火曜日の収録の録音ファイルと写真を見直す作業をしています。
写真は録音技師のクリスチャン・アモンソンの撮影です。写真家が入るとは聞いていなかったので、クリスチャンは録音技師という認識しかなく(ずいぶん良いカメラを持っているなあ、高い趣味ですね)と全く気にしていませんでした。こんなに素敵な写真を撮ってくれるならポーズつけてもっとちゃんと撮って貰えばよかった!
収録を聞き直す作業は修行です。辛いけど、反省する点が如実に見えてきて、ものすごく凝縮した勉強の時間です。
今回は太っ腹な企画で、編集の作業はプロに丸投げするという選択肢もありました。録音技師に編集を任せるのはそれはそれで客観性という強みがあるかもしれない。でも収録した曲と自分の理想の音世界を一番よく知っているのは私です。そして最終的に公開される演奏録画は私の作品です。更にやはり聴き直すという作業の学びを大事にしたかったので、編集にも携わることにしました。
録音を聞く作業に疲れると、5月28日にトーマス・マン・ハウスで収録する曲の練習をします。マンのドクターファウストの勉強もだいぶん進んできました。
お疲れ様です。
諦観の表情。
自然ゆえに純心。
プロがプロを撮る故。
小川久男
写真も面白いですね。
写真家によって同じ被写体でも別人のようです。
真希子