音楽人生

運動と練習の関係

学期終了してから毎日素晴らしい天気に恵まれ、 ほぼ欠かさず毎日1時間のウォーキングで一日を始めている。 キャンパスの外一周の並木道を早歩きすると、それで大体一時間なのだが、 初めて二日目は自分でもびっくりするほどの筋肉痛に見舞われた。 自分が以下に運動不足であったか。。。 そして毎日散歩を日課にしてから、体調も練習も気分もすこぶる良い。 クラスはすべて終了したが、学期は正式にはまだ終わっておらず、 私も明日提出のオーケストレーションの最終プロジェクトである、 オケ用の作曲にかなり時間を費やしていたし、 まだオーケストラのコンサートや、友達のリサイタルなど、聞きに行く用事もある。 でも、気持ちに余裕があるから、すべてが楽しく、効率よく、うまくいく。 ところで、Newfield Television Broadcasting (Ntb)と言う ロサンジェルスの日本語テレビ放送で 4月9日のLAでの日本義捐金チャリティーコンサートの後半の様子が放映されました。 http://www.soto-ntb.com/program/2011-04-24/ 上のURLの11分8秒のところから22分00秒のところまでがそれです。 ごらんになってください。 私はベートーヴェンの月の光とゴールドベルグ変奏曲のアリアを弾いているところと、 11,492ドルと言う予想をはるかに上回る義捐金が集まってすごく嬉しくて、 興奮して非常な早口でインタビューに答えているところが出てきています。

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本番前の昼寝、本番翌日の昼寝

本番の日、可能な限り私は心して昼寝をする。 私は朝方人間なので、夜に体調・気力のピークを持ってこようとすると昼寝が必要になる。 昼寝は15分で良い。 本番前の夕食は夕方四時ごろ取る。 その後、ゆったりした気持ちでパジャマに着替えてカーテンを閉めて、寝てしまう。 何故か、私は目覚ましを必要としない人間である。 15分で起きようと思ったら、絶対15分で目が覚める。 特に本番前は一分と狂わない。 やはり神経が研ぎ澄まされているのだと思う。 その後、シャワーを浴び、身支度をして、会場に向かう。 翌日は大抵放心状態である。 本番後の脱力感と言うのは、中々例えようの無い物である。 本番直後は興奮していて、仲間とのおしゃべり、反省会などで盛り上がる場合が多い。 帰宅は遅くなるし、その後就寝の前も気を静める時間が必要になり、就寝はかなり遅くなる。 寝不足もあるし、解放感、喪失感、こもごもで翌日は大抵抜け殻状態である。 昼寝はする時も、しない時もあるが、今日は午後のクラス中ノビタ君状態の自分を発見、 クラス後、練習の予定を撤回し、帰宅して昼寝した。 久しぶりに1時間昼寝してしまった。 昨日の本番はDCに向けての準備の本番で、これからまだまだリハーサルが続く。 それからまだまだ宿題、締め切りが大量にある。 気持ち新たに、頑張る。 ちなみに昨日の本番はお陰さまで盛況の内に終了。 まだまだ課題は多く残すものの、多くの仲間、そして教授たちに出席して頂き、楽しい演奏会でした。

