洒脱日記160:ありがとうございます。

最近は朝練のライブ配信の後、日光浴をするよう野の君とたらたら1.5キロほど家の周りを散歩するだけでした。今日は久しぶりに8キロてくてく歩きました。気が付くと、外はやっぱり美しい!久しぶりに、写真を沢山撮りました。日の光が優しい季節になりました。そして夏の暑さが、涼しさに変わり始めています。

コロナ日記を付け始めたころは、毎朝8キロ歩くことを自分に課していました。8キロで大体1万歩になるからです。あの頃は8キロ歩いて帰って来ると、寒さで手がかじかんでシャワーを浴びずにはピアノの練習がいつまでもできませんでした。それが、夏を経て、また日が段々短くなり始め、そしてこれから気温が落ちていくのだなあ…感慨深いです。

昨晩、急ぎの仕事で真夜中まで仕事をしていた野の君は、今朝は朝練ライブ配信を手伝ってくれた後2度寝をしてしまいました。久しぶりに一人で歩いていると、色々な考えが頭の中に湧き、消えていきます。

昨日リックに将来の不安、そして自分の不甲斐なさと寂しさを訴えたら「そういう時は、一番身近で応援してくれている人たちに感謝の気持ちを表明する事から始めたら良いと思うよ。」と言われ、ハッとしました。リックにはいつも自分一人では気づけなかったことを気づかせてもらっています。リック、ありがとう。

日ごろの感謝を今日は文字にして表明します。

野の君…真夜中まで仕事をした翌朝でも5時40分にむくりと起き上がって、私の朝練ライブ配信のセッティングの準備をしてくれる。私の演奏会が壊滅した今でも「頑張ってて偉い!」「いつも一生懸命ですごい」と、満面の笑顔で、屈託なく心の底から褒めてくれる。じゃんじゃか大音量で私が練習しても物ともせずに自分の論文に没頭してくれる。オンライン配信がうまく行った日は「今日はインターネットが安定してたね。」「今日は楽しそうに喋ってたね。」「今朝はコメントがいっぱい付いたね。」といつも一緒に喜んでくれる。

そして例えば…このブログにほぼ毎日コメントをつけて下さる小川久男さん。去年、横須賀での演奏会でご一緒させて頂いたのをきっかけに私のFacebookの「平田真希子を応援する会」のページとブログをフォローしてくださるようになりました。毎日読むだけでも大変だと思うのですが、コメントをつけて下さるのは、時には大変な事もおありでしょう。それなのに、ここまで定期的にコメントをつけて下さる…ありがとうございます。

同じく、私のブログを「楽しみにしているよ」と言ってくれる、私の日本の皆さん、ありがとうございます。群馬の皆さん、横須賀の皆さん、武蔵小杉の皆さん、東京の皆さん、木曽の皆さん、横浜の皆さん…毎年夏の帰国でお会いしていたのに、今年は帰国が叶いませんでした。でもこうしてインターネットで繋がれていることに、感謝します。半世紀前にはあり得なかった交信手段です。中にはインターネットに余り慣れていらっしゃらない読者の方がいらっしゃることも知っています。それなのに一生懸命、時々困っちゃったりしながら私のブログを読んで、ブログから私の動画を見てくださっている方々がいらっしゃることにも、心から感謝です。

朝練、朝練ライブ配信に毎日ご参加くださっているMさんとIちゃん、そして日本語のブログは読めるわけがないけれど、熱心にライブ配信にコメントをつけ続けてくれるLarry。ありがとうございます。私と一緒に毎日マラソンの様に同じ時間にゴルトベルグ変奏曲と音楽の時間を眼で続けている仲間を得られていることに、どれだけ励まされているか、言葉にするのは難しいです。待ってくれている人がいるから、私も毎日翌朝を楽しみにしていられます。本当に感謝です。

それから、「リアルタイムで毎朝見ることは無理だけれど、折あるごとにあなたのライブ配信の収録動画を後からみて、あなたの頑張っている姿に元気をもらっています。」とメールをくださるAさんやSさん。ありがとうございます。ゴルトベルグとか、ピアノ技巧とか以外に、そういう意義もあったのか…私が笑顔のアンパンマンの様な満足顔で「いや~、バッハは本当に凄いなあ~」と楽しんでいるニコニコ顔が、少しでも誰かを一緒に笑顔にできているなら、こんなに嬉しいことはありません。

バッハに感謝。ベートーヴェンに感謝。YouTubeに感謝。インターネットに感謝。時々練習をさぼっても大丈夫なくらい私のピアノの技術の土台をきっちりと築き上げて下さった伊藤恵美子先生に感謝。そして私が今こうして毎朝寝起きでも、ゴルトベルグやバッハの対位法を熱く語れるまでの知識と音楽愛を育んでくださった数えきれない恩師と家族と様々な好機に感謝。

オンラインでレッスンいたします。生徒さん募集!

「ブログで見ました」とおっしゃっていただければ、初回は無料でレッスンいたします。

ゆーちゅーぶ、今日の稼ぎは71銭。ぢっと手を見る。

2 thoughts on “洒脱日記160:ありがとうございます。”

  1. お疲れ様です。
    じっと手を見ても、啄木は生活苦が付きまといました。
    でも、じっと手を観ても、であれば文学者としての使命を再認識とたと思います。
    見て、観て、と両方使いこなしていくのが生きる知恵なのなか。
    勝手なことを書いていますが、ご紹介していただき汗顔の至りです。

    小川久男

    1. もう160日!
      マラソンですから、持続性を大事に前進を続けましょう。
      旅は道連れ、です。
      これからもよろしくお願いいたします。
      真希子

Leave a Comment

Your email address will not be published. Required fields are marked *