アイスランドの火山の噴火はコルバーンの生徒に大きな影響を与えている。
スコットランドのコンクールに行っていたハープの院の生徒は予定した日に帰ってこれず、今度のオーケストラの演奏会は残された学部生のハープの子が一人で全部まかなわなければいけない(コルバーンにはハープの生徒は二人しかいない)。私の四重奏のヴァイオリニストはノルウェイのコンクールに行っていた。移動の途中に火山が噴火し、足止めを食らい、そこから電車を使って予選の前夜、現地入りした。そんな逆境にも関わらず、第二次に進み、学校全体を湧かせた。が、予定日に帰ってこれるかはまだ不明。私たち四重奏はロサンジェルスで29日に演奏するはずなのだけれど。コルバーンのピアニストで、ショパン・コンクールに参加するため今日ワルシャワに向かって旅立つはずだった子は飛行機のキャンセルでまだ今夜も学校に居る。ショパン・コンクールは彼の様な参加者の為に9月にもう一度予選を予定し始めている様だ。
こういうのも、運命なのだろうか。
皆さん大変ですね、ほんとうに運命という言葉が思い浮かんできます。自然災害にあうと、日本人のような農耕民は、ある種の諦めで受け入れてしまいますが(最近は減っているようです)、欧米の人々はどうなんでしょうね?自然には勝てない(調和するしかない)なんて思うのでしょうか。
>abbrosさん
「アフリカまで飛んで、そこから電車に乗って行く!」と息巻いている子もいました。ハハハ。
マキコ