ドガー展で演奏しました。

今週末はヒューストン美術館(Museum of Fine Arts Houston)のドガー展で演奏しました。 ドガー展は物凄い人気で、今日が展示最終日のはずでしたが来週末まで延期になったほど。 昨日は美術館付きの駐車場が全て満杯で、かなり離れたところに駐車してヒールで走って ちょっと泣く思いでした。   でも会場についてびっくり! 演奏開始までまだ30分以上あると言うのに、もうすでに半数以上の席が埋まっているのです。 ドガーの絵に囲まれて、ドビュッシーやラヴェルを弾くと言うのはまた乙な物です。 そして、聴いている人々が本当にかぶりつくように聴いてくれるのです。 やはり絵を見てインスピレーションを得てから音楽を聴いているので 聴衆もより集中力があるのでしょうか? かなり小さなお子さんも沢山沢山いたのですが、 皆本当にじーっと一生懸命聞いてくれ、質問も沢山出ました。 演奏後には聴衆が私やオーボエ奏者を囲んで楽器についての質問をしたり 色々感想を聞かせたりしてくれて、普通の演奏会とは一味違った まさしく交流、と言った感じでした。 私はこういうカジュアルな短い演奏会で子供連れの家族が沢山来てくれた事が 本当に、本当に嬉しくて、子供たちにピアノの構造の説明などをして 大サービスをしてしまいました。 子供は本当に素直に喜んでくれるからスっごく好きです。   私も演奏の前後にインスピレーションを沢山もらいました。 美を愛でると言う行為はそのまま、自分を愛でる、周りの人間を愛でる そして世界を愛でると言う事に直接つながる。 だから、大事なんだと実感できた週末でした。 幸せでした。 音楽人生万歳!

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