私も演奏のライブ配信を行います。音楽の癒し効果を今こそ発信しなければ…気落ちしている暇はありません。私のように恵まれた環境で素晴らしい人たちに囲まれていても昨日の様に落ち込んだりするのだから、ちょっとでも家庭環境が悪かったり、食糧難の危機に直面していたり、外国で心細い思いをしている新しい移民の方々はどれだけ不安か…できる人ができることを微力でもして、お互い精一杯助け合いましょう!私は音楽の治癒効果を発信します。
ありがたいことに本当に沢山の方々のご協力とご支援を得て、お蔭様で私の日本での演奏活動も今年で19年目になります。今年の公開されている活動の詳細を、チラシと共に下にまとめました。今年も一人でも多くの皆さまと音楽の輪を広げていけることを楽しみに、帰国いたします。シェア、よろしくお願いいたします。 7月20日(土)1-5PM 公開レッスンとミニコンサート、東京。 7月31日(水)10時~12時。河合楽器前橋ショップ「ドクターピアニストのトークとお話し『ピアノに聴く水』音楽でもっと健康、もっと幸せ、もっと仲良く!」 8月4日(日)1時半開演;3時半終演。ピアノトーク「ピアノに聴く水」水上カルチャーセンター 8月5日(月)ピアノリサイタル@元野尻小学校跡、長野県木曽郡大桑村 8月10日(土)2回公演です。14時開演 & 18時開演。「ピアノに聴く水」8K スタインウェイ・サロン。月例プレミアムコンサート。横須賀。
この前のブログエントリーで、今年の夏の日本での独奏会の演目を3つの選択肢の中から1つご投票頂きました。聴衆参加型演奏会を目指す私の新しい試みです。このブログのリンクをメールやFacebookで公開して、色々な方に投票をお願いいたしました。中には「もっと詳しい方がご投票した方が良いのでは...」としり込みなさる方もいらっしゃいましたが、沢山の方に喜んでご投票頂けたようで、嬉しいです。 選択肢は三つ:#1:水をテーマにしたピアノ曲を中心とした「水のある風景」、#2:映画や小説で取り扱われているピアノ曲を中心とhした「物語るピアノ」、#3:人間と社会の進化を影響して来た音楽を6タイプに分けた脳神経科学者ダニエル・レヴィティンの著書に基づいた「世界を司る6つの音楽」。 私の予想では#2が勝つと思ったのですが...結果は意外! 大きなマージンで#1、「水のある風景」がトップに躍り出ました! 沢山の方々にコメントを頂きました。ここでいくつかご紹介いたします。 まず、「水のある風景」にご投票くださっているけれど「世界を司る6つの音楽」にコメントをなさった方が多くいらっしゃいました。 ープロコフィエフのソナタを弾くなら3番ではなく、6番か7番を。時間が足りないなら一楽章だけでも良い。 ー「世界を司る6つの音楽」はアンサンブル演奏で聴きたい。 そして「水のある風景」をお選びくださった方々には「水」のこだわりに関するコメントを多くいただきました。 ー暑い夏を乗り越えるためにも「水のある風景」に一票! ー清流の美しい群馬県水上町での演奏会があるので「水のある風景」が良いと思います。 結果をパイチャートにまとめました。 まだご投票はしばらく受け付けますが、ここまで差が開いてしまうでどんでん返しは難しいのでは...? 私は「水のある風景」の練習をぼちぼち始めます!
演奏会の演目を決めるのはコース料理のメニューを決めるのに似ています。 それ自体がアートと言っても過言ではありません。 前後する曲の相性。全体のバランスと構築。満足はして頂きたい、でも食傷はさせない。 そして、それぞれの曲に聴衆の皆さまにお楽しみいただける音楽体験を提供して欲しい。 その上、ツアー中は不確定要素が多いのです。 未知のホールやピアノ。 それぞれの土地のさまざまなお客様。 そしてツアー中日々変わる自分のコンディション。 外的条件が変わっても、提供する音楽はいつも楽器やホールと共鳴して、感動を生み出すさなければいけません。 去年は新しい試みとして、プログラムの一部をお客様にいくつかの曲の中から多数決で選んでいただきました。 今年は、プログラム自体をアンケートでお客様にお選びいただければと思い、今日このブログを書いています。 コメントで、どのアイディアがお好きか、お知らせください。特別な思い入れに関するコメントや、曲のリクエストなどもいただけると嬉しいです。すべて考慮させていただきますが、最終決定はお任せいただくようお願いいたします。 アイディアその1:「水のある風景」 今年の日本ツアーは7月下旬から8月上旬の暑い盛り。 「水」をテーマにした涼し気な曲の数々をお楽しみ頂きます。 テーマを『雨』→『池』→『大海』とどんどん大きな水の形体にしていきます。 曲例)ショパンの雨、ドビュッシーの池、シューベルト「水の上で歌う」、チャイコフスキー「舟歌」、ラヴェルの噴水、ラヴェルの大海、など。 アイディアその2:「物語るピアノ」 映画・小説・漫画などでピアノ曲が象徴的に使われる例は多くあります。それぞれのシーンでの曲の象徴性を考察しながら、音楽をお楽しみ頂きます。 曲例)バッハ:ゴールドベルグ変奏曲(『羊たちの沈黙』『イングリッシュ・ペイシェント』、ショパン:バラード一番(『戦場のピアニスト』)、メンデルスゾーン:無言歌集作品30-1(『ソフィーの選択』)、無言歌集作品62-6(無数)など。 