身近にある飢えの問題。


11月はありがたい事に毎週末、音楽的にとても大事に思う演奏会を弾くことが出来ました。
それに続いて、12月の最初の週末、金曜日の夜7時から出演する演奏会は
面白い趣向です。
入場料の代わりに、10ドル(約1200円)分の、保存食を持って来てもらうのです。
缶詰、赤ちゃん用の粉ミルク、乾燥パスタ、乾燥食品、豆、米などの穀物、など。
飢えの問題は難民キャンプやアフリカなど、遠い国の事と思いがちですが、
実はアメリカでも日本でも多いにある、見えにくいだけの現象のようです。
ヒューストンでは特に貧困は地域が限定され、
中産・上流下級とは距離があり、寄付の余裕がある人々の多くは気が付かない。
しかし、こういう地域の貧困は本当に深刻で、車を持たない人も多い。
しかし、こういう地域にはスーパーも2キロ半径に無く、
ヒューストンの公共交通機関はあまりにも頼りなく、
買うお金が無いと言う問題だけでなく、
容易に買いに行く手段がまず、無かったりする。
今度のコンサートで集める食料品は全てTarget Hungerと言うNPOに寄付されます。
このNPOはヒューストン界隈で実に3万8000人に食料品を届けるのだ、とか。
今朝初めてのリハーサルで、この演奏会を企画したトランペット奏者が語ってくれました。
私は多いに賛同!
こういう演奏会に音楽を提供できることを誇りに思います。