無事盛況の内に終演いたしました~!

昨日の千葉美浜文化ホールでの演奏は、 ウィークデーだったことや、夜の演奏会だったこと、 さらにいつも千葉の演奏会の運営に携わってくれている方々の多くが 積極的に選挙運動にかかわっていらして超多忙中だったこと、 などからチケットの売り行きが懸念されていましたが、 本当に熱心に聴いてくださる方々がお集まりくださり、 横須賀からはるばる駆けつけてくれた友達なども居て、 大変うれしいラスト公演となりました。 本当に反応の良い聴衆で、私のジョークにはいつまでも笑ってくださるし、 「ブラボー」も出、また拍手の時に私が見るお顔が皆さまとても良くて、 (音楽をやっていて良かったな~)と思える演奏会でした。 演奏会に足を運ぶと言うのが、結構大変に思えたりします。 特に日本の交通事情では、駅までの道のり、乗り換え、などなどで、 演奏会に行く、と言う行為が半日がかりになってしまったりします。 例えば昨日は20時半の終演でしたが、中には帰宅が11時近かった人も居たでしょう。 でも、それでも私が曲がりなりにも演奏活動を続けていけるだけの人が来てくださる。 これが嬉しく、その道中をねぎらうつもりもあって昨日はリンカーンの話しをしました。 (「この話は良かった」と昨日言っていただけたので。) ご存知リンカーンは南北戦争のさなか暗殺されましたが、 その暗殺は劇場で、リンカーンが奥さんと観劇中に起こりました。 これは周知の事実ですが、南北戦争が終結に向かう大変な時、 なぜリンカーンが観劇をしていたのか、と言う事実に気が付く人は少ない。 私も指摘するまでそこに考えが及びませんでした。 リンカーンはどんなに忙しい時でも芸術鑑賞をすることは、 問題からいったん離れることで新鮮な視点で取り組むことが出来る 必需なものとして、定期的に観劇などのために時間を取っていたようなのです。 人生、色々あります。 今現代のこの世の中、音楽会に足を運んだり、観劇のために劇場に行くのは容易では無い。 でも南北戦争中のリンカーンにできるなら、私たちだってできるし、 リンカーンが必要だと思ったのなら、私たちにだって多いに意義がある事だと思います。 それになぜか、演奏会に積極的に足を運んでくださる方の多くは ご自分の人生も非常に充実している方々が多い。 例えば昨日、ヴォランティアスタッフとして午後から来てくださったご夫婦は 経営を始めたカフェを休業にして来てくださいました。 このカフェが面白い! パレスチナ支援のために始められたカフェなのですが、 パレスチナ在住のクリスチャンが作っているビール(タイベビール)を キリンや日本酒やウィスキーと共に出し、 オーガニック野菜を材料に作ったパレスチナ中東の軽食をお出しし、 本を読みながらくつろげるスペースのようです。 また、ライブや映画所上映会、勉強会などとしても活用されているようで、 パレスチナの映画もご上映なさったりされているようです。 Cafe & Bar/イベントスペース「平凡」。 http://tabelog.com/en/chiba/A1201/A120101/12038649/ こういう活動にも多いに触発されます! 音楽人生万歳!

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