上達する、と言う事

毎日、自転車に乗る技術が向上している。 私が自転車に乗るなんて、実に小学校以来なのである。 自転車を買う際、お店で試し乗りした時は店員さんが心配して、 「大丈夫かい?お家まで乗って帰るのは、お友達に代わりにやってもらった方が。。。」 と気遣ってくれ、実際に一緒に来ていた子が名乗り上げてくれて、私はもう一人の子の車で帰った。 初めて学校まで自転車に乗った時はカーブや、横断歩道、ちょっとした道の凸凹が在るたびに 一々自転車から降りて体制を立て直し、まっすぐの所だけふらふらと自転車を漕いでいた。 でも、毎日ちょっとずつ上達して、今ではお家から学校までの道のりで降りるのは数えるほど。 二つもらった学校のロッカーのカギの番号(約6ケタの番号を合わせて開けるのです)も ようやく覚えて、簡単に開けられるようになった。 広い、広いキャンパスのそれぞれのビルの位置関係も段々 抽象的な概念では無く実感として身体の中に入って来ている。 新居での生活も必要な雑貨と食糧が段々そろい、私も慣れて来て 段々効率よく、快適になって来た。 そう言う上達が一々嬉しくて、愉快。 そしてピアノの練習もそれを反映するかのように、 いつもよりずっとはっきりとした目的意識を持って出来ている。 ルティーンや、惰性ですることがとても少ない。 生活において簡単な行為の一つ一つが想像力、創造力と工夫を必要とするから 脳みそが活性化して練習にも勉強にも役立っている感じ。 この気持ちをずっと忘れないでやって行けたら素晴らしいなあ、と思う。 新しい事に挑戦する、と言う事をいつも積極的にやってみよう、と思う。

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