またもや論文、大笑い!

論文、頑張ってます。 今は、クララ・シューマンの事を書くためもあって、 音楽史解釈に於けるフェミニズムに関する本を読んでいます。 例えば、フロイドなどの心理学、特に児童心理学は 男児を対象に研究したものが多く、 男の子とお父さんの関係を研究して、 それを女の子とお母さんの関係にそのまま応用している、とか。 現代ではそんな事は無いと思いますが、それでも確かに男性中心の視点で 歴史は回ってきているのだな~と言うことを色々考えてさせてくれる本、 Gender and the Musical Canon by Marcia Citron (1993)です。 その中で今日の大笑い。 歴史的に影響力を持った人の幼児期や教育背景を考察する時、 父親の影響が主に語られ、母親について語られることが少ない。 しかし、特に女性について考えるとき、母親の影響と言うのはずっと大きいのでは? 母親の事をもっと調べよう!と提唱する下りで 「HISTORYだけでは無くHER-STORYを!」 と言う所で回りがびっくりするほど吹き出してしまいました。 ダジャレと言うのは日本語特有のユーモアだと思っていました。 英語のダジャレは初めて! しかも学術書で! いや~、論文、楽しい!

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