- WHO:5月20日(水)24時間の新感染者数新記録。3分の2にはアメリカ、ロシア、ブラジル、インドの4か国から
- コロンビア大学:米国の外出禁止令発令が一週間早ければ、3万6千人の犠牲者が救えていた。
- インドとバングラデッシュ:熱帯気圧による強風と洪水で数百万人がコロナ感染を恐れながら避難生活。
- ミシガン州:洪水により二つのダム決壊。コロナ感染を恐れながら数千人が避難生活。
- 中国:Covid-19を利用して政権支持キャンペーン成功?
家の近所の大通りは木蓮の並木道になっています。今はまだほとんど全部つぼみ。大抵の木は大木で花は空に近いところについているのだけれど、一本すごく低いところにつぼみを付けている木を発見!巨大!私の顔の3分の2は優にあります。そして素晴らしい香り!
私たちの脳みそというのは、放っておくと常に過去と将来を行ったり来たりしているそうです。この意図しない意識の放浪状態をマインドワンダリングと言います。脳神経科学で比較的新しい研究分野のようですが、分かっていることの一つはマインドワンダリングは私たちの脳みそのデフォルトモードだということです。これにはいくつかの理由が在るようです。
- 脳の構造:マインドワンダリングは、脳のエネルギー消費が一番少ない状態です。
- 生存本能:過去の学びや将来の不安などをつねに警戒して、今ある危険を察知しようとする脳の動きです。
- 学習・向上心:過去の記憶に筋を付けることで、将来の教訓にしようとする傾向です。
- 創造性:マインドワンダリングは思考を自由化する傾向があり、創造性との関連性が研究されています。
マインドワンダリングは集中や五感に意識を向けた瞑想状態「マインドフルネス」の対局にあり悪い、と思われがちですが、実はそうではなく私たちの意識や思考や言動に重要な役割を担っているようです。しかし一方、マインドワンダリングの状態が多い人の方が幸福感が低い、というデータもあります。
幸福感を高め、意識的に集中力コントロールをするのに有効なのがマインドフルネスです。マインドフルネスでは言葉での思考を休め、五感や体感を通じて「Here and now(今ここ)」に集中する事によって、現在の自分や状況を許容し安心する状態を脳に教え込ませます。瞑想の一種ですが、瞬間瞬間の体験を慈しむ、愛おしむ生活態度でもあります。私はこの事を知って、より五感に注目するようになりました。最近は好きな花を見つける度に写真を撮るだけでなく、香りも嗅いでいます。風や日光も前より意識して感じるようになりました。
音楽の治癒効果にはマインドフルネスとマインドワンダリングの両方があるのではないか、と思っています。音楽の聴覚体験を時間をかけて追うことによって、その言葉を超えた時空の実感を愛でるというマインドフルネスの側面。そしてもう一方で集中する対象を抽象的な音楽にする事によって、マインドワンダリングの漠然とした世界に意識を放り込む。
美味しい物を料理し食べることも、音楽と同じくらいマインドフルネスとマインドワンダリングの両方に効果的です!今日はびっくりするほどグルメのおじやが出来上がりました。青菜とシラス干しを入れて卵を落として大根おろしを入れてみぞれにした、みそ味のおじやですが、食べてみたら野の君と目を合わせるほど美味しかったのです。しめじの蒸したのを上に載せた大根サラダも美味でした!
お疲れ様です。
白木蓮の大木は見事でしょうね。
となると、季節は日本とは一か月以上の差があります。
桜、躑躅が散り、今は紫陽花が咲く始めています。
季節の移ろいのなか、今を懸命に生きましょう。
小川久男
そうですね。
それぞれの時期の良いところを楽しんで、エネルギーをもらいましょう。
真希子