ヒューストンにもネオナチ!?…でも練習頑張る!


一昨日トランプ政権のアメリカ=オーウェルの「1984」?と言うタイトルで、

トランプ選挙運動中に増えてきたアメリカ社会の人種差別的な言動や事件に関して書いた。
その後、またライス大学関連の事件に関して知ってしまった。
 
先週、American Vanguardと言う団体がライス大学キャンパスと外界との境に
白人優勢主義や、「アメリカは白人の物だ」と説くポスターを沢山張っていたことを、
私は昨日始めて知った。
ターゲットになったのはライス大学だけでなく、ヒューストン界隈の大学機関の多く。
「多様な人種の中で勉強する白人男子生徒に訴えかけ、リクルートするため」
と言う声明を発表しています。
 
話してくれたのは、私のストーカー退治に多大な協力をしてくれ、
私もメンバーの性差別や暴力・セクハラ撲滅のヴォランティア団体のリーダーのアリソン。
アリソンはライス大学のタイトルIX(大学内に於ける性差別撲滅のための政府要請機関)の
社会福祉の専門家。
普段は朗らかで何があっても冗談を言って沢山笑う明るい女性だが
ベルリンの壁の落書きの発見者になってしまい、泣いてしまったそうだ。
(彼女は良く笑うが、良く泣きもする。自分の大好きなレストランが無くなった時も泣いていた)
日本の文部大臣に相当するSecretary of Educationに
Betsy Devosと言う公立学校に行った事も無ければ自分の子供を送ったことも無い、
学校で教えた事も無ければ、教育に関連することを専門的に勉強した事も無い億万長者が
多大な反対意見や、彼女の無知を暴露するヴィデオや記事、そしてデモ行進にも関わらず
就任してしまいそうな事も、懸念の意見を聞かせてくれた。
Betsy Devosはトランプ政権の全員と同じく、非常な保守派で、
同性愛者や、性同一性障碍者の権利も確保する義務があるタイトルIXを
政府要請教育機関として保持することに反対意見を表明しているからだ。
 
そんなこんなで私は昨日の夜、珍しく非常に悲しい気分になってしまった。
 
そして今朝起きたら、のどが痛かった。
今高熱が長引く風邪が流行しているのは、みんな意気消沈して抗体が下がっているから!?
そんな思いを体中で感じながら、でもずっと楽しみにしていた土曜日の朝の練習をしに、
学校までとりあえず出向いた。
練習室も、いつもよりがら空き。でもお陰で私が一番好きなピアノをゲット。
 
もっと希望に満ちた事をまず、考えよう。
Houston Methodist HospitalのCenter for Performing Arts Medicineと言う機関について
色々学んでいる。
ライス大学から徒歩5分の距離にあるこの巨大病院は
その4分の1でも世界一の大きさを誇る。
そこで世界唯一「芸術と医療の相互作用」を研究・実践している機関がこちら。
 

 

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音楽療法は勿論、ホスピス患者に木琴などの簡単な楽器を渡したり、
病院に美術品を沢山飾り、演奏会を催し、ロビーではBGMで生演奏を毎日行い、
さらに病院スタッフに芸術のコース(今は作文と写真撮影のクラスがあるそうです)を提供。
そしてfMRIなおどで芸術が脳へ与える刺激をデータ化し、
芸術が医療に実際に役立つことを科学的に証明するための研究に力を入れている。
また、逆に芸術家の怪我などの治療も世界規模で行っています。
 
一昨日、その説明会に行って来ました。
「病も死も人種や国籍を選びません。
必然的に、病院と言う場所では人類はみな平等になり、人類愛が円満します。
社会が病院から学べる事は多いと思う。」
と言う言葉で始まったこの説明会で、私は本当に色々考えさせられました。
 
音楽や芸術に触れると言う行為は、
人類愛について瞑想する、祈りに通じる行為だと思います。
私は世の中が不穏な今だからこそ、頑張って練習する!!
 
来週の月曜日からリハーサルが始まる、再来週のフルーティストの収録のため。
2月23日にこのMethodist Hospitaldの演奏会シリーズで演奏するゴルトベルグのため。
2月24日と25日のRiver Oaks Chamber Orchestraで演奏するピアノパートのため。
3月11日に行う「東北大震災7年記念、東北・熊本復興支援」演奏会のため。
3月23日にAsia Society Houstonで行う、西洋音楽に於ける民族音楽の演奏会のため。
世の平和を祈る気持ちで心を込めて演奏できるように、冷静に効率よく練習する。
そして自分を保つ。自分の優先順位を、信念を、揺らがすことを許さない!
 
音楽人生、万歳‼‼