アイディアその3:「世界を司る6種の音楽」 脳神経科学者、ダニエル・レヴィティンは著書の中で人間の脳・文明・社会の進化には6つのタイプの音楽が深く関わってきたと唱えています。彼のアイディアを基に、この6つのタイプの音楽を紹介していきます。 #1 連帯感を促すリズミカルな音楽。リズムと共にする単純作業やダンスは生産性と共感を促す。 曲例)プロコフィエフのソナタ3番, 又は7番一楽章?(K博士のご提案) #2 音楽を通じて連帯して喜び合い、共に高揚するすることで「幸福ホルモン」と呼ばれるドーパミンの分泌が促進され免疫力が高まる。 曲例)ショパン「華麗な円舞曲」作品34-1 #3 慰め・いたわりの音楽。ゆっくりで一定感のあるリズムで呼吸や心拍そして血圧を下げ、ストレスを軽減し、痛みも和らげます。心労や悲しさも(他の人も悲しみを超えて生きている)とメッセージとなると言う意味で、葬送行進曲などもここに入ります。プロラクティンと言う鎮静作用のあるホルモンの分泌を促進します。 曲例)ブラームスの子守歌、作品49-4(編曲:ゴドウスキー)、ゴドウスキー『左手のための哀歌』 #4 知識やメッセージの伝達のための音楽。儀式で使われる音楽には伝統や記憶の補佐と言う意味があります。歌に載せる歌詞は、詩の暗唱よりもずっと長く記憶に残ります。 曲例)ラヴェル「ハイドンの名によるミニュエット」、「クーペランの墓」(組曲のそれぞれが第一次世界大戦で戦死した戦友に捧げられているほか、戦争前の古き良き時代をしのんで、古風な様式で作曲されています。) #5 宗教音楽:音楽と同じく、宗教が無い文明と言うのも見つかっていません。音楽も宗教も肉体と知性を超えたものに全身全霊で向かいます。 曲例)バッハ作曲ペトリ編曲「羊たちは安らかに草を食み」バッハ作曲ヘス編曲「主よ、人の望みの喜びよ」 #6 恋愛感情:曲例)シューマン「献呈」 いかがでしょうか?以下のフォームから「水のある風景」「物語るピアノ」「世界を司る6種の音楽」の一つをお選び頂き、投票お願い致します。
このブログのタイトルに「通し稽古のふくしゅう」と打ったら漢字変換が「復讐」と返してきた(笑) レヴェンジと言う意味では「復讐」でも良いのかな? 日本への出発がもう一週間後に、そして日本での最初の演奏会が10日後に迫てきました(ワクワク) 最初の演奏会は千葉県の佐倉駅南口から徒歩0分の「カフェ・ド・パリ」さんで17時開演。焼きたてクロワッサンと香ばしいコーヒーが出るライヴハウス。私も初めての会場です。https://www.croissant-and-coffee.com/ 17日に成田着で、19日の「カフェ・ド・パリ」。 そして一日中日を置いて、21日に東京都足立区にあるわたなべ音楽堂で19時開演。http://watanabeongakudo.la.coocan.jp/ 翌日群馬に移動! かなりの強行軍に対応するためには、しっかり準備! ...と、言うことで昨日の朝はアマチュアピアノ愛好家の皆さんの前で通し稽古をしてきました。 ホストしてくださった方はHIVウィルスの細胞の増加を抑える研究をされていた引退した学者さん。引退後はピアノと音楽にフルタイムで情熱をかけられています。練習、レッスン、受講、リハーサルとスケジュールが音楽でびっしり!素晴らしいブーゼンドルファーが絶景の窓たちに囲まれた居間に座っています。昨日のためにわざわざ調律師さんまで呼んでくださって、準備してくださっていました。集まられたのは、近所のピアノの先生たち。「日本について行きたい!」と演奏後は大きな拍手で皆さん応援してくださいました。 さて、最初の通し稽古を経て学んだこと。 1.新しいピアノや音響でいつもの自分の演奏をするためには、もっとしっかり音や曲のイメージを確立。特に歌曲の編曲はもっともっと歌詞の勉強をする。 2.ピアノに慣れるための試弾の際、どのパッセージをどういうルーティーンでこなしてそれぞれのピアノや音響に慣れるのか、これも前もってしっかり確立。 3.特に「糸を紡ぐグレートヒェン」と「魔王」で、難所の演奏はやはり練習より体に力が入っている。意識して脱力。そして息に集中。どんなに難しくても呼吸は平常に。かすかにほほ笑むと筋肉が緩む。それから難しいパッセージ担当の手と反対の手に集中する。 4.ソナタはやはり長丁場。練習の時のペース配分は大分つかめてきたが、本番はやはり最初で張り切って途中で疲れてしまう。頭が飛んだ状態で、あり得ない間違えをして、慌てて集中を戻す、と言うことが何度かあった。これを避けるためには: 歌曲と同じくらいイメージを確立させる。どの箇所でどのイメージに集中するのか。 難所はソルフェージュとか、和声分析、片手練習、動きの振り付けなどで徹底的に理解。 楽章と楽章の間、どのように呼吸とイメージで頭の中の音世界を瞬時に切り替えるのか、作戦を練る。 「分かれ道」の箇所。どの音から変化が生じるのかをしっかりと把握。 こうやって書き出すと、練習の励みになります。頑張るぞ~。 5月26日(土)13時半開演の群馬県みなかみ町カルチャーセンター、そして6月1日(金)19時開演の山梨県上野原市のもみじホールもよろしくお願いいたします。