音楽効果の提供

コロナ日記79:全米でデモの暴動化(門限発令)

私はピアノ一本で今までの人生の半分を練習室に隠れて暮らしてきました。クラシックの専門家に黒人は極端に少ないので、黒人の友達は多くはありませんでした。「もっと社会に関連性の音楽造りをしたい」と思い始めて、友好関係が広がり、US-ジャパン・リーダーシップなどを通じて色々な人権問題に取り組む運動家たちとも知り合い、段々と事の深刻さが分かり始めています。そして黒人の友達の悲しみや怒りを目の当たりにして、今日は本当に涙が出てきます。

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コロナ日記71:ピアノで祈る。

信仰深い友達に「祈ってね」と言われる。病気の診断を受けた友達。Covid-19の最中に出産予定日を迎える友達。親しい人を最近亡くした友達。「祈ってね」と言われて、でも私は宗教を持たない人間なので、「祈ります」というのが何だか後ろめたい。皆の平安と幸せを願っているし、出来ることは何でもしたいと思うのだけれど...だから「アヴェ・マリア」を弾こうと思った。そして弾きながら、ああ、ピアノを弾くことが私の祈りなのかな~、と思った。一生懸命「祈り」ました。

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コロナ日記69:マインドフルネスとマインドワンダリング

音楽の治癒効果にはマインドフルネスとマインドワンダリングの両方があるのではないか、と思っています。音楽の聴覚体験を時間をかけて追うことによって、その言葉を超えた時空の実感を愛でるというマインドフルネスの側面。そしてもう一方で集中する対象を抽象的な音楽にする事によって、マインドワンダリングの漠然とした世界に意識を放り込む。

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コロナ日記68:音楽の鎮痛効果と瞑想の意欲効果。

音楽の沈痛の効果は歴史的にもデータ的にも、知れ渡った事実らしい。ローマ人は戦場で負傷戦士たちの鎮痛のために病院に音楽家を配置したそう。1929年の株大暴落の後の世界恐慌の際ルーズベルト大統領が打ち出したニューディールでは音楽家たちが病院・牢屋・孤児院などに送り込まれたそう。では音楽の鎮痛効果のメカニズムは?

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