹が痛くなるまで笑い転げてしまうのです。
不謹慎かも知れない...でも、私は「自粛」という考え方には反発を覚えます。大変な時だからこそ、世の中に苦しんでいる人がいつもより多い今だからこそ、楽しいことに集中して力と元気を蓄えなくてはいけない。いざという時人助けができる自分にしておくためには、楽しめること、楽しめる時には敢えて大いに楽しまなくては...
人は他の人に自分を重ね合わるという特徴が脳神経レヴェルで構造的にとても強いようです。だから幸せは分かち合えば倍増し、悲しみや苦しみは分かち合えば半減するものだ、と私は信じています。だから、私は責任をもって自分と自分の周りの人を幸せにするために最善を尽くします。
お疲れ様です。
自粛とは、小異を捨て大同につく日本人的発想です。
稲作の農耕民族は、みんなで助け合わないと農作業ができないのです。
共同生活の中で相手を忖度することから自粛が生まれます。
小川久男
個人主義に於いても、全体主義に於いても、最終的により多くの人がより幸せに生産的でいられる方が皆のためですよね。
いつもコメントありがとうございます。
真希子