音楽人生

本番翌日、気分転換の仕方。

私は本番直後は興奮状態で眠れないことが多く、次の日をぼーっと過ごしてしまうことが多い。 最近メラトニンを上手く利用することを覚え、 時差だけでなく、本番直後にも服用することで睡眠確保は出来るようになったのだが、 やっぱり大きな本番の直後は恍惚状態と言うか 生産的に過ごすのが難しい。 そんな私の話しを聞いた友達が、私を本番翌日の日曜日、ジョギングに誘ってくれた。 土曜日は生憎の雨だったが(それなのに会場はほぼ満席でした!うれしい!) 日曜日はこれ以上無いほどの夢のような快晴! そしてぐっと気温が落ちて、身が引き締まるような新鮮な空気。 そんな中で「私はすぐ息が上がるから」 としり込みをする私に「会話ができる速度で」と ゆっくり気楽なジョギングを一緒にさせていただきました。 気持ちよかった! 私は結構ヨーガにはまったりするのですが、 マイブームが終わるとぱったりやめてしまう。 そして最近はそういう余裕が無くって (うううう。パソコンの叩きすぎで腕が痛い。演奏への支障が心配…)とか思いながらも、 運動をあんまりしていませんでした。 ジョギングで血行を良くし、 その後久しぶりに入念なストレッチをして、 本当に気持ちよかった!! そして夜はヒューストンの日本人の方々の飲み会に参加させていただきました。 私はアメリカがもう人生の3分の2くらいになりましたし、 今まではアメリカ人と社交することの方がむしろ多かったのですが、 最近日本人と日本語で日本食を囲みながら歓談することに本当に心の拠り所を覚えています。 それからお掃除の快感! 天気の良い日に衣替えをして、お掃除をして、集中していると 本当に何もかも忘れてしまいます。 さあ!気持ちを切り替えて。 次は13日にまたリサイタル。 そして22日は「時の終わりのための四重奏」!! 万能の私の心の友、麻衣子さんが、今度の22日に共演するメシアン作曲の 「時の終わりのための四重奏」の予告編ヴィデオを宣伝用に作成してくれました。 この曲についてはまた後でブログにも書きますが、 第二次世界大戦中にドイツの捕虜収容所の劣悪な環境の中で書かれた 20世紀を代表する傑作です。

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本番大成功!-演奏家と作曲家

昨晩の演奏会は色々な意味で「大成功!」と言えたと思う! とっても嬉しい、(音楽家でよかったな~)と思える演奏会でした。 まず、お客さんが一杯入ってくださった。 私のお友達も沢山来てくださったし、主催者と会場が頑張って一杯広報してくれて 老若男女の多様な方々がホールを一杯にしてくださった。 それから現代曲にも関わらず、お客さんが本当に一生懸命聞いてくれた。 静かなところでは緊張が「ぴーーーん!」という感じで、私を助けてくれた。 興奮したクライマックスで「ババババン!」と終る曲では お客様が「わああ!」と湧いてくださって一体感を醸し出してくださった。 最年少は6歳の女の子が二時間のかなり難しいプログラムを喜んで最後まで聞いてくださった。 沢山の大学生が皆きちんとお洒落をして来てくれて、 演奏後に皆でピアノの前で写真を撮りたい!と言ってくれた。 そして作曲家も皆とっても喜んでくださった。 5人弾いた作曲家の中で、現在イタリアに居る一人以外は4人全員そろってくださった。 そしてみんな手放しで私の演奏を褒めてくださった。 特に嬉しかったのは、一人の作曲家の方が演奏直前にある女性を紹介してくださった事だ。 私が昨晩弾いた彼の曲は、死去した父のために娘が委嘱した曲だった。 アイルランドの民謡が好きだった父のために民謡に基づいた変奏曲になっていた。 娘さんはピアニストでいらして、修士の勉強中にお父様がお亡くなりになり、 その修士の最後のリサイタルでこの曲を弾かれたのだった。 その娘さんが、作曲家と一緒に来られていたのだ! 19世紀の最初まで自作自演が多かったピアノ演奏。 でもその後、演奏と作曲の分業が進み、今ではピアノを弾かない作曲家も多い。 そうすると書き方が理不尽になったり、 「ユニークであろう」と言う追及が分かりにくい音楽と言う結果になったり、 現代曲は課題が多い。 でも、昨日の現代曲リサイタルは、本当に交流だった。 奏者と、作曲家と、聴衆と、主催者が 同じ音楽を通じて一つになった。 幸せ!

