明鏡日記⑥:マキコ、ファイザーを打つ。

ロサンジェルスでは4月15日をもって16歳以上の大人は全員Covid-19の予防接種解禁となりました。私はそれより一足早く「教育者」枠で4月6日(火)に一回目の接種を終えていました。今日は一回目から3週間経った、2度目の予防接種の日です。会場は一回目と同じロサンジェルスダウンタウン近くの大学の8階建ての駐車場。中は車で大混雑です。

ドライブスルーの接種場もあるようですが、ここは車を駐車して徒歩で列に並び、登録。ここで身分証明書と予防接種カードを見せます。「最初のワクチンは何でしたか?」「ファイザーです。」「それでは14番の机に行ってください。」数歩あるいて指定された14番と書いてある机に行きます。だだっ広い駐車場に机が等間隔で間遠に並んでおり、それぞれの机に書類確認の人と注射をしてくれる人、二人づつ配置されています。予防接種カードをチェックしながら「最初のワクチンは本当にファイザーでしたね。」とまたもや再確認されます。ここで「私が知る限りは...」とか言っちゃだめです。この人たちはもう何時間も同じ質問を繰り返し、何百人と言う人と対処しているのです。感謝を込めて笑顔で出来るだけ簡潔に即答。「ハイ、ファイザーでした。」

注射その物は数秒です。この予防接種はブログに書こう!と決めていたので、写真を絶対に撮りたくて、スマホの画面操作の方がずっと時間がかかりました。でもSNSに予防注射の写真を挙げることは奨励されていて、係の人もにこやかに待っていてくれました。

注射が終わったら15分間会場に居残る事を要請されます。稀にこの時間内にアレルギー反応を起こす人が居るからです。私はこの時間、車内で仕事をします。隣の車ではやはり注射後の15分を待っている女性が元気いっぱいの大声で電話の会話を楽しんでいます。会話の内容が聞こえてきそうです。自分でかけて置いたタイマーが15分後に鳴って、素早く帰途につきます。ご親切に、20分ほど経ったら携帯メッセージが届きます。「待機期間は終わりました。もうご帰宅なさって結構です。」が、私はせっかちなので、その時はすでに高速を走っていました。本当に皆日常茶飯事の様に全てが滞りなくスムーズに済みました。唯一、到着時に車の駐車の際に大混雑で15分ほど待ちましたが、その後は行列もなく、会場に入ってから退出まで約40分間でした。

今現在、予防接種後7時間目に突入しようとしています。患部に筋肉痛のような鈍痛あり。それ以外はいつも通り元気です。

日本ではこれからワクチン接種をされる方がほとんどでしょう。私の体験談や写真はともかく、ヒューストンで医療に携わる日本人の方々が行った勉強会の動画をシェアします。情報満載で、専門家が系統立てて基礎から私たちに直接関係ある情報まで分かりやすくお教えくださって、とてもありがたい動画です。。本当に日本人である事が誇りになるような思いやりの結晶です。是非ご覧ください。

この勉強会を観ていると、やはりワクチンの危険性よりもワクチンを打たない危険性の方がよほど高い事が深く納得できます。どの選択肢にもリスクはある。しかし選択を避けるリスクというのは、高いだけでなく無責任でもある。可能な限り情報を集め、後は腹をくくって決行しましょう。

それから、コビナビというサイトはどれくらい日本で拡散されているのでしょうか?こちらもイラストがかわいらしい、コロナやワクチンに関する情報を分かりやすく適切に教えてくれるサイトです。

さて、これからお楽しみはワクチンの副作用が果たして出るか出ないか。三分の一の人に高熱・悪寒・体の痛みなどの副作用が出るとのことですが、私はどうかな?副作用がでたら、野の君が卵のおかゆを作ってくれることになっていて、私はそれが食べたいのです。

2 thoughts on “明鏡日記⑥:マキコ、ファイザーを打つ。”

  1. 小川 久男

    お疲れ様です。

    ワクチン接種、おめでとうございます。
    コロナウイルスの撃退は、ワクチン接種と頑健な身心です。
    そして、手洗い、マスク、密を避ければ万全です。
    何よりな朗報です。

    小川久男

    1. 本当にワクチンの配布が順調に進んでいる事はありがたい事です。
      日本のワクチン配布はどうでしょうか?
      早く感染率が落ち着くと良いと願っています。

      真希子

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