お陰様で盛況の内に無事成功!


みなとみらい小ホールは私の16年目になる日本での演奏活動の中でも
一番多く演奏させていただいているホールです。
港の見えるロビーが本当に気持ちが良く、
ふわ~っと広がる演奏会場の音響と共に素敵な非日常性を醸し出してくれる
お気に入りのコンサート・ホール。
ここで祝い、感謝を述べることが出来た16年目の今年の演奏会は
特に感慨深いものがありました。
16年前に横須賀を拠点とする「海外で活躍する演奏家を応援する会」の斎藤さんに
きっかけを作っていただいて始めることが出来た日本での演奏活動です。
もうすでにアメリカやヨーロッパで色々演奏の機会を頂いていた私ですが、
苦しいスランプの時期に日本で演奏を始めることになりました。
最初の数年は足も手も声も震え、
本当に生きて弾ききれれば御の字と言う感じで
早打ちする心臓を抑え、恐怖心と戦いながら、
歯を食いしばって毎年頑張りました。
演目の間に舞台袖で膝を抱えて座り込んで
「怖い!」と駄々をこねたことも在ります。
見守ってくれた家族、「応援する会」の皆さま、
そして友人たちには心配をかけることも多々あったと思います。
(ここで辞めたら私はダメになる)と思って必死でしたが、
あそこで演奏の機会を与え続けてくださった人々、
そしてそういう私「初々しい」などと言う言葉と共に
暖かく応援し続けてくださった聴衆の皆様の愛情に
ただただ感謝あるのみです。
まだまだ反省点も多い演奏ですが、
それでも場数を踏ませて頂いたと言うかけがえの無い幸運のお陰で、
私は反省点も前向きにとらえ、これからの練習の活力にできる
面の皮の厚さと、客観性を自分の演奏に対して持つことが出来るようになりました。
これから、もっともっと音楽人生の修行を通じて
人間として向上、そして貢献できるようになりたいと思っています。
これからもよろしくお願いいたします。
ところで、備忘録。
昨日の演奏会の準備に向けてうまく行った点。
1.演奏会前数日の徹底メトロノーム練習。(特に裏拍にメトロノームを合わせる練習)
2.ゆっくり、片手づつなど、地道で基本的な練習を本番直前までやったこと。
3.本番前、会場での練習をピアノに慣れるためだけの最低限にしたこと。
4.本番30分前に20分ほど爆睡したこと。
5.休憩中にエネルギードリンクを飲んだこと。
6.休憩中に横たわって目を閉じて3分ほど安静にしたこと。
7.演奏数時間前から演奏終了までの間に2リットル以上の水をがぼ飲みしたこと。
昨日の反省点。
1.本番前夜、本が面白くてつい熱中して3時間位で読破してしまった事。
(ちなみに読んだのは山口絵里子さんの「裸でも生きる」-素晴らしい!お勧め)
2.もっとイメージトレーニングをするべきだった。
3.もっとピアノに触らずに楽譜を読む時間を作るべきだった。
4.本番前はお腹が空かないのですが、昨日はもっと食べておくべきだった。
5.ペース配分に失敗してリストの最後で筋肉がパンパンになって困った。
(もっと脱力!)
6.トークの際、もっと口をマイクに近づけないと、エコーがかかって聞き取りにくい。
7.もっとゆっくり喋る。
8.ラグタイムの時、みんなと一緒にリズムを手でたたく時はもっとゆっくり。
9.休憩中にもっと糖分を取るべきだった。
まだまだありますが、それは次の演奏会の前に。