私のブログの趣旨の再考

ブログを書き始めて、もう一年が経とうとしている。早いものである。 最初にブログを書こうと思ったきっかけはタングルウッド音楽祭に招待研修生として参加することが決まり、その毎日の活動の記録を自分の為に残すと共に、そう言う素晴らしい音楽の探求の場のことを私の体験を通じて一人でも多くの人に楽しんでほしかったからだ。 私が音楽の道を歩む人生を続けていられるのは、色々な人が私を養育し、私を信じて支援してくれたからだ。そう言う人は、私の夢を買って、私に夢を託してくれているんだと思う。だから私がお返しに出来ることは、その道を歩む過程で得た成果を、演奏や文章や考動を通じて披露することだと思っている。コルバーン学校での4年間も、去年に続いて今年も招待されたタングルウッド音楽祭での研修生としての夏2か月も、世界的に有名な音楽家たちとの共演や、レッスンで毎日が充実している。また、私は演奏をするために普通の人が行かないような世界の僻地に旅行したり、不思議な出会いをしたりする。私がそう言う好運に恵まれたのは本当に色々な人の助力と、それから偶然(13の時の父のNYへの転勤や、色々な先生、音楽関係者との出会い)無しでは在り得なかった。その全てに対する感謝の表現、そしてより意識してそれぞれの有難い経験を自分の記憶に留め、これからの自分の成長の糧にするために、これからもブログを書いていきます。 時には書くために書いてしまうことも在るし、こうして毎日書いていると、私生活のことについて言及したくなったりもするが、あくまでこれはプロのピアニストとしての私の修行と活動の記録と公表、と肝に銘じて、これからも書いていきます。 いつも読んでくださってありがとうございます。これからもよろしくお願いします。

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