これからの読書

私はこれから沢山の読書をすることに決めました。 ロスの私が居る所は、ダウンタウンのど真ん中です。ロサンジェルスの中央図書館が歩いて5分の所に在ります。中央図書館は地上4階、地下4階の巨大な建物で、楽譜も、音楽のCDも、映画のDVDも、そして色々な言葉の本も揃えて在ります。日本語の本も大きな本棚二つにわたって在り、コルバーンにオーディションしに初めてロスを訪れた時、私はこの日本語の本の山に狂喜しました。 この中央図書館の他にも、リトル・東京と言う、戦前からの日本からの移民が長年かかって築きあげてきたロサンジェルスの日本人コミュニティーの中心地に、リトル・東京・ライブラリーと言うロサンジェルス公共図書館の支店が在って、ここにはさらに大きな日本語の本のコレクションが在ります。ここは、本だけでなく、日本語のマンガや雑誌や映画も沢山あるのです! でも、これから私が読もうと思っているのは英語の本です。私は在米20年の割には、日本語保持に努力してきたつもりですし、時々変な日本語を喋りますが、まあ普通に喋り、読み書きできると自負しています。特に読むのは凄く好きで、単行本なら(内容にもよりますが)数時間で読みあげられます。 それに比べて、英語は、日常会話は不自由しないし、普通に読み書きできますが、スピードがずっと遅いのです。これは実際の私の英語の能力の反映と云うよりも、13に渡米した時から引きずっているコンプレックスが原因ではないか、と思うのです。読んだり、書いたりしながら、常に自意識過剰に、自分が本当に理解しているか、本当に正しい語彙、文法、スペルで書いているか、疑いながら読み書きしているので、何度も読み返して、確認し続けて、遅くなるのだと思います。これを克服するためには、面白くて次に進まずにはいられないような英語の小説を一杯一杯読もう! 今日はナボコフの短編集と、オーウェルの1984を借りてきました。

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