タングルウッド一日目。

タングルウッドの招待研修生は毎年約150人(オケの楽器全て+ピアノ+指揮+作曲+声楽)。その大半がMiss Hall’s と言う寮付きのエリート女子高校のキャンパスに泊まる。去年初めて来た時は、思っていたよりずっと素敵な所でびっくりした。広々とした芝生が広がり、サッカー場、テニス・コート、かなり大きな池まで在って、中庭には花が咲き乱れてベンチが点在している。ステージ付きの多目的集会場にはシャンデリアがぶら下がっているし、食堂は大きな飾り窓に囲まれて、とても気持ちが良いしメニューも肉、魚、菜食のメイン・ディッシュと副菜として温野菜、サラダ・バーが付き、さらにデザートが在って朝食、夕食と食べ放題。居間にはロッキング・チェアと大きなソファがいくつも点在し、暖炉まで在る。遊戯部屋にはビリヤード・テーブル、大きなテレビ、その他様々なゲーム・ボードが在る。二つだけ難点は、シャワー・トイレが共同だと言う事と、タングルウッド・キャンパス(演奏会、リハーサル、コーチングや講義・クラスが在るところ)から遠い(車で20分弱)事だが、この寮について文句を言う研修生は少ない。 (Miss Hall’sのHPはこちら; http://www.misshalls.org/podium/default.aspx?t=115332) 去年は私は二人部屋で、韓国人の作曲家とルーム・シェアをした。それはそれで素晴らしい経験だった。彼女とはとても親しく成って、タングルウッド終了後もNYから5時間電車に乗って二泊遊びに行ったりしたし、タングルウッド中も彼女のおかげで作曲家の為のクラスを聴講したり、演奏家と作曲家と言う立場から色々議論し合ったり、彼女のおかげで去年のタングルウッドは私にとってより良い者になったと思う。でも、今年、一人部屋をあてがわれた時はやはりとっても嬉しかった。しかも、非常に眺めの良い、窓がつたに囲われた本当に洒落た部屋なのだ。去年はいつもブログを書くのがルームメート就寝後になってしまい、ルームメートに気を使って廊下にしゃがんで書いていた。昼寝の時間もルームメートのスケジュールと照らし合わせて、二人で考える。今年は自分の好きな時にブログが書けるし、昼寝もできるし、それに秋から始まる博士課程の勉強に備えて、色々この夏はお勉強をしようと思うのです!一人部屋、嬉しい!!! タングルウッドは一年目で特に気に行った研修生を二年目、オーディション無しで招待する。その「二年生」はちょっと特権が在って、例えばタングルウッド中に演奏する為に振り分けられる曲に在る程度希望が出せるし、それから一人部屋数に限りが在るので2年生に優先的にあてがわれる。嬉しいい!!

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