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『色々ある中でも集中!』のマキ

アメリカでは11月1日に夏時間が終わった。 この日は一時間加算される。真夜中1時ににもう一度12時に戻るのである。 一時間遅らせることによって、日照時間を活動時間により合わせ、 電気の使用量を減らすとか、体内時計をより効果的に、とか何だか。 ちょっと疑問。 この夏時間・冬時間の時間調整のころは「疲れやすい」などと訴える人が増える気がする。 超朝方人間の私もなんだか滅多にしない寝坊をしてしまったりする。 こう言うのも「時差」と言うのだろうか? 最近は朝起きたらまず数時間論文に費やすことにしている。 そうしないと時間の捻出が難しくなり、寝る前の数時間は使い物にならない。 書く格好をしていても、読む格好をしていても、 正直、ほとんど進んでいない。 しかし、これも寝坊をしてしまうとアウトである。 出勤時間に合わせて色々メールが入ってくるからである。 「え!今度の土曜日の演奏会のストーカー対策の警備に関する質問!?」 「おおお、プログラム印刷前の見直しの性急な要請が…」 「本番前の会場入りと練習の時間?えっと~…」 「クリスマスの演奏アルバイト!?やった~!!」 「おお、久しぶりの友達…え?最近どうしてるかって…話せば長いことながら…」 やっぱり私は早起きが好き! そして、論文書くときはとりあえずメールは後回し! 数時間くらいは待っていただこう。 ああ、しかしメール後回しにすると今度は練習時間に食い込む…

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ヒューストンのホビー空港で演奏!

11月の毎水曜日はヒューストンから南に少し下ったHobby空港で4時から7時まで演奏しています。 私の心の友、そして楽しい共演者、クラリネットの麻衣子さんと一緒です。 ”Harmony in the Air”と言うホビー空港主催の企画です。 7月にも3度やらせて頂いたお仕事ですが、今回またお声がかかりました。 ヒューストンの文化的イメージを上げるためにも、 空港のせわしない雰囲気を和らげるためにも、 素敵な企画だと思いませんか? 始めはお客さんがきちんと聞かない環境で弾くのには少し戸惑いがありました。 でも、そういう環境だから体験できる音楽交流もあります。 子供は本当に面白い。 親がどんなに促しても興味を全く示さない子も居るのですが、 逆に私たちを目にしてえんこして座り込んで、 親がどんなにせかしても梃でも動かなくなってしまう子も居ます。 それから、自然と踊りだしてしまう子。 顔がほころんで、親の顔を見て(見て!見て!)と興奮を分かち合いたい子。 こういうのは正規の演奏会場では体験できない面白さです。 今日は何が良かったのでしょう。 一曲終わるごとに沢山の拍手をいただきました。 そして私たちの周りに座り込んで一生懸命何曲も続けて聞いてくださる方々が多かった。 7時になって私たちが最後のお辞儀をして、楽器を片づけ始めたら 「おおおお~~~~~~…。」と残念そうな声が一同から上がり、 麻衣子さんと私は顔を見合わせてうれしくって大笑いしてしまいました。 沢山の人と握手をしました。 どういう事情で今日空港にいらした皆さんなのか。 音楽を通じた一期一会。 私たちの音楽が、あなたの人生に花を添えられたのなら、幸せです。

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FMブルー湘南で「スカッとスカぴあ」を担当しています。

もう初めて5年目なのですが、知名度を上げる努力をしてみようと決めたこともあり… ラジオ局FMブルー湘南78.5MHzで クラシック音楽番組「スカッとスカぴあ」を4か月に一回担当しています。 毎週土曜日の朝10時半からの放映です。 今週10月31日(土)から5週間、私の担当で 「ピアノ演奏史に観る女性観の移り変わり」と言うテーマでお送りします。 リアルタイムでこちらからもお聴きいただけますが、 放映が終わった後はダウンロードでどうぞ。 10月31日分はこちらからMP3のダウンロードが可能です。 http://xfs.jp/71a4c226f8586c4aebc0c3915bea97d2a491a9941d335d335d 今回のテーマは 「女性に弾きやすい曲、弾きにくい曲」特集! 一般的に女性に弾きやすいとされるのは小回りの指使いの多い いわゆる「真珠の粒を転がすような」と言われる曲。 その例として私のアルバム「Early Works by Maurice Ravel」から『水の戯れ』を。 そして女性に弾きにくいとされる曲は腕力を使う大きな和音や和音の跳躍が多い曲。 例としてはブラームスの協奏曲の一番を挙げて、抜粋で一楽章からお聴きいただきます。 最後に特番で「胸が大きい女性(とお腹の出た男性)に弾きにくい曲」と言うことで 腕の交差が多い曲を挙げ、その例としてスカルラッティのソナタを 私の「ハンマークラヴィア」のアルバムよりお聴きいただいて、終わりです。 本当は在外の私はスタジオ収録では無く、スカイプで収録しています。 いつも時差を考慮しながらスケジュールを融通してくださる (プロデューサー、かつご自身も素晴らしいシンガーソングライターの灯織さん、 ありがとうございます!) でも、気分を盛り上げるためにブルー湘南のスタジオの写真をアップしましょう。 ご感想など、お聞かせ願えれば幸いです。

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