美笑日記6.11:演奏翌日の感謝
演奏があったから無理やりでも練習したし、気乗りはせずとも会場に行くために身だしなみを整え、演奏しました。そして結果的に私は聴衆に随分と元気づけてもらったのです。持ちつ持たれつだなあ、と思いました。
演奏があったから無理やりでも練習したし、気乗りはせずとも会場に行くために身だしなみを整え、演奏しました。そして結果的に私は聴衆に随分と元気づけてもらったのです。持ちつ持たれつだなあ、と思いました。
練習というのは、何がどうして出来ないのかを解明し、解決するプロセスです。だから最初から最後まで曲を弾き通すのは、本当の練習ではないんです。「難しい」「出来ていない」と自分の中で正直に認めて向き合うのは、中々出来ないものです。
もう二度とあり得ない今この瞬間のあなたと私は、慈しむべき偶然。祝うべき奇跡。愛でるべき運命。そして結局音楽というのは、そういう慈しみや祝いや愛でるという行為の体現なのではないでしょうか?