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真夜中までリハーサル。

ライスの音楽学部では学部生は卒業までに二回、修士は一回、そして博士号は卒業までに五回の演奏が義務付けられている。そして本番が在るからには、本番前に音響や楽器、照明などのチェックを行うリハーサルもある。その他外部からホールを借りて行われるイベントもあるし、ホールは公開レッスンや、時には客演講義にも使われる。必修でない、自主演奏会もあるし、室内楽演奏はこれまた自主、そして必修で色々在る。と、言う訳でどんな音楽学校でもそうなのだけれど、学校の演奏会場と言うのはいつも予定がぎっしり入っている。と、言う訳で本番前の会場でのリハーサルは時として非常な時間に行われる。昨日は夜の10時から真夜中までリハーサルをした。 この事は何度かブログにももう書いたのだけれど、ライスの音楽学部は5人の博士課程の生徒を選び、国会図書館へ送り込む、と言うプロジェクトを去年に引き続き、今年も実地している。私たちは去年の12月まず、国会図書館一般と、特に音楽部門のコレクションについて学び、実際にリサーチをする、と言う事を5日間に渡ってした。そしてこのリサーチと図書館について学んだ経験を活かせる室内楽のプログラムを相談して決定し、来る3月の4日と5日に国会図書館のクーリッジ演奏会場で演奏するのである。ワシントンに実際に向かう前に学校でまずお披露目コンサートが来る火曜日に在る。その為の通し稽古が昨日の夜10時から12時までだったわけだ。 昨日の私のスケジュールはこんな。 朝眠れる限り寝坊して、野菜たっぷりの健康朝食。 9時半から11時まで図書館で勉強 11時から2時まで練習。 2時から4時半までオーケストラのリハーサル(ルートトラスキーと言うポーランド系作曲家の「オーケストラの為のコンチェルト」と言う曲でピアノ・パートを担当。素晴らしい曲だが、中々難しい)。 4時半から同じく国会図書館のプロジェクト・チームに参加している他の子と、夕飯を食べながら今後の対策(リハーサル、現地でのリハーサルの場所の確保、など)について検討会。 練習 10時から真夜中 リハーサル。 今日は久しぶりにコーヒーの威力に頼らなければ予定をこなせないかも。

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元気なわけは・・・?

朝から晩まで張り切っています。 昨日は9時25分から最初のクラス、10分の休憩を経てもう一つクラス。 正午の後は、買い物などの雑用を済ませ、家でランチを作り、食べ、メールチェック。 その後ジムで運動して午後の半ばから10時までずっと練習しました。 昨日は全ての時間を無駄にせずに過ごすことが出来ました。 なぜエネルギーが持続したのかな? 案1)ランチ休みをしっかりとり、お昼を健康的に大量に食べたのが良かった。 案2)ランチの後にちょっと頑張って運動して汗かいたのが良かった。 案3)朝を普段よりちょっとゆっくりした(お茶づけも食べたし) これらを参考に、これからもこう言う日を多く持ちたい!と思います。

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休憩の大切さ。

Riceに来てから、Mind/Bodyのクラスや、ヴィオラ専攻だけど神経心理学を学んでいる人とお友達になって、色々それ系の事を学ぶ機会多くなった。音楽家が演奏している時、作曲している時、音楽を聴いている時など、脳のMRIなどによって脳のどの部分が活性化しているか見る事によって、音楽家の脳みそが一般の人の脳みそとは少し違っている事がこの頃注目を浴びている様だ。その他、音楽が一般人・音楽家関わらずに、神経や脳や、生態系一般に及ぼす影響と言うのも盛んに行われているらしい。 この間ちょっと耳にはさんだ事には色々考えさせられた。 Mind/Bodyのクラスでフェルデンクライス(http://www.feldenkrais.jp/what.html)の先生で、踊り子や音楽家の為の栄養、休息、効果的な練習法、などについて多くの研究を行っている人がいかに休憩と言うのが学習の過程で大切か、と言う話をしていた時だ。 「一般の人にハイドンの交響曲を聞かせ、その脳の活動を観察したところ、休符の所で一番活性化することが分かりました。休符でそれまでの全体像を総括したり、今までの復習をしたり、自分の記憶を整理したりしているんです。会話でも同じですよね。息継ぎとか抑揚が在るからお互い理解できるのであって、いつも一つのテンポでずーっと言葉を羅列したらとても分かりにくくなりますよね。休符は一瞬、長くても一、二秒の話ですが、休憩が必要、と言うのは何に関しても言える事なんですよ。運動でも、記憶でも、学習でも。眠れるだけ、寝てください。睡眠は7時間半以上が効果的です。昼寝も多いに結構。ただし一日の早い時間に、20分以下に抑えて。練習中の小刻みな休憩を必要な物、と理解して下さい。時には練習をしない、と言う行為の方がより効果的な学習法である事が在るんです。」 今日は冬時間に突入。昨日の真夜中に一時間加算されました。今はよる10時ですが、これは昨日の11時だったのです。これから早寝早起き、そして健康で充実した休息をもっと心がけるべく、今夜は早寝してみようと思います